ポンコツ女の大行進

いにしえの若手俳優ヲタクの昔話

ここはもう一つの青春/ブリミュを観てきた

新生キャストのヲタクをやってる友達にチケットを譲ってもらったので、ブリミュを観てきた。
ちなみにあまりのレベルの高さに絶賛の声が止まないテニミュは今の所観に行く予定はない。相変わらず、今のテニミュを観に行く事が怖いのだ。きっと行ったらめちゃくちゃ高まるんだろうけど、これ以上楽しくて大好きだったわたしのミュージカルテニスの王子様の思い出をアップデートするのも怖いし、何より観に行って万が一あの頃みたいに何かが弾けてハマってしまうのも怖い。
2ndシーズンで大人しくしてた古の1stテニモンが3rdになって皆蘇ってて本当に恐ろしい……危険ドラッグ……

法月一護とサトミキルキアのブリミュは観に行ってない。わたしの記憶は元祖のブリミュで止まってる。ブリミュにシーズンと言う概念はないけど、最後までキャストが変わることがなく同一キャストによって最後まで演じ抜かれた。言うなれば全員が小越勇輝って事だ。

元祖ブリミュは、テニミュの代替わりを受け入れられない初代厨の墓場みたいな場所だった。BLEACH原作を知らなくても、テニスから離れども二次元を演じてる初代青学が観たくて初代厨たちが通ってたイメージ。

わたしも例外ではなく、違う作品で初代の共演がまだ観れるんだ!って原作を然程把握してない状態で観に行った気がする。ただわたしは初代が好きだっただけで特定のキャストのヲタクでもなかったし原作も舞台の予習で読んだけどそこまでハマれなかったし、舞台も途中で離脱したけど。初代の頃仲良くしてくれてたお姉さんたちは元々ジャンプ読者だったし何よりわたしの100倍初代の事を愛してたので結局ノークラまで通ってた。

全員が若い訳でも無名な訳でもないし、男子キャストだけでもないし、テニミュで成立している「まだ手垢の付く前の若手俳優たちが未熟ながらもお互い切磋琢磨しながら成長していく」と言う2.5次元における成功プランとはアプローチの方向が全く違くて、若手もいればベテランもいるし、女の子も沢山いる。テニミュと同じ2.5次元創成期の代表作なのに、観てる時客席でわたしが抱く感情は全くテニミュのそれとは違っていて不思議だった。

カンパニーの仲の良さも観ていてすごい微笑ましくて、DVD収録もバクステも最っ高に皆可愛い。
同世代の男の子がキャッキャしてるのとはまた違って、パワーバランスがしっかり見えてて、可愛がる人と可愛がられる人がはっきり分かれてるところがよかった。バクステで座長が女性キャストに向かって「おっぱいに目がいっちゃうう><」なんて言い出すのブリミュくらいだと思う。
高校生の頃からテニミュばっか観ていて、キラキラミュージカルに女子なんて不要!男子だけでも十分!って思ってたのに、女の子がいる舞台ってこんなに華があるものなんだって気付かせてくれたのがブリミュかもしれない。

BLEACHは少年漫画だけど、少女漫画を読んでる時のときめきというか布団の上でごろんごろんしたくなる気持ちになる。サトミキとルキアと達也の一護、栄治さんの恋次のモヤモヤした三角関係もたまらなく可愛かったし、永やんのシロちゃんからの想いに全く気付かない無邪気な来未ちゃんの雛森も最高だった。

そう。来未ちゃんが最高に可愛いのだ。当時はひたすら俺の来未子を連呼しまくってたよ。本当に可愛いのだ。歌もうまいし。新しい雛森を迎え入れるのが初めてでちょっと心配だけど、後任はあの天才子役美山加恋ちゃん。お芝居は申し分ない事だろうけど、お歌はどうなのかな……

もちろん好みはあるだろうけど、わたしは2.5次元ミュージカルの中で一番ブリミュの楽曲が好きだ。
10年以上もテニミュ厨を名乗っていて申し訳ないけど、楽曲だけで言ったらブリミュのが好きだ。(テニスはもう、曲を聴くと心が躍って鳥肌が立つと体に刷り込まれてるんだけどね)
戦いソングあり、ギャグソングあり、シリアスバラードあり、恋愛ソングありとバラエティに富んでて緩急のあるセトリが素晴らしい。
中でもやっぱり今回のリメイクのサブタイトルにもなってる「ここはもう一つの地上」はもう2.5次元を愛する者には絶対に聞いてほしいくらい大好き。紹介ソング、言うなればこれが青学レギュラー陣なのだ!って事だけど、その公演の出演キャラクターに合わせてパートが追加されたり消えたり適宜カスタマイズをして毎公演歌い継がれてきた曲。わたしはパリピという類の人間の気持ちがあまりわからないヲタクという類の人間だけど、テンションがブチ上がるってこういう気分なんだろうなぁと思う。

カラオケで1人で声色を変えて全員分歌うと言う遊びはもう何年飽きずに続けている事だろう。剣八パート低すぎて声でないあるある。わたしはキャストのヲタクでも原作厨でもないよくわからない立場で、観劇日を楽しみに待っていた。

と、ここまでは観る前に書いた。で、観てきた。ブリミュ好きのフォロワーさんが観劇後に何も呟かないから駄目だったのかと思ったら、「ブリミュすぎて『ブリミュだ』以外の感想が出てこない」って言っていた。
元祖を愛してる人にそう言われるのってすごく誇らしい事だと思うんだけど、本当にそれしか出てこなかった。わたしも終演後、すごかった!!泣いた!!!をひたすら呟く事しか出来なくなった。
テニスは何度も焼き直してるから適宜きちんとリニューアルをして新しいものとして見せてくれるけど、ブリミュは完全再現をする事によってファンへの愛を誓うスタイルで、新曲もアンコール曲一曲のみ(間違いだったらすみません)であとは全部既存曲だった。涙が止まらなかった。
10年近く前に夢中になったコンテンツを丸ごと2016年に持ってきてくれた制作スタッフとそれを演じてくれたキャストの努力と信念に大きな感謝の意を述べたくなった。

 

元祖以外わたしは認めません!!って頑なに言ってる人たちも、達也本人にこんな事言われたらじゃぁ許してやろうかなって気分になっちゃうよね。大好きだった先代が客席で泣いたって言ってる作品を拒否ってる自分がちょっと悲しくなるよね。

達也のツイートでもあったように、今回のリメイクは先代のTHE ALLをベースに作られてる。THE ALLは、全部で3作やったシリーズを3時間弱で一つにまとめて完結させる、要するに「忙しい人のブリミュ」だ。不動峰と山吹ルドルフと氷帝を一緒にやっちゃう的なあれだ。
当時もものすごく急ぎ足で、原作を読んでから観る事が前提で作られた内容に批判も多かった気がするけどそこはやっぱりそのままで、原作を然程読み込んでないわたしには何が起こってるかよくわからないところもあった。
なのでわたしが絶賛しているのは比較対象が原作じゃなくて先代のブリミュだ。漫画原作を舞台化する2.5次元としての見方をすると昔も今もそんなに評価されるべきではないのかもしれないけどそこはご了承いただきたく。
Twitterで検索すると大半がいい意見だったけど、やっぱり一定数否定的な声もあった。でもその意見を見てみると展開が早すぎるとか好きなシーンが削られたとかそういう意見で、先代のTHE ALLを焼き直してると言う点から言えば個人的にはもう100点満点に近いんじゃないかと。
本当にそのままなところが多くて、そりゃ当事者の達也は泣けるだろうなって思った。そのまま上演する事って、じゃーやる意味あるのって思ったり、元祖キャストが好きだった人はこれは彼らのモノなのにって思う事もあるのかな…わからないけども。 

わたしは誰と同じ意見を共有していいのかわからないけど元祖カンパニーで上演された内容と楽曲のヲタクだからむやみやたらに改変されてなかった事がすごく嬉しかった。今公演が発表された時、先代キャスト大好きだから次出てきた人許せるのかな!って不安だったけどキャラショット見たら全然違和感がなくてすんなり受け入れられて(馬場くんと塩ぺろには笑ったけど)、実際舞台の上で観ても本当に皆違和感なくて感動した。別にお芝居の方向性を先代とマネてるって感じはしなかったけどなんか全員すっごいよかった。歌が上手いキャストの後任は歌が上手くて下手なキャストの後任は下手なところまで踏襲しなくてもいいよって思ったけど。笑

●一護
達也も相当なわんわんだったけどそれ以上にわんわんだった。語尾の言葉の投げ方とかそっくりだった。達也よりは何言ってるか台詞聞き取れたけどお芝居はまだ若手だなーって感じた。ドリ5で活動してる時ってあまり歌唱力問われないけど歌はそんなに得意ではないのかな?笑 ときかく細すぎて……可愛いのは別にいいんだけど誰と対峙してもちょっと弱そう。なんか公演重ねて成長過程を見たいなーと思わせてくれる子だったなぁ。達也も最初はお芝居やアクションもまだまだだったし。

ルキア
サトミキは顔もお芝居も歌声もすごい個性的だし、でもそれが物凄いクセになるって言うかブリミュに対しての中毒性を生んでた気がしたから一番心配だった。物語でも歌唱パートでも核となる人物だと思うし、ルキアが滑ったら他がよくてもバランス崩れると思ってたから。でもね、かいちーめっっっっちゃよかった!!!先に見た友達に「ほぼサトミキだよ」って言われてたけど本当に二代目ルキアってより二代目サトミキだった。お芝居も上手いし声も通るし目つきがサトミキだしとってもよかった。先代に似てるからいいと言う考え方はあまりよくないと思ってるけど、サトミキだったとしか言いようがなかった。今回の素敵なブリミュリバイバルはかいちーの存在をもって実現されたと思ってる。ギンと崩された覚悟のシーンがとにかく鳥肌もので、わたしの大好きはまだ生きてた。本当に嬉しかった。

恋次
彼の事はドルステでしか見た事なくて、すごい可愛い印象しかないからなぜ恋次に選ばれたか謎だったし、出演が決まって恋次って聞いた時はびびった。あの子は恋次を出来るのかなって。
結果とてもよかったけど。加齢臭のしない恋次。達也と栄治さんの時は一護と恋次が対峙してても恋次の方が格段にお兄ちゃんに見えたけど、今回の2人だとなんかぐりとぐらとかチップとデールがきゃっきゃしてる感じだったね。あまりに崎山くんが演じる恋次が思春期すぎて、一護とルキア恋次の三角関係がマジで別冊マーガレットって雰囲気で観ててすごい照れくさくなった。どっちでもいいからさっさと告っちゃえよお!!!と言いたくなった。

雛森
もう可愛すぎて花丸あげちゃう。サンリオピューロランドに釣れってって「かれん」って言うオリジナルのネームプレートを作ってあげたくなる可愛さ。ただの子役だった加恋ちゃんがもう立派な女優だった・・・・。
素晴らしかった・・・わたしは来未ちゃん信者すぎていくら可愛い加恋ちゃんと言えどもそんな簡単には来未ちゃんの後任として認める訳にはいかん!!!!って思ってたのに、もう出てきた瞬間虜だった。
原作だと雛森見てても特になにも感じないんだけどブリミュの雛森は本当に可愛すぎて連れ去りたくなる。必要のないはぶらしを部屋まで持ってきてと頼みたくなる。「はぶらし持ってきました愛染隊長」って言われたい。
来未ちゃんの雛森は可愛いけどあまりか弱い感じはしなったけど、加恋ちゃんはなんかもう「か弱い」の擬人化という感じだった。息を吹きかけていったら飛んでいってしまいそうだった。それは愛染やってた馬場くんも一緒だけど。
芝居は申し分なかったんだけどテレビ畑の子だから声量はちょっと足りななかったかな。来未ちゃんほどドスの聞いた「お前がぁあああああ!!!!!」は必要ないけどね。ブリーディングムーン歌う時、ただでさえ女性陣の方が人数少ないのに皆あんまり声量ないからかいちー一人で大変そうだった。
でもまぁ加恋ちゃんの雛森最高。馬場くんそこ代わって。

●愛染
馬場くんだった。もう愛染隊長と言うより馬場くん。
彼が芝居が下手とかそういう事ではなくて、馬場くんと過ごした時間があまりにも長すぎて何を演じてても割と馬場くん以外には見えなくなってしまった。初代が終わった時「愛染ってとりあえずテニスの手塚役順番にキャスティングすればよくねw」って言ってたくらいなのでなんの違和感もなかったけどね。
低音のやわらかい歌声は相変わらず心地いいけど普段の喋り方と違いすぎてやっぱりちょっと喋りにくそう。とりあえずかっこよかったよ馬場くん。

●一角
違和感仕事しろってこういう時に使うんだろうね。他のジャッカル役とか銀さん役はテニス卒業したら毛がある役が回ってきてるのになんで塩田だけ卒業しても毛が生えた役なかなかやらせてもらえないんだろ?ハゲ専属?いやもうとにかくものすごい似合ってたからいいけどさ。一生やってろと思ったよ。

全員分書いてたらキリないし5000字を越えたのでこのあたりにしておくけど、今回はものすごく質の良いリニューアルだったと思った。他の初代厨がなんて言ってるか知らないけど、旧キャスでのブリミュが大好きなわたしでも観た後にものすごい満足感と幸福感が体から溢れたし、キャスト目当てで初めてブリミュを観た人も自分の推しが可愛くてかっこよくて素敵な楽曲たくさん聞けて満足だったと思うし、色んな方向のヲタクを黙らせられる素晴らしい舞台だったと思う。

原作や先代を大切にしていて、金儲けの為ではない情熱溢れた2.5次元舞台を作ろうとしてくれる制作・キャストは無条件で応援したくなる。
今回もトレ缶バッジこそあったみたいだけど、あくまでアニメミュージカル創世記に生まれた2.5の代表作品の力と情熱を2.5で溢れかえってる昨今に見せつけてくれた感じがしていてわたしはとても感動しました。人間って本当に感動すると「よかった」「すごかった」「やばかった」しか言えなくなるんだね。

今回のブリミュは本当にすごくよかったです。
今回のメンバーで卍解ショーやってくれ。聞きたい曲たくさんありすぎるよ。変わらない気持ちとか聞きたいよ。ベンガラ格子もサヨナラグッバイも聞きたいよ。もれなく土屋さんの顔が浮かぶけどね。

唐突映画レビュー/青空エール

そこそこ忙しいけど相変わらずそこそこ映画は観てるんです。
相変わらず少女漫画原作メインのラインで。邦画オンリーで。
4月に引っ越しをしてから10年近く通ったコスパのいいポイント制度のあるMOVIXには行けなくなってしまったけど、今はチャリ圏内にイオンシネマとTジョイ系列の映画館が2つあって実家にいた時よりさらに手軽に映画が楽しめるようになって嬉しい。
0時スタートとかの超超レイトショー(ミッドナイトショーだっけ?)があるのはすごい嬉しいんだけど、場所柄カップル率がすげー高い。
隣には結婚式場。金曜22時。寝間着みたいなかっこで一人映画。
別にいいんだもん映画好きだから!!!!

ちょこちょこ書いてた唐突映画レビューシリーズ、全然書けてない。
暇になったら書こうと思って数か月経ってどんどん溜まっていくので、長文じゃなくても記録残しておきたいなぁと思ってます。

先週はシン・ゴジラを観たんだけどね。
『シン・ゴジラ』あたまのわるい感想 - かんそう
↑現場からは以上ですって感じなのでとりあえずこの方の感想読んで。

今日は青空エールを観てきました。


いやーーーーーもう、年甲斐も泣くアホのように泣いた。
レイトだったから客がわたしとヤンキーっぽいカップルしかいなかったんだけどあんなでかい映画館でなぜか取った席が同じレスで、数席空けて並ぶわたしとヤンキーカップル。映画始まっておしゃべりするだけして爆睡するカップル。
隣で号泣するババァ。起きたカップルドン引き。地獄絵図でした。

わたしは割と感情移入して泣くタイプだけど、今回の映画のように高校時代に同じ高校の男子を好きになった事もないし、血反吐吐く思いをするような部活で汗と涙にまみれた青春を送った事もない。だから映画の中の彼らに対しては全然感情移入出来なかった。
高校生が主人公の映画見ると「あの頃に戻りてえええ」って思うけど、青空見ててもわたしには戻れる青春がないのであった(・・・)。
それでも、大人の事情が透けて見えない、純粋でまっすぐで、原作あるなし関係なく良質な青春映画になってた気がする。
まぁスポーツ青春恋愛映画としては全部割と使い古された展開で、ネタバレするまでもなく王道中の王道な展開で進むから多分立派な大人はこのパターンもう散々観たよって感じるかもしれない。でもちゃんと感動出来てストンって話が体の中に落ちてきたのを感じて、わたしはまだまだ心は若者だなぁと安心した。笑

わたしがずっとこじらせまくった青春時代を過ごしたから(今もこじらせたババァ時代を爆走中だけど)原作を読んでても主人公2人にはすごくイライラするし、実在したら絶対仲良くなれねぇな!って思ってたんだけど、つばさと大介を演じた土屋太鳳ちゃんと竹内涼真くんのあまりの邪気のない真っ直ぐな目つきを見たらもうイライラとか言ってるの申し訳なくなってくる・・・・何なのあの二人。子犬なの??
脇の出演者が割と皆お芝居うまいからそれに比べると二人のお芝居ってさほど上手くないと言うか、演技力でグッと来る感じではない。それでも、もう、劇中のつばさと大介を見てると「お前ら幸せになるよ!!これでデートでもしろ!!美味しいモン食え!!」ってお金をあげたくなる。まぶしすぎる。怖い。
配役発表された時は全然ピンとこなかったけどあの垢ぬけてないちょっとモヤモヤした感じが初々しくてとっても良かった。ひたすら影から眺めてたい。 水島くんは、マジで原作だと美少年だから葉山くんが演じると聞いた時のわたしの絶望感は半端なかったけどお芝居はとっても素敵だった・・・かっこよかった・・・世間的に見たら彼はイケメンじゃないかもしれないけど、わたしはとても好きだよ。

水島くんは原作でもとってもいいシーンがたくさんあって残念ながら沢山削られてしまったけど、それでも残されたシーンはマジで水島いい奴ってなるシーンばかりでもうわたしは大介より断然水島くん派。水島くんと付き合いたい。
つばさと水島くんの3年間に渡る友情物語は2時間の映画じゃそりゃ語りつくせないんだけど、最後の大会メンバーにつばさが選ばれた時の水島くんの口角を見れただけでもうわが人生一片の悔いなしだった。
でもやっぱりわたしはまれがとっても好きだったので、太鳳ちゃんと葉山くんが喋ってても姉弟にしか見えないんだよなぁ。まれを観る前にこの作品観たかったよ。
あと二人が並んでるのを見て愛しのふみかすを思い出したし例の高畑なんとか容疑者の事をちょっと思い出してしまったよね。

演技力としては志田未来ちゃんがダントツ飛びぬけて上手かった。迫真の演技すぎて逆に浮いてた。でもなんか未来ちゃんが演じる森先輩ちょいちょい昭和のレディースっぽかった。一生ついていこうと思った。
小島藤子ちゃんもよかったしのだめやってた上野樹里ちゃんが今度吹奏楽部の顧問役で出てるって言うのもなんだか感慨深くてよかった。

そして一応若手俳優界隈を好き勝手語るブログと謳っているので触れておくと、堀田新太はすげーいい仕事してた。原作でもいいやつだったけど城戸くんってこんなにときめきキャラだったっけ?って感じだった。
メガネでお調子者で包容力のあるキャッチャーって最高じゃね?キャッチャーとバンドのドラムはデブって言うのが通例じゃないの?最近キャッチャーもドラマーもデブいなすぎるよ!!!!
もうさ、腐の女子の皆さんはお察しの通りいつの時代でも野球作品のバッテリーと言うのはアレがアレでアレなんだよ。大介くんと城戸くんもアレがアレだから本当に素晴らしいよ。甲子園前の決勝のベンチでの会話だけで映画代払えるからね。

そしておなじみ山田裕貴さん。DATEオーデの時から見てて、顔とか全くタイプじゃないのになぜかわたしの心のリア恋枠にズカズカ入り込んでくる山田裕貴さん。「山田裕貴さん」呼びがデフォルト。わたしの心の恋人であり崇拝している山田裕貴さん。
なぜかわたしの観る映画観る映画、必ず主人公の周りをうろついている山田裕貴さん。今回も出る事知らなくて観てたらしれっと出てきて飲んでたアイスティー吹き出した。またあなたですか。出番めっちゃ少ないけど涙目で悔しがるシーンはとっても印象的で、思わず抱いてやろうかと思った。なんであんなに色っぽいんだろう。
最近ハイローとか出てたりするから新規増えたかな?
そんな新規の方にはD2が昔出した「めしとも!」ってDVDの全巻購入特典かな?D2メンバーとバーチャルご飯デートする頭のおかしいDVDがあるんですが、それが本当におすすめなので観てね。
ちなみにさっきNと「小松菜奈ちゃんと蒼ちゃんの映画観たい」ってLI NEしてたら「ねーそれも山田裕貴出てるよ?!!」って言われた。知らなかった。山田裕貴さんの見えない力が働いている。

 

原作を読んでた時の演奏シーンとか野球シーンの鳥肌って実写化して再現出来るのかなぁと思ってたけど、漫画の中で感じていた音と試合が三次元にきちんと落ちていて、実写化してよかったなぁと思えた。
とにかく吹奏楽部の演奏は圧巻!あの音の分厚さはDVDになってからじゃ感じられないから映画館で観てよかったって思った。鳥肌もの。学生のころから吹奏楽部の演奏聴くのは好きだったなぁ。(中学の時仮入部で吹部行ったけどマウスピースの音が一向に出なくて挫折)

2時間にまとめなきゃいけないから必然的に主役二人に尺が取られるんだろうなぁと思ってたけど、きちんと周りのキャラクターたちの挫折とか葛藤を拾ってくれてたのがよかった。森先輩のシーンとか絶対端折られると思ったし。
あと、基本的に原作にないシーンを勝手に入れたり展開を変えたりするのは反対なんだけど、今回は原作にないけどとってもお気に入りになったあるシーンがあって、原作信者が観たら余計な事するなって思うかもしれないけど、わたしみたいなライト層には映画を盛り上げる要素として機能してたんじゃないかと感じた。
三木監督の他の少女漫画原作とはちょっと毛色が違うなぁと思ったんだけどいつも組んでる脚本家じゃない人なんだね今回。いい改変でした。

 

本当にまっすぐで嫌味のない作品。
心が荒んだ大人が観るとあまりにベタすぎて恥ずかしくなるセリフや展開もめちゃくちゃ多いけど、なんか日々溜まるストレスのリセットが出来るような映画なので余裕がある人は是非。

あーーー恋してーーーーー
でもわたし大介くんがクラスにいても10000%恋しない自信がある。

 

ここ最近観た少女漫画原作の中ではちはらふるに並ぶ素晴らしさでした。

結局どこでもゴリラにハマる運命/CROSS GENEファンミーティング

アミュ所属でここ2.3年?ハンサムにも出てるからアミュヲタには知名度が高いクロス。でもわたしは全く興味がなくて、なんでよく知らない韓国人ユニットに可愛いハンサムちゃんたちの時間を奪われなきゃいけないんだよって思ってた。
でも毎年ハンサムに連れてってくれる10年近くの付き合いになる生成厨のSがゆっくりハマっていき、チケ代は全額出すからファンミについてきて欲しいと言われた。
多分家から遠かったらタダでも行かなかったと思うけど、会場がチャリで行ける場所だったのでついていってあげる事にした。本当にチャリで来た

・・・すっげーー楽しかった・・・・
ついていってよかったと心の底から思った。
いや、やっぱりK-POPはどの曲も同じに聴こえるしあんまり好きな雰囲気ではないし、アーティストとしての彼らにはまだあまり興味は持てない。ライブパートは実際ちょっと暇だったし足痛いし座りたいし。
でも今回はファンミだったから前半はトークとかゲームとかをしていて、たどたどしい日本語で喋ってたまにわたしには聞き取れない韓国語でじゃれあって爆笑したりしていて、なんだこの可愛い生き物は?!?!?ってなった。
フリップに韓国語と英語と日本語がまじっていたり、ファンからの質問が日本語で書かれた紙をボックスから引いて自力で読んで自力で答えるのとかくそそそそ可愛かった。メンバーのTAKUYA(アミュヲタなじみのあの寺田・もちろん日本人)がMCをやって、読めないと助け舟を出すんだけど「あーこれは漢字だねー」って言ったら読み方が‘カンジ’だと思って「カンジ・・・」って読んでたのとか可愛すぎた。

イベントが始まる前は6人中2人しか顔と名前が一致しなかったメンバーがイベント終わるとどの写真を見ても全員言えるようになってて、わたしの三次元ヲタの魂はまだ死んでいなかった…蘇りしヲタク。

だんとつサンミンが好きです。
クロスを全く知らない友達にわたしがハマったメンバーはどれでしょうクイズをしたら全員正解した。だってゴリラだもんな・・・・でもいつもハマるゴリラの300倍は濃いしなんかタイとか東南アジアの血が入りすぎてるゴリラ。でもSにも「いや連れてく前から絶対サンミン好きだろうなって思ったよ」って言われた。顔だけじゃなくて、可愛くてバカでお調子者なゴリラなとこが歴代の推し(inJAPAN)と共通してるらしい。こんなに濃い顔ハマった事ないよ…あ、夕輝壽太?でもじゅっちゃんは全くゴリラじゃないしただ顔のくそほど整ったハゲじゃん?毛が生えてゴリラ化したじゅっちゃんって感じ。

 

小学館の企画で30days丸ごとサンミンって言うサンミンきゃわきゃわ動画が30個あるんだけど最後まで見ると彼がもっと好きになる。
スタッフのお題(日本語)を自分で理解してミッションクリアするってやつなんだけどほんとに日本語まだわからなくて可愛い。
「真似を」をずーっと「まにょ?まにょ?!まにょ…?」って言ってるし。「知ってる日本の都市を教えてください」に開口一番「アメリカ村!!」って言うしね。一生見てられるわ。

わたしとSは付き合いは長いけどあんまりお互いが好きなものを布教してもう片方がハマるという事がない。1stシーズンの比嘉中とか少年ハリウッドとかRUN&GUNとか共通して好きなものはあるけど2人とも同時に好きだったし(←わたしたち2人愛されるとコンテンツが死ぬと言うジンクスのあるラインナップ)。
だから今回も、ついてってあげるのはいいけどまぁハマる事とかまずないからwwwとか言ってたのにね。まんまと好きになったよね。

でもご存知の通りわたしは処女崇拝的なところがあり既に人の手垢がついている俳優にはあまりハマれないし、ましてや今回なんて活動拠点は韓国。会いに行ける、触れる、喋れる俳優たちとは勝手が違う訳で。
あと徴兵制ってなんだよ…韓国はなんて残酷なシステムを作るんだよ!メンバー2人は韓国人じゃないし、1人は帰ってきてるけど、あと3人もそのうち2年も会えない期間を迎える事になるんだよ。サンミンも・・・。

韓国住んでるヲタクより接触回数増やす事なんて絶対出来ないし、今はヲタク以外にやる事が沢山あるし、色んな事を加味すると追い始めるって事はまずないなって。既存のCandy(クロスヲタの総称らしい)の皆様、新規の厄介なヲタクは参入しませんのでツイッターでレポだけご提供下さい何卒宜しくお願いします!!!!
サンミンの聖誕祭には行くかもしれないけど隅っこでおとなしくしてるので優しくしててください。

はー元々楽しみだった年末のハンサムがもっともっと楽しみになったなー!!!ハンサムもチャリで来たしたいから是非パシ横で頼むよ。

それにしてもさ、クロスのポーズとしみけんポーズ似すぎてない?大丈夫?しみけんポーズに慣れすぎてて全員卑猥なポーズしてるようにしか見えないよ。

お前に初めて背中を見せて歩き出す

また一人、若手俳優がある日突然わたしたちの目の前から姿を消した。
ヲタクたちは1日の猶予期間も与えられず、本人にさようならや頑張ってと言う言葉をかける事すら許されず、永遠と言ってもいい別れを突きつけられた。

今回はよくある「昔からの夢を叶えたい」とか言う本人の意思による引退とは少し違って、いや厳密に言ったら最後は本人の意思なんだけど、わたしたちの前に立ち続けると言う選択を出来ない病気が彼を襲った結果、引退と言う決断をさせてしまった。

わたしは、龍輝がいつからどのような症状で悩んで、どんな病気に襲われて、どのくらい深刻に治療と向き合わないといけないかは全くわからない。そもそもひねくれた事を言ってしまえば本当に病気なのかもわからない。前の舞台を降板した時は「龍輝EXILEにでもなるの?」ってふざけて言ってたくらいだし(TAKAHIROテニミュ降板事件参照)。
ただもし本当に病気だった場合一つ言えるのは、「やりたい事が見つかった」「子供の頃からの夢を叶えたい」と言う理由で引退していく俳優たちと違って、彼の意思とわたしたちの努力だけでは食い止めきれなかった選択だという事だよね。

ここ数年またバタバタと2.5次元界隈の俳優たちが引退をしているけど、過去に追ってたとか、そういう特別思い入れのある俳優はいなかった。引退の発表を見る度に、この人のヲタクはどんな気持ちなんだろうって心配にはなったけど、その苦しさを共有する事はなかった。

でも今回は、高橋龍輝は違う。わたしのミュヲタ人生は彼なしでは語れないと言っても大げさでない程、わたしにとって、わたしたち五代目厨にとって、彼は物凄く思い入れのある唯一無二の存在だ。唯一無二の、五代目青学の越前リョーマだ。

 

この誰が読むんだよってくらい長い記事でも再三書いたけど、わたしは歴代青学の中で一番五代目が好きだ。普通であれば生で公演を観て好きになるだろうけど、わたしは四代目で特別夢中になれるキャストがいなくて、発表される前から「五代目にはハマれますように!いや、最早無理やりハマろう!!」みたいな意気込みだった。
それで、いよいよキャストが発表されて、四代目と並んだ時の圧倒的な華のなさ、四代目卒業前に出てきちゃったので全く注目されてない感(いやむしろ引っ込めって叩かれてたし)、「人とと違うものを好きなマイノリティのわたしイケてる」と言うマインドを持った当時のわたしにとっては物凄く魅力的な青学だった。
いや、すごい失礼な話で申し訳ないんだけど、会いに行けるアイドルならぬ会いに行ける青学感とか、限られた人だけにしか伝わらない彼らの魅力があって、勝手に「この子たちはワシらが守ってやらねば!!!」って思って夜な夜な鍵なし垢で学級会開いて、いかに彼らが不毛かを滔々と世の中に語り続けてた。7〜8年前の話だけど、今わたしが当時のわたしの垢を見つけたら鍵垢で全部RTして叩きまくってたと思う。それくらい痛かった。今でも痛いけど(・・・)

とにかく年中無休で彼らの事ばかりの考えてしまうくらい、今でも五代目の事を考えると涙が出てしまうくらい、彼らの事が大好きだった。
年長組だし手塚なのに全然頼りがいのないいじられ役の馬場くん、可愛こぶりながらも常にお前らバカとは違うって最後までマイペースを貫いた汰斗、天才的に美しいビジュアルと天才的に短い足を持つ天才的なバカの翔太ちゃん、しっかり色々考えてるように見えて案外何も考えてない辻くん、空気と間を読むのが人類一苦手なエボ、大人なのに結局皆にいじられて乗せられると断れない乙紘、想定の斜め上をいく手の付けられないド天然の田舎者林くん、歌もダンスも五代目の中で一番上手いのにそれに驕らず常に皆を盛り上げてくれるトシくん、影の実力者で常に全力で笑いを取りに行くまる、円陣の掛け声だけで爆笑を取る癒し系ひらちゃん、空気が読めないんじゃなくてあえて読まずに人と人の垣根を越える里央、カツオの概念を覆すイケメン将史様。
そして、そんな個性のサラダボウルみたいな五代目の真ん中でただニコニコ笑ってて、舞台に立つとものすごく色っぽくかっこいいリョーマを演じてくれた、龍輝。

今でこそ、「リョーマテニミュと言う大きなカンパニーの座長であり、いつでも皆を引っ張るしっかりした存在であるべきだ」みたいになってるけどその文化はきっと小越勇輝が作ったもので、それまでのリョーマは座長ではあったけどお兄ちゃんたちから可愛がられて輪の中心でニコニコキャッキャしながら笑ってるだけでもよかった。もちろんリョーマを演じてる時以外の話だけど。
たくさんのお兄ちゃんたちに目いっぱい甘やかされて、愛されて、少しづつ大人になっていったのを顕著に感じられた。わたしたちが最初に見ていた氷帝公演でぐしぐし泣いてたちびっ子は2年後幸村を気迫で打ち負かす、「ぼくたちがかんがえたさいきょうのえちぜんりょうま」になっていった。
成長も見てとれたし、調子がいい時悪い時、機嫌がいい時悪い時、いい意味でも悪い意味でもそれがすぐこっちにわかっちゃう、素直な龍輝が大好きだった。


わたしは龍輝のファンではない。
何度も言うけどわたしにとって「ファン」っていうのはその人のためにお金を落としている人の事だから、その点ではわたしはあまりテニス卒業後の龍輝の芝居を見に行った事がなく、ファンとは言えないと思っている。
DステやとかDのイベントは何度か行ったけど、ここ1,2年で、岡村おじさんとか他の演劇好きの女性たちに絶賛されるようになった高橋龍輝さんを見てなかった。
減るもんじゃないし、そんなに皆が褒めるなら今度ちょっと観てみようかなぁと思っていた矢先の今回の出来事だった。

思い出の中の可愛い愛され龍輝くんに満足して、あれだけ色んな人に褒められている今の龍輝を観る事を後回しにしてしまった事を今心の底から後悔してる。
どうせヲタクやるなら悔いのないように、欲望には貪欲にってずっと思ってきたはずなのに、結局こうやって後悔するんだな。
お金がないから、忙しいからって後回しになると本当にいつこんな事になるかわからないから本当に追っかけは刹那的な趣味だね。
手を伸ばした時にもう彼はそこからいなくなってしまうんだね。
もっと龍輝のお芝居見とけばよかったなぁ。

わたしはまた、君のくしゃって笑ったおブスな顔が見たいよ。
ゆっくり休んで、またお芝居がしたくなったら、いつでも戻ってきてください。
待ってます。

わたしは君が五代目リョーマだった事に本当に感謝しています。
君のおかげで、わたしは最高に幸せで充実した2年間を送れました。
ありがとう。お疲れ様でした。

舞台俳優応援スタンス/愛とはつまりお金です

トピック「応援スタンス」について
相変わらずジャニヲタ界ははてブロが賑わってていいなぁ。俳優厨もついったーに篭ってないで出て来ればいいのになぁ。
これ、楽しそうで俳優厨界隈にもじわじわ広がっているのでわたしもやりたい。
(※9/15:言及してくださった方を追加させてもらいました。ありがとうございます!読むのめちゃくちゃ楽しかった~)

舞台俳優応援スタンス〜地方在住20代社会人の場合〜 - 妄想8割

舞台俳優応援スタンスを見て私もやりたくなった - 夢を見させてくれ

舞台俳優応援スタンス*ゆるい、ゆるすぎるおっかけ - おっかけいぼ

ファン2周目のわたし - いちばんぼしにとどくまで

舞台俳優応援スタンス - 日々是好日

若手俳優応援スタンス〜多分、きっと、全力〜 - ギリギリを全力で生きている

応援スタンス~声優と少しの2次元編 - 日々雑感

舞台俳優応援スタンス(寅太篇) - 来て、見て、書いた。

南関東民の若手俳優応援スタンス。 - アイデンティティ、きみ。

舞台俳優応援スタンス<基本編>兼自己紹介 - OshiKAWA!!!

 

■基本情報

・アラサー社会人
・神奈川在住 ヲタク全盛期は都内実家暮らし

■担当
ラケット舞台の五代目青学の人。
別に隠すつもりもないしむしろ過去のエントリーとか見たら簡単にわかるけど俳優の名前でぐぐって同厨がこのブログに辿り着くと申し訳ないので。
未だにわたしを嫌ってる同厨の方も多分このブログ見ていらっしゃると思うので、今後は細々と生きていきます。

■好きになる基準
・ゴリラっぽい
・お調子者
・頭がよくない
・口がでかい
・時折情緒不安定
・お芝居愛がある
・花形キャラじゃない
※過去の推しはテニミュOBを中心にたくさんいるけどあんまりキラキラした人や人気のあるキャラを演じてるキャストは好きにならないので氷帝立海とかのキャストにはハマりにくいし青学も不二役とか菊丸役にはハマらない傾向。

■雑誌を買う基準
そもそもデビューして10年近く経ってるけど両手で足りる程しか雑誌に掲載された事がないので出てる雑誌は全て買ってる。
ジャンプやベスステとかにはたまに載るけどグッカムとかキャスプリとかには呼ばれた事がほぼない。
てか両誌とももうないって本当ですか?歳がバレるね。
グッカム全盛期のDボの公式ほもっぷりはひどかった。推し変した後もどうしてもあのへんの雑誌は処分出来ずにいるよ。

■映像を買う基準
破産するほどの本数がないので全部買う。
でも店舗別の特典の為に複数買いとかはそんなにしないし、したとしても特典だけ貰って発売日に速攻売ったりしちゃう。
あと基本的に見れればいいタイプなので保存しとかなくていいかなって言う作品はある程度観たら売ったりしちゃう。

■現場に行く基準、遠征に行く基準
基本的に全作品全イベント参加。
でも一作品最低一公演って感じで全通とかにこだわりはなかった。だから毎日入ってるヲタクの方々の事は本当に尊敬してる。
最低初日中日楽と3回。好きな役柄や好きな話でも5〜8公演くらいしか入ってなかった。テニスは別だけど。今一演目あたり何公演くらいやってるのか知らないけどあの頃80公演とかやってたから半分も多分行けてなかったと思う。それでも30くらいは頑張ってた・・・・
とってもヲタク孝行な人なので地方公演を今までほとんどした事がなくて、テニス以外で彼の舞台観に遠征した事はないかもしれない。テニスもかなり地方公演に力を入れてた時期だったので半分くらいしか遠征してないと思う。わたしの人生で旅行したって言える遠出は半分以上がテニスを観に行く遠征で、「遠征」じゃない「旅行」ってほとんどした事ないなぁって最近改めて思った。やばい。

■グッズ写真を買う基準
写真はほぼ100パーセント買う。公演パンフは役柄と作品の好き度により購入率は8割くらい。
いくら使えばコンプ出来るのかわからないようなトレーディング系の缶バッジや写真は一度引くと出すまで意地になりそうで怖いからあんまり手を出しません。と言うかその文化が蔓延し始めたのってここ1、2年じゃない?わたしが高校生の頃からこの鬼物販商法があったらもっと湯水のようにお金を使ってたかもしれないけど実際やった事って何度かしかないかも。
出演者の中でダントツ一番人気!!!みたいな感じではないから大体ついった張り付いてれば譲ってくれる方が見つかるし。

■プレゼント/手紙について
一作品1〜2通程度。初日に「ここが楽しみです!」的な手紙を書いて、楽日に「ここがよかったです!」って手紙を書く。初期はイベントの時とかには必ず書いてたけど段々減っていったかな。
初期の頃はとにかく認知!出席確認!!!みたいな感じで全く中身のない「わたし○○!観に来たよ!!!」みたいな内容の手紙を毎回書いてたりした。いい迷惑だね。

プレゼントは、テニスのデビュー日にあげた物を早速使ってくれてる事がわかった10年近く前のあの日から細々と貢ぎおばさんをしてました。
毎回ブランド物あげてる人達には遠く及ばなかったけど、とにかく使ってる事が確認出来る物優先で服とかアクセとか身につける物ばっかりあげてた。あげたら1度は必ず着て(使って)くれてたからわたしもプレゼントし甲斐があったし(まぁ営業だとは思うけど)、誰が先に着てもらえるか合戦みたいになってた時期はちょっと怖かった。若気の至りでちゃっかり参戦しまってたけど。

今話題の彼女に横流しとかの情報は全然わたしには入ってこなかったけど、イベントの私物プレゼントで他のヲタクの手に渡るくらいなら彼女に横流ししてくれた方が3億倍マシだと思うのであんまり気にしなかった。

周りは10万くらいするセットアップとかあげてたけどわたしの好きな人は2000円のグラニフのTシャツでも着てくれてたのであまり高価なプレゼントはした事ないと思う。
一度だけ本人が欲しがってた5万強の家電をあげた事があるけど1万越えの物は誕生日くらいにしかあげてなかったかな。

■同厨
仲良く出来ない派。別にリア恋とかじゃいけどどうしても性格上張り合ってしまうから。
一時期は、相手よりも優位でいれる状況でしか推しかぶり出来ないなら余程のド新規とか全然現場来れない地方住みの子とかなら仲良く出来るかなって思ったんだけどそれでも無理だったからもう一生孤高のファイターでいようと思った。
過去のエピソードや彼の情報を知ったかぶりする人も嫌いだったし、DVDでしか観た事ない癖に「○○時代が神だったなーあの頃にまた戻りたいー」とか言う人も大嫌いだった。
DVDでしか観てない癖にあの瞬間の彼をリアルタイムで観てたみたいな発言をする人があまりに多すぎてもう新規全員無理になった。
過去は過去だよねーって昔の作品観ずにきゃーきゃー馴れ合ってる若い子のノリも苦手だったし、古参は古参でなんか妙齢たちの太客合戦みたいになってて、新規は若すぎるし古参はおばさんすぎるしちょうどいいスタンスの人に出会えなくて結局7年以上ソロ活動だった。あまりに群れなすぎて俳優本人にも心配される始末。
まーー寂しいのなんのって。次俳優ヲタするユニットとか入ってる人を追いたい。誰追ってる時も同厨が無理なんじゃなくて、過去にハマった荒木くんとか高木ツインズとかは全然皆で仲良く出来たんだよなぁ。多分自分より古い時代の彼を知ってる人が周りにいたら、この人が追ってた過去をわたしは絶対体験出来ないな、どんなにお金と時間を使っても叶わないなって感じるから平気なのかなぁ。

■総合的な応援スタンス
咎め愛、貶し愛は嫌われるけどわたしは絵に描いたようなそのタイプで、例えばどなたがわたしの推しを「○○なとこかっこいいよねー」って珍しく褒めてくれても「え、どこが?!大丈夫?疲れてる?!」みたいに言ってしまう。
基本的にはイケメンだと思ってないし、さほど顔がタイプな訳ではないし、わたしが見てる彼の8割〜9割はゴリラに育てられた熱くておバカな青年と言う感じで、舞台の上でたまに見せるかっこいい瞬間にドキッとしたりはするけど、なんか目がハートになりながら追ってるって感じではなかったなと思う。
だけど「あぁあああかわいい天使はすはす~~~~//////」みたいな感じでも全然ないし、「まーた馬鹿な事やってるなぁ」って鼻で笑ってるくらいが一番心地よくて、やっぱり24/365かっこいい~~ってドキドキしながら応援してる人とは全く価値観が違かったなぁって思った。

あとは、基本的にその俳優にお金を払えば払うほど偉そうな口を叩いていい世界だと言うのがわたしの考え方で、ついったに貼りついて毎日朝昼晩リプを飛ばして定期的に手紙を書いてる人より、ついった見ない・ブログもコメントしない・手紙も書かないけど舞台全通してる人のが数千倍わたしは素敵だと思ってる。

「行けないけど応援している」人って「応援」してねーからな!!!
学生だから・未成年だから・地方住みだから・親が厳しいから、もちろん個人個人でそれぞれの事情があるし、それ自体を否定する訳ではないけど、行けない理由は俳優には関係のない事だから、事情がある事を押し付けて行けない事を正当化して通ってる人と対等でいようとする人は嫌いだなわたしは。

毎年一定数消えていく人はいるけど、若手俳優の人数自体は急増傾向にあると思うからその分この界隈を追ってる人口も増えていってると思う。
ただ、愛を謳いたいならお金を使おう。
それだけは全員に今一度ご確認いただきたいなぁと感じる今日このごろでした。

唐突映画レビュー/オオカミ少女と黒王子

こどものおもちゃの羽山の次に好きな二次元男子が恭也くんなので、賢人くんが演じる事を楽しみ半分不安半分で待ってた。

んーーー恭也くんも大好きだし、賢人くんも大好きなんだけど、なんか恭也くんのときめき台詞をただ山崎賢人に喋らせただけの映画になっちゃってたのが残念だった。
恭也くんも賢人くんもどっちも好きだから萌えるんだけど、だからと言ってて賢人くんが恭也くんに見える訳ではなく超モヤモヤした。

原作は2人がくっついてからが面白いのに映画はくっつきました、はいハッピーエンド♡で終わっちゃってた。
別に余計なエピソード追加とかはなかった(と思う)んだけど本来その台詞言うのこのシーンじゃなくない?って事が何度か。
二階堂ふみちゃんがエリカって聞いた時は可愛すぎるし普通っぽさないから却下!って思ったけど本当にお芝居上手くてすっごいすっごいエリカだった!
まぁ可愛かったけど。
アップとかになるとこれはモテるだろって感じだったけど…。

三ちゃんが他校設定になってたのも意味わかんなかったけど門脇麦ちゃん最高に可愛かった!!!
彼女を知ったのが愛の渦からだからもうどんな役でもいやらしい目でしか見れなくてすまん。

神谷くんは原作だと何も思わなかったけど実写になると突っ込みどころ満載だった。
めっちゃ笑った。
「俺の携帯には300人の女の子の連絡先が入ってる。しかも呼べばすぐ来てくれる子ばっかり。つまり!俺は佐田くんの300倍人生を楽しんでるって事!」の破壊力抜群すぎた。
鈴木伸之あの役似合わなすぎだけど。

あと吉沢亮山田裕貴をとってももったいない使い方してた。
「佐田くんなんかに比べたら僕なんか全然かっこよくないし」ってお亮お前自分のきれいな顔鏡で見た事ないの?って感じだった。

とにかくもう少女マンガ実写に山崎賢人を多用するのやめよう、
彼が悪い訳じゃないけど毎回似合ってなくて可哀想。
LDKもヒロイン失格も今回も皆微妙だった…。
俺様とかSキャラが似合わないし、もう無理に髪の毛明るくさせるのもやめてあげて。
四月は君の嘘で久々ひ弱ネガティブキャラきたーと思ったのに観た友達が超つまんなかったって言ってて観るのやめたし。
来年の1週間フレンズに期待。

唐突映画レビュー/ちはやふる

下の句が始まってから映画館で上の句観て、そうこうしてるうちに下の句は終わっちゃってDVDで観た。
原作は途中で離脱してしまったんだけど、レビュー観ると少女マンガ原作にしては老若男女幅広い層から評価されているのが気になって鑑賞。

いやーー面白かった!
今年はあんまり外れ映画に出会ってなくて、どの作品も面白かったって感じるけど、こんなに胸が高鳴った作品は今年初めてかも。
観ながら抱える感情がいつも観てる少女マンガ原作とは違った。
萌えるとか胸キュンとかじゃなくて、天気のいい日に思いっきり広くて長い道をダッシュしたくなるような清々しさ。

広瀬すずちゃんはただ可愛くてチヤホヤされてるだけでしょって思ってたけど、千早の競技かるたに対する愛や情熱が、喋ってないのに目から伝わってきて顔のアップになると思わず息を飲んだ。
野村も、はじめ太一が野村って決まった時に暴動起こそうかと思ったけどちゃんと太一だった。
新への罪悪感、千早への気持ち、複雑な男子心をとっても器用に演じてたなぁと。
矢本悠馬くん、森永悠希 くん、上白石萌音ちゃんのお芝居も最高に光ってました。
机くんのシーンとか泣いてしまった…。

下の句は上の句を観た時ほどの衝撃はなかったものの、かるたを通した人間模様、人に影響されて動かされやすい高校生の信教の変化がよく描かれていてよかったと思う。
予告であれだけ引っ張っておきながら松岡茉優ちゃんの出番の少なさよ。

彼らの過ごすキラキラな日々はもうわたしにとっては戻れない過去だけど、

大人になってもあの前向きで泣いたり笑ったりして色々頑張る気持ちは忘れないでいようと思えるとてもいい作品だった。
続編が楽しみ。

わたしのブログ読んでくれてる方は知ってると思うけど、わたし野村が好きじゃないんですよ。いや嫌いな訳じゃないんだけど、いけ好かないんですよ。
デビューしたてのころはあんなに初々しいおこちゃまだったのに今人気になってドヤってる感じが。お前あのころの可愛さはどこ行ったんだよって感じで。
でもちはやふるの野村は本当にいい野村だ。

「今の俺にはちはしか見えない」
野村にときめくなんて一生の不覚だ。