ポンコツ女の大行進

いにしえの若手俳優ヲタクの昔話

唐突映画レビュー/劇場版 TOKYO MER~走る緊急救命室~

久しぶりになりますがいつも通り軽いネタバレは含みます。
まぁこの作品にいたってはもう予告が全部ネタバレですが。

わたしの大好きなドラマ。海猿。コードブルー。
そりゃMERも好きに決まっているやつ。
平成の少女漫画に出てくるような絵に描いたような本当は優しいツンデレ男が好きなわたしにとって音羽尚は恋つづの天堂先生(佐藤健)以来のドツボキャラ。
もう、好きしかない。

まぁ音羽先生の事は置いといて、観てきました劇場版。
劇場版の舞台になったランドマークエリアが比較的自宅から近く、劇場版の情報が全く入っていなかった去年のある日、あのあたりをチャリで爆走していたらまさしく事故後の避難シーンであのあたりの道が封鎖されてて。
(わたしが通った時は既に撤収中みたいだったみたいで1mmも出演者は見れなかったけど)
その後劇場版の舞台がランドマークタワーだと知って、本当にずっと楽しみにしていた。

どうせ全員助かる事なんて観る前からわかってる事で。
どのタイミングで誰が助けにくるかなんて、ドラマを観てた人たちは全員わかってて。(そして毎回千住さん抱いて勢、音羽先生結婚して勢が大量発生)
でもそう言う事はもういっそこの作品においてはどうでも良い。
誰でも予想出来る『予想だにしないアクシデント』を予定調和に解決していくだけで、こんなに胸が熱くなって、こんなに涙が出てくるのがすごい。

わたしは本当に海猿が学生の頃から大好きで、ドラマから劇場版まで何度も観てやっぱりわかりきってる展開に何度も涙したんだけど、すごく似てるよね。
陸上版海猿
たまたま現場に自分の大切な人が居合わせる~
その人に告白している時間あるなら1秒でも早く脱出した方がいい~

コスモワールド隣にあるイオンシネマみなとみらいで観たんだけど
事故現場の目の前の映画館で観るこの作品の臨場感。
映画が終わって外に出るとさっき爆発されたランドマークタワーが無傷にたたずんでいてホッとした。

応援上映があったら一番盛り上がりそうよね。
「死者は…ゼロです!!」って聞いて皆で立ち上がって抱き合いたいよね。
とか言ってたんだけど応援上映決まったらしい!
「劇場版 TOKYO MER」2023年公開の実写No.1ヒット、発声可能応援上映も決定(映画ナタリー) - Yahoo!ニュース

 

みなとみらいの商業施設ではMERとのコラボイベントが沢山やっていて、スト担の友達が観に来ると言うので(映画まだ観てないらしいが)GW中は一緒に展示を回ってもらった。
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映画観た翌週、爆破されたタワーの展望台にのぼるスリリングな遊び。
爆破されなくてよかった。

元々ビル風やばいエリアなのにこの日驚くほど風が強くて、MERカーの展示のところで本当に飛ばされるかと思った。
息子のベビーカーが風で煽られて倒れかけて必死に守ってたんだけど、駆け寄って助けてくれたスタッフさんがMERのウエア来ててMERに助けてもらった…!ってなった。

 

なかなか映画観る機会もなくなっちゃったけど、終わる前に東リベ観たい。
思いのほかMERがヒットしていてちょっと存在感薄めになっちゃってるので1作目ほど長く公開しなそうだからそわそわしてる。そろそろ終わる…?

Hello2023

何もしてないのに2023年になってしまった。
今年こそは色んな記事を書きたいって毎年言ってる気がするけど、エントリー数見たら2020年13本、2021年2本、2022年2本。有言不実行で3年目を迎えます。
わたし自身読者登録してる人のブログ覗く機会があんまりなくなってしまったんだけど皆そろそろはてブロと言う世界に飽きてきたところよね。
そんな中で読まないから、更新しないからってわざわざ読者登録解除するような手間かける必要もないしって登録したままでいてくださる方、どうもありがとう。

振り返りも必要ないくらい本当に何もしなかったなぁ。
今年丸1年、主婦と母と会社員を同時にやっていたのだけど、どれも心底向いてないなぁって落ち込む日しかなかった。
まー主婦業はサボっても誰が死ぬ訳でもないから毎日おもちゃ箱ひっくり返したLDKで在宅勤務してどうにか乗り切ったのだけど、母業は相変わらず会社員との両立が本当に難しく。
昨今何かにつけてライフワークバランスって言うけど、わたしが「家庭と仕事の両立」を実現するには夫とのチームワークは勿論の事、どこかに絶対「チームメンバーの犠牲」が伴っていて。
私が仕事を休んだり早退したりする事で私の業務がそこで消え去る訳ではないから、結局誰か代わりにやってくれる人が必要で、その人のライフワークバランスをわたしは壊してしまう事になるのだと思うと本当に迷惑だなって思った。
そんな事考えたら冬になって、寒さやら気圧やらで体調もメンタルもやられ、子供関係なく健全に仕事が出来なくなってしまったのだけど。
周りのチームや後輩で育休中の子が何人かいて、その子たちが明るい気持ちで戻ってきてもらえるといいな、ちゃんと両立出来る仕事だよって見せてあげたいなと思ってこの1年頑張ってきたのだけど、全然両立出来てないし、何なら皆復帰せずに二人目出来て連続産休に入ってしまって、結局わたしはあの大勢いるセクションの中でまだ独りぼっち。
今のチームは付き合い長い人も多いし、今の私のスキルや家庭の状況もすごく理解してくれるから嫌な気分になった事は一度もないんだけど、私が逆の立場だったら本当にお荷物だなって思う。今の私。それが勝手に辛いね。しょーもな。

そんな中でも少しずつ息子を夫に任せて外出が出来るようになってきて、
長年専業主婦だった母には「わたしが夜の外出を許されたのはあんたたちが小学校高学年になってからだった」って散々言われたけど、2022年は息子が生まれてから初めて息子を置いての外泊も出来た。

ゆるーくこの子たちのファンミとかライブに行ったよ。
全然お金使ってないから追ってるとは言わないけど。都内だったけど夜公演からの帰宅がめんどくさ過ぎて贅沢にホテル泊してスーパー楽しかった。
メディア露出とかを全部くまなくチェックして、金積んでヨントンして、推しかぶりと札束で殴り合うようなヲタクの仕方はもう出来ないけど、本当にヲタクやる以外の趣味がないから数カ月に1回こういうの行けるだけでも心持ちは違うかなって思う。

この子たちのライブを抜いたら2022年観た舞台劇プレ17回公演「Have a good time?」1本だけだった…1本…やば…。
(今mixi見たら10年前の2012年はイベントと舞台全部合わせて90本くらい観てた。フリーターの分際で逆にすごい。尊敬する過去のわたし。)
長年私の好きな顔の男ランキング第一位の山本裕典が客演で出てて、なぜか劇プレの作品の上と言う不思議な状況だったけど、人生で初めて山本裕典を生で観れて超絶幸せでした。
でも好きな顔ランキング1位は最近鈴木信之が1位になってきてる。どうでもよ。

映画は

の2本だけしか観れなかったけど、どっちも最高すぎたから満足。本数沢山観るとその分つまんない映画にも当たるからね。
そんな映画にどこがつまんなかったか何癖つけるのも日々の楽しみの1つだったのだけど、今の生活にそれを楽しむ余白がないのでまぁよし。

 

今年は、もう少し自分にお金を使いたいなと思っている。
ここ数年結構頑張って年収も増やしたしヲタクやめたおかげでお金も溜まってきたけど本当に自分にお金を使ってないので、肌とか体のメンテナンスしたり、少し高めの人間ドック行ったり(課金の方向性が老人)色々したいなと思っています!
資格の勉強とかしたいけど無理だろうな。
一応去年は「乳幼児食指導士」の資格講習しました。講習受けたら全員受かるやつだから資格取得とは言えないけど。

そんな感じの2022年でした。
今年も宜しくだよ。

marshmallow-qa.com

さようならパレットタウン大観覧車

今日で営業終了なんだってさ。
TVの一般人のインタビューで、今の奥さんと初デートした場所で…みたいな甘酸っぺえエピソードを語っていたおじさんとかいたけど、わたしにはそんなものはねえ。
わたしの中で青海の思い出はもうドリライ3、ただそれだけだ。

大楽は取れなかったんだけど確か前楽(DVDに収録されてるコニーがなぜか前楽なのに大号泣した回)最前だったんだよね。
わたしのテニス人生の中で初めての最前。
でも最上手だったからめちゃくちゃ舞台見にくいし、目の前にくそでかスピーカーがあって頭が割れる程痛かった記憶しかない。
今冷静に考えると荒木くんの乾って気持ち悪い以外何でもないと思うんだけど、当時わたしは荒木くんが何をしていても寵愛していたので荒木くんが珍妙な動きでデータは嘘をつかないよを歌ってるのをうっとりしながら見ていた気がするよ。

大楽は入れなかったからその間はご飯食べたりゲーセンで遊んだりしてたんだけど、大楽終わった後に何を血迷ったか観覧車から出待ちするって斬新じゃない?てか観覧車ならセーフじゃない?とか意味わからない事を言いながら、「これがほんとの高みの見物www」とかくっそくだらない事をほざきながらZeppに群がる待ち厨たちを上から眺めていた記憶がある。
でも大楽だったしキャスト出てくるの時間かかりすぎて出てくるまでに1周終わっちゃったんだけどね。なんて愚か者。
そんな甘酸っぱいと言うより香ばしい思い出がよみがえるパレットタウンであった。

 

ドリライ3って2006年らしいよ!すごい!!!6年前まで90年代って!すごい!!
3月末開催だったからわたしはドリライ3がJKとして最後の現場だったんだよね。
なんかLJKと大学1年生は1歳しか違わないんだけど若者としての価値は雲泥の差だと思っていて(35歳になった今考えると大学1年生ですら赤ちゃんみたいなものだけど)、JKと言う称号を名乗れなくなるのがすごい寂しかった記憶がある。
この時わたしがつるんでいた(今も仲いいけど)ヲタク友達は大体21歳・22歳のもうちょいで大学卒業するくらいのお姉さんたちで、しょっちゅうその子たちの事を老害といじっていて、当時に戻ったら300回くらい張り倒すと思う。

 

今テニスは何代目なんですか?
そういえば新テニ見に行ったんだよこの前!この前っていつだ?と思って調べたら2月だったわ。半年経ってる。怖い。

またここでテニスの日本むかしばなししたいな。

2022年が始まった(と思ったら半分終わりそう)

↓2022年1月に書いたやつ。↓


2020年秋に息子が生まれ、
2021年は人生で初めて丸1年間『母』だった年だった。
その途中でわたしは俗に言う『ワーママ』になり、保育園に息子を預けながらフルタイムで働く元ヲタクの妙齢女となった。
お金を使う推しもいなければ(※息子は除く)現場に行く事もなく、ただTwitter常駐者なので俳優の誰かが結婚する度に茶々を入れたり新しいドラマが始まったら好き勝手感想を言ったりしている。

仕事は相変わらず忙しい。
よく育児中の世の中の母たちは、仕事の方がよっぽど楽だと言うけれど、今のところ圧倒的に仕事の方が辛い。
息子がいつまで経っても歩けない事に文句を言う人はいないけど、決まった納期を守れなかったら他人にブチギレられるのだ。どうやっても後者のがしんどい。
でも一方で、わたしは医療従事者でも保育士でも何でもないので仕事で失敗して人を死なせてしまう事はない。
でも育児はわたし一人の手で目の前の命が簡単に奪われてしまうのだから、それを比較して皆仕事の方が楽だと言っているのかもしれない。
いつどんな事が起こるかわからないのは1歳を迎えた今でも変わらないけど、生まれたての時のような少し目を離したら息をしてないとか、抱くだけで骨折れそうとかそんな感覚はなくなった。
もう小さな人間と言う感じだ。当たり前だけど。

やっぱりわたしは仕事の方が辛いなと感じる。
幸いうちの会社は例のウイルスの感染状況関係なくリモートOKなので月に2~3回くらいしか出社していない。
その上フルフレックスなので毎月決められた労働時間分だけ働けばそれを何曜日に何時間振ってもOK。
月~金は出社扱いになるには最低1時間は働く必要があるけど、例えば月~木に残業が多かったから金曜日はお昼で終わりにして午後は休んでも有給使わないで済む。
そんな状況だからわたしはあえて時短勤務を使わずに働いている。
労働時間は同じなのに、通勤時間の往復2時間がカットされるだけで2時間家事が出来る。2時間あれば掃除洗濯夕飯準備、大抵の事は出来る。ありがたき。
それは子供がいるからの制度ではなくうちの社員全員の権利なので、特に子供がいる事への配慮はない。
うちの会社の場合、全体的に始業が遅くて終業も遅い人がほとんどだから、わたしは8時半から働けても午前中は大体皆連絡がない。
代わりに18時からとか平気で打ち合わせを入れられるのでわたしは参加出来ない打ち合わせが増える。仕方のない事だ。
今のチームは本当に皆いい人ばかりなのでそれに出られない事を咎められる事は一切ないが、翌日の朝知らん方向に話が進んでいる。仕方のない事だ。

全部仕方ないのだ。そうやって諦められるようになったのはいい事だと思う。
今まではどんなに仕事が行き詰っていても自分のせいだってすごくふさぎ込んでしまう事が多かったけど、最近はもう人間を育てる時間を24時間の中で捻出しなきゃいけないんだから出来ない事があるのは仕方がないって思えるようになった。
もちろんそれを言い訳に適当にやっていい訳ではないけど、「仕事も家庭も全力で!」なんて無理な訳よ。
合計100%しかリソースないんだからその100をどう分けるかしか少なくともわたしは出来ない訳よ。
そこにまた悩んでいたりもするんだけど。
今わたしが働いているのは何の為?円満な家庭を運営する、子供に不自由のない生活を与える、将来子供に迷惑をかけないようにする。
頑張っているのは全部家族や子供の為なはずなのに、保育園から迎えに行って家に帰ってきた後も仕事が残ってて、PCに向かっていると構って欲しい息子が足元からデスクによじ登ってきてキーボードをがしゃがしゃいじりだして、それを『邪魔しないでよ』って言ってしまう事があるけど、どう考えても邪魔なのは息子じゃなくて仕事なのだ。
本末転倒って言葉がばっちりハマるシーンに何度も何度も遭遇しているよ。

それはヲタクごとやってても同じだなぁと思った。
何度も同じ事思ってきたなぁと思った。
ヲタクやる為に働いてるのに『仕事が終わらないから夜公演間に合わない』って意味わかんないよね???
はぁ、人生どんなフェーズにいても生きていくって難しいよね。
色々あるね生きるって。

 

スーパー放置してて、誰も送ってくれてないだろうと思っていたマシュマロにメッセージが案外いただけていたので少しずつ返すね。皆ありがとう。

本当はドルステの命日だったから何か書こうかなと思ってここに来たんだけど、
その前にやるべき事が色々ありました。

ポンコツ女にマシュマロを投げる | マシュマロ

右も左も上も下もリョーマ!

いよいよアクセス数が100/日を切るようになったきた今日この頃
皆様お元気でいらっしゃいますでしょうか。
わたしはいよいよ11月に約400連休を終え、仕事復帰しています。
秋頃はまだ感染者が減らないのでなかなか遠出は出来ませんでしたが
家から徒歩圏内のぴあアリでヒプステやスタライがあったので
観に来ているヲタク仲間に散歩がてら息子と会いに行ったり
とりあえず各方面の状況はちょこちょこ入ってきている感じでした。

さて、ちょっと時間が空いてしまいましたが


これに!行ってきたんだ!!
遠出出来ないし取れないから普通に近所のLVだけどね。

発表されたの結構ギリギリだったけど、行かねばと思った。
わたしがテニミュのヲタクをやっていた事を夫は知っているけど
アニメや原作がめっちゃ好きな訳じゃないのも知っていたから
この舞台挨拶の位置づけ?の説明をするのが難儀だった^^
リョーマ役が?たくさん?いるの?なんで?アニメ映画なのに?ミュージカルの俳優が?なぜ??」みたいになっていたけど
20年弱代替わりが行われている事の説明なんてもはやどうでもよかった。
とりあえず3時間だけ息子を預かっていてくれ。ただそれだけ懇願した。

いやーーー感無量だったね。
おごたんまでしか馴染みがないので前列の赤ちゃんたちの事は
ほとんど知らない状態だったんだけど、こんな上は41歳から下は17歳…
(17歳?!?!わたし輝琉くんの事産める、、怖いよお)
そんな役者たちがリョーマと言うキャラクターで17年繋がってるって本当にすごい。
てか書いてて思ったけど輝琉くんとテニミュ同い年?
いや厳密に言うと輝琉くんは秋生まれでテニスはGW上演だから
ミュージカルテニスの王子様が生まれた時には輝琉くんはまだお腹の中にいたのか??
初代の卒業公演の時だってまだ新生児なんですけど。もうちょっとよくわからない怖い。

この企画の発案者はたしけらしく、
4人くらい来てくれたらいいなぁと思っていたら
連絡を入れた日中にほとんどの子から何とかしますって返事が来たらしい。
さすがたしけ。

演じていた時期は初代から最新まで17年空いているのに、干支一回り以上の時間が経過している中で同じコンテンツの中で同じ役を演じている男子が並んでる。
ほんとにわたし、もちろん1stシーズンは最後まで観てたけどその後はおごたんの代までゆるっと、その後はにちかちゃん公演を1回観たか…?ってレベルなので、こんなにテニミュの亡霊とか言いながら多分全歴史の半分くらいしか追ってなかったのに、それでもなんか世界ふしぎ発見の古代遺跡を巡るみたいな特集を観ているような壮大な気持ちになった。
すごい。テニスって~~~テニスって~~~って感じ。熱い。
わたし、テニミュに出会うまでの人生とテニミュに出会ってからの人生の長さが今年一緒になった。(壮大な年齢バレ)

わたしは原作も新テニは読んでないし、原作より先にアンソロを読んだくらい腐女子始まりなテニス人生で、その後ライトな知識のままミュージカルに入った女なので「テニスの王子様」と言う作品について熱く語る資格はありません。
と言うか言葉を選ばずに言うと「テニスの王子様」にはあんまり興味がなくて。
なので、この映画自体の感想を熱く語る事は出来ないかなと思う。
でも作家の川崎昌平さん(全くテニス知らない、手塚?誰?状態)が、この映画を観てとても元気になった、「リテラシーに依存しない」ってすごいと言っていて、わたしも同じ事を思った。
前作ありきの続編で、その作品の事や今までのあらすじを知らない人を置いてけぼりな作品ってよくあって、勿論前作知っている方が理解に深みは出ると思うけど、リョ!は本当に「キャラとか今までの話とかよくわからんけどすごいし元気になるし嫌な事忘れられた!」って感じで、その感想が浅いとか薄いとか言われようが、エンターテイメントってそれでいいんじゃないと思うので、結論とてもいい映画だと思った。
わたしも「あーよくわからんけど元気になった!桜乃がほぼ初音ミクだった!前評判通り柳生すご!楽しい!明日から頑張ろ!」って気持ちになれた。
あと終始ミイラ姿で終わる乾可哀想すぎるし原作未読だと意味不明すぎてやばい。
あとタイムスリップしたリョーマから電話来て歌いながら手塚に「♫俺は今アメリカにいるのかもしれないしいないのかもしれっなーい♫」みたいな事言ってて手塚が「♫なるほどわかった♫」みたいな掛け合いしててさすがぶっ飛んだ2本柱だなぁと思った。
まぁリテラシーには依存してないかもしれないけど突っ込みどころは満載。わかってた。
原作知ってたって突っ込みどころは満載だけどテニスに意味を求めたら負け。


ちなみに、公開翌週の『王様のブランチ』のMovieランキングでリョ!の映像が流れている時にスタジオのワイプに映っている小関ちゃんの顔がほんとうにいとおしくて、なんか母校の後輩たちの映像を観ているような慈愛に満ち溢れた視線を向けていておばあちゃんはとても胸が熱くなった。
孫よありがとう。

 

そしてリョだらけの舞台挨拶ね。
遠藤さん通来れなかったのは残念だったけど二人ともお手紙で「自分にまだまだだねって言ってあげたい」みたいな事言ってて、リョーマを通った人間は役者人生を歩んでいく中できっと常に「まだまだだね」を心に頑張っているのだなぁと思ったら胸が熱くなった。

まだ観客に媚び諂いが残る前列の若手とどこまでもマイペースな後列のおじさんたちの差が可愛くて愛おしかった。
輝琉くんなんて終始緊張してて落ち着きがなさすぎて一人なのに二人羽織やってるみたいにじたばたしてて超可愛かった。お前はもう孫でもない。ひ孫だ。

あと柳は相変わらず柳だったし、彼なりにあれでもかなーりTPOわきまえてたと思うけどMCがきめるじゃなかったら絶対事故になってたシーン多かったと思う。
柳はたしけともある程度仲いいし、そもそもきめるとたしけがめっちゃ仲いいから二人のフォローで場は和やかだったけど。
でもね、(きめ除けば)最年長だし相変わらず自由だったけどやっぱり顔面は断トツでリョーマくんに似てるんだよね。
顔のきれいさでいったらにちかちゃんとかの方がきれいだしイケメンだとは思うんだけど、リョーマくんに似てるかって観点でいくと多分何代目になっても柳が一番似てると思う。さすが「柳が目の前に現れたからミュージカルテニスの王子様は始まった」と言われし男。
PS.じゃ、風邪引くなよ - ポンコツ女の大行進


わたしの中ではおごたんも大分華奢でキュートだったんだけど劣化が激しくてちょっと悲しくなった…。黒糖まんじゅうみたいになってた…どうしたの…?
わたしの想像しているおごたんはマッチングアプリのプロフィール写真って感じで舞台挨拶に登壇したのは実際待ち合わせに現れた男って感じだった。
きれいな思い出の中でどんどん美化させてるんだよねきっと…だっておごたんはミスターテニミュだもん…

そして我らが高橋龍輝さん。
劣化しておまんじゅうになった訳ではなく元々おまんじゅうみたいなわたしたちの大好きな高橋龍輝さん。
わたしはリョーマとしても役者としても龍輝の事が大好きなので本当に表舞台に戻ってきてくれて嬉しい。「五代目越前リョーマ役の高橋龍輝です」って本人の口から聞けただけで感極まってしまった五代目おばさん。
あまりいい評価を受けてこなかったけど(龍がってより五代目全体だけど)、圧倒的美形のにちか様が龍輝のリョーマくん大好きって言ってくれたのとても嬉しい。
スイングの速さとかちゃんと評価してくれて嬉しい。そうなの。
龍のいいところは顔じゃないから。
まぁでも原作者よりも顔がでかいリョーマくんはマジで抱えたキセキって感じだったけど。
わたしにとって柳は神様枠だけど、それ除くとやっぱり龍ってわたしの中で圧倒的に特別な存在なんだなって並んでると改めて思う。
彼の周りだけ輝いて見えるし、彼を目の前にした時のわたしは気持ちが大学生になっちゃう。
ヲタクする事以外何も人生に面白い事なんてなくて、彼らだけが人生のよりどころだった頃を思い出しちゃう。
あのまま年を重ねていったら絶望的な人生になっていたなと思うけど、寿命を削りながら毎日必死にヲタクやってたあの時期、あれはあれでわたしの一生の中では必要だったんだろうなって、舞台上の高橋龍輝一人を見ただけで自分の半生を思い返したよね。
それくらいわたしの中では大きな存在よ。
お前に初めて背中を見せて歩き出す - ポンコツ女の大行進

 

柳浩太郎高橋龍輝も一度は芸能界から引退して、もうわたしの心の中で永遠に輝いてるよってさようならした存在だけど、なんだかんだこうやって姿を見る事が出来てわたしはとても幸せだ。
わたしのためにもこれからも元気に生きてくれ。

 

とりあえずまだ公開してる所あるみたいだから「もうテニスから離れて何年も経ってるしなぁ…」と悩んでる古のヲタクがいたら是非一度観てほしい映画。
Don't think,Feeeeeeeeeeel!!!って感じだから。

誰か日プの話しようよ

まだ育休中ではあるけどそりゃ毎日バタバタしており、ついこの間産まれたばかりのはずの息子ももう8ヶ月です。

バタバタしてて全然ブログも書けてなくて、久しぶりにアク解なんか見たら全盛期の50分の1くらいのアクセス数になっていて笑った。

それでも見に来てくれる方に感謝。

 

そんなバタバタの中推しもおらず、コロナで冷やかしにいくイベントもなく全くヲタクをやれてなかったんだけど突如日プにハマったよね。

家にいて子供を観ながらも毎週2時間半+未公開の供給がある茶の間コンテンツとして最高すぎる番組。

 

ハマってた人、

良かったらマシュマロで推しと感想とおすすめのケミ()教えてほしいよ!

ポンコツ女にマシュマロを投げる | マシュマロ

推し変しました

と言う盛大な釣りタイトルで恐縮です。
私事ですが、先日第一子となる男の子を出産いたしました。

もの凄くメンヘラなので、出産するまで何があるかわからない、
安定期に入って気軽に「~ご報告~」とかしたって
その後万が一の事があった場合、悲しい~ご報告~を再びしなきゃいけないのは
個人的に耐えられないと思い、
親族とごく一部の友人以外には出産するまで全報告してなかった。
10年以上の付き合いになる一番信頼しているヲタクたちと繋がる垢でさえ、匂わせすらせずに10ヶ月耐えた。
まぁこれでわたしが20代前半だったら浮かれポンチ報告も出来たのだろうけど、もう30代だし、わたしが知らないところで色々な悩みを抱えている友人もいるかもしれない、と思ってSNSにはどこにも書けなかった。
元々どの現場にもほとんど顔を出せてなかったけど、妊娠中は「つらい」「眠い」「気持ち悪い」「断酒しんどい」以外に何も呟く事がありませんでした。

出産予定日が最後の推しと数日違いだったので同じ日に産む事をもくろんでいましたが、まぁそんな都合良くいくはずもなく、何の兆候もなかったのになぜか予定日より1ヶ月も早く世に出てきてしまいまして、何も準備終わってないし、臨月の1ヶ月でやろうと思ってた事、行こうと思ってたとこ、何も出来なかったよね。
臨月味わう事なく終わったわたしの妊婦生活。

コロナのせいで行こうと思っていた今まで皆勤賞だった劇団(こちらスーパーうさぎ帝国)の公演や推しのバーイベが出産直後と重ねってしまったり、コロナ第三波で生まれたら遊びにいくと言ってくれていた子たちとも今はなかなか会う事が出来ず毎日毎日家の中に軟禁状態な上慣れない育児が重なり、息子と同じくらい毎日泣いてばかりですが、なんとか頑張っています。

ここでひたすら妊娠中の話や育児の話をしても場違いかと思い別のブログを作るところまでしたのですが妊娠中も今も勿論そんなのをつらつら書くような時間の余裕もなく、多分しばらくは放置していると思います。
もう少し落ち着いて振り返る余裕が出てきたらお知らせするかもしれないししないかもしれません。
こちらの更新も勿論しばらくは出来ないと思いますが日々新しい事のインプットばかりで頭がおかしくなりそうなので、たまーにアウトプットしに来るかもしれません。

 

まごうことなく息子が生涯の最推しとなりました。
どんな事があっても厨降りは許されません。
わたしと夫の子供なのでまぁもちろんイケメン路線に進むのはなかなか難しいですが、ヲタクの友人たちに推してもらえるよう頑張ります。