ポンコツ女の大行進

いにしえの若手俳優ヲタクの昔話

スーパー戦隊1好みの男/キャプテンマーベラス

吉本芸人がこんな活動をやっている事さえ初めて知ったのだけど、
小澤亮太さんのゲスト出演告知を観て唐突にチケットを取ってみた。

 

めっちゃくちゃ楽しかった。
ジャガーズのジャニーズあるあるは最近TVで見かけるようになったけど、それの特撮版みたいなネタをやってる特ヲタ芸人の集まりで、
ほんとに特撮観てる人なら絶対笑えるネタだらけだった。
(母数が少なすぎてこのネタでTVに出れる事はまずないんだろうなぁと言う感じ)

2.5界隈のヲタクたちにとって特撮は履修常識的なところがあるけど、正直わたしは他のヲタクたちに比べて驚く程特撮を履修してないと思う。
最近は毎週日曜朝になるとTLがルパパトで埋まっていたけど観た事はないし、とりあえずイケメンにした加藤諒みたいなレッドが出ている事だけ把握している。

そんなわたしがなんとか最後まで観たシリーズが、フォーゼとゴーカイ。
フォーゼは言わずもがな、わたしが墓場まで愛している五代目ちゃんの座長、高橋龍輝くんが出ているので観てたけど、学園ものが好きすぎて、結局ファイナルトークショーに行き、グッズを買い、流友に阿鼻叫喚する1年を送ってしまった。
出家したり引退したり色々あるけどWライダーが福士蒼汰吉沢亮仮面ライダーフォーゼってすごい作品だと思うんだけどもう少し注目されてもよくないですか??woops!!!!

まぁそれは良いとして、スーパー戦隊の方で一番ちゃんと観れたのがゴーカイでした。わたしは古き良きD-BOYSのヲタクなのでゲキレンもかなり後半まで頑張って観てたんだけどね。スカイシアターも通ったし。

亮太さん(わたしはりあこ対象の俳優はさん付けをします。それで言うとゴーカイブルーの山田裕貴さんもりあこ相手なのでレッドにもブルーにもりあこなゴーカイは天国)を知ったのは、ゴーカイではなく、推しの初主演舞台の制作発表でした。
メジャーな若手俳優も出ておらず、チケット発売日から1週間経っても最前が取れる日があったりするやばい状況で(※会場はシアターグリーン)、PRの為にヲタク無料招待のマスコミ制作発表みたいな事をしていた。

その時初めて亮太さんの事を知って、顔を見て、なんてタイプの顔なんだと思った。正直顔だけで言えば推しの30倍くらい好みだった。
未だに好きな顔俳優ランキングではベスト5に入る程、とにかく亮太さんの好きなところは1にも2にも顔面。なんなのあの顔。かっこよすぎる。

あんなに顔がいいのにしばらく小さな舞台のお仕事しかなくて、この顔面に一生世の中が気付きませんようにと祈りながらしばらく舞台で顔面を眺める日々が続いた。
ちなみに認知命のわたしがあまりに顔が好みすぎて認知を求めなくても好きでいられた奇跡の俳優ででもある。

彼を知って1年弱、ゴーカイ出演が決まって、結局わたしは茶の間のまま今日まで8年間顔だけを眺めて過ごしてきたのである。

この日のブログに写ってる手紙が彼に書いた最後の手紙だ。

 

顔はともかく好きなんだけど、ヲタクへの対応とか、ブログとか、雑誌のインタビューとか、当時はとにかくいい子だった。
あの頃のブログもめちゃくちゃかわいこぶってる。
だから性格については特に好みだと思った事はなかったんだけど年月が進むにつれて、段々と素がメディアに出てくるようになって、もしかしたら性格も好みなのではないかと言う事に気づいてしまった。

2014年頃しょこたんと熱愛報道が出た時に、20歳頃に認知した隠し子がいる事、元ホストだった事などが公になってしまい、そこから少しメディアに露出するキャラ路線が変わった気がして、キャラ変後の亮太さんがそれはもう好みだったのだ。
と言うか、ただのキャプテンマーベラスなのだ。
wikiにはマべちゃんとキャラが違うって書かれてるけどトークとか聞く限り大体マベちゃんで、横柄な態度を取っている彼を見る度にわたしの性癖が高鳴ってしまい困っている。好きすぎる。
腹黒い事や性格の悪い発言をあの好みすぎる顔で言わないでくれ頼む。

 

今回のイベントは小さな子供もいたけど大半がおおきいおともだち(女児)だったし、隣にいたのが圭くんだったので割と悪亮太さんの方で出ていた気がする。
「他人にあんまり興味がない」
「基本後輩が嫌い」
「(圭くんの海外育ちトークに対して)うぜぇええ」
「(新社会人が会社で上手くやるアドバイス)まぁ好きにやれば」
「(3つ?上の圭くんに対して)え、お前A型なの?」
「(ジェスチャーゲームのテーマがバスコだった時)あいつなんか(ポーズ)あったっけ?」
「基本下痢」
発言を羅列するだけで胸が疼く!!!!
あと腕相撲がバカ強いのもわたしの性癖ついてくる無理!!!圭くんの事瞬殺しちゃうの無理!!!付き合ってくれ!!結婚は絶対したくない!!!!

とにかく圭くんと仲がよくてとっても可愛かったんだけど、先輩に対しての態度がほんとにゴーカイすぎてわたしが事務所の人間だったらソワソワしてしまう。
それに対して圭くんがへらへら平和に笑ってるのめっちゃ癒された。
いつもお酒飲むと先に圭くんが酔っちゃって「お前ら大好きだぁあ」とか言い出すから亮太さんがちゃんと介抱して家まで送っていくらしい。…わたしはマベジョ派だ。
初対面の芸人さんにもローキックとかかましててマジで強者だなと思った。

 

いやー改めて小澤亮太と言う男がどれだけ顔も性格も好みなのかを思い知らされたイベントだった。
それを抜きにしても芸人さんたちのニッチな知識に相当笑えたので特撮通ってきたヲタクの人には是非一度参加して欲しい。
…フォーゼ特集してほしいけど呼べる人がいないな。
とりあえず鈴木くんと荒木くん呼びませんか??!


キャプテンマーベラスが好きな女が気に入るレッド、学園ものしか最後まで観られない女でも楽しめるシリーズなどあれば教えてください特撮の女たち。

■マシュマロ返信

しばらく覗いてなかったのですがいくつかいただいておりました…。
放置していてさーせん。

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たまにTwitterエゴサしてるとこの記事に触れてくださってる方がいて嬉しいです。
竜司くんが無事に気高い俳優になり、雄也や幸ちゃんが2.5舞台で活躍し、
個人ではひと昔前よりは知名度が上がった気がしますね。
年1くらいで集まってくれてるんですね!
次何かあったら教えてください。笑
今月の宮下雄也にメンバーが出る日を夢見ております。

 

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お読みいただきありがとうございます。
感慨深すぎてややポエミーになってしまいました。。


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おー同期の方!(?)
青五ちゃんか氷帝Bの子のヲタクでしょうか。
我々も年取るはずですよね。
20周年までお互いの推しがこの世界にいる事を祈りましょう。笑



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自分語り大好きマンなのでヲタク関係ないこの手の話大好き!
わーい。
横浜市内の普通賃貸1LDK住みです。

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モノクロでまとめたいからソファとカーテンの色をグレーに変えたいです。

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毎月変えているカレンダーは
インスタでhttps://www.instagram.com/hop_step_happy/
この方の配信をネットプリントさせてもらってます。


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寝室狭いからなんもないです。
ベッドはニトリのnsleep。搬入大変すぎたけど快適です。

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毎週末1週間分の夕飯を作り置きしています(平日作る時間なさすぎ)
油跳ねが嫌でコンロの周りは何も置いてないです。

 

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すごい昔からお読みいただいていて感謝です。
別の仕事に移ったとしても芸能界で仕事をする限り情報は見えてきてしますもんね。
いっそ一般人になってくれた方がって思うけど、
やっぱり大好きだったから、見える場所にいられたら絶対観ちゃいますよね。
私も俳優として好きになったのに他の職業に転向したらなかなか応援出来ずに
しんどい思いしたのですが、距離置いて他の俳優摂取してたら忘れられたので
参考にはならないかもしれないです…すみません。
別仕事をしている姿ももし拝見出来る機会があるのに見てないのであれば
一度見てみたら何やっててても結局好きなんだなぁって
いい意味で開き直れる気もします。見当違いでしたらすみません。

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犯罪者になって捕まったとかなら別ですけどやっぱり炎上して軽蔑しても
結局お芝居してるところ観たら好きなんだなって思っちゃいますよね。。
本当にヲタクって可哀そうな生き物ですよね。
五代目好き表明ありがとうございます!!友よ!!!

 

2018年お世話になりました

会社からノートPCが支給されたので(地獄の社畜ロード)暇な年末年始に記事を書き貯めようと思ったのですが結局全然書けずに終わりそう。
今年観た映画まとめがしたいんだけど2017年のまとめもまだ下書きフォルダに入っているのだ…。
このまま更新せずに2019年を迎えるつもりだったのですが今日ちょうど読者登録数が300人になったのでお礼だけ。

更新頻度が全然上がらないご隠居ヲタクの戯言にお付き合いいただいている皆様、今年もありがとうございました。
もう少し色々書きたいと思ってていてもなかなか仕事の業務量コントロールが上手くならず時間が作れなくて、来年も今の頻度キープで許してください。
産休入ったら怒涛の更新魔になるかもしれません。※予定なし

書きかけのネタも沢山ストックしてあるので頑張ります。
来年も宜しくお願いいたします!!

ポンコツ女にマシュマロを投げる | マシュマロ

 

青春をバカにされた十代のわたしに謝って

こんなに2.5次元がヲタク業界に受け入れられるようになる15年後なんて、誰も想像してなかったよね。

2.5次元舞台の代表と言えばテニスだし、舞台で活動する若手俳優厨は大抵きっかけはテニスだった。
2.5次元沼〜〜とか言ってる人たちは皆テニスを通ってると思ってたけどそれはもうきっと昔の話だ。
この前のあんスタの話の時も、「テニミュ観てる人なんて今はもうあんまりいませんよ」って言われたし。
今は大コケですらないものの、青学が卒業するドリライですら『入手超困難』ってレベルにはなってないと聞いた。行きたいと思って席も選ばないならどうにか手に入るレベルかのかな。
王者としての勢いはもう衰えてしまったのだろうか。

わたしは、テニスきっかけで俳優ヲタクとして爆誕し(いや、厳密に言うと超初期はウォーターボーイズなんだけど)、テニスや他の原作モノ舞台の躍進と共に大人になり、どんなに衰退してもテニスこそ2.5次元のトップに君臨するものだと信じていた。
生まれたてのヒナが初めて観る者を親と思うみたいな感覚で、わたしにとってテニスは俳優ヲタクなわたしを産んだ親のような存在。
別に他の2.5次元観てる人たちに無理やり履修しろなんて思ってないんだけど、そんな人たちにテニスをバカにされるとやっぱりなんとなく腹が立ってしまう。
今でこそ2.5舞台が好きって言ってもアレルギー反応起こすヲタクは減ってきたけど、15年前のテニスの嫌われ者っぷりはとんでもなかった。

わたしの高校時代の友達は大抵趣味繋がりで仲良くなってるから今も現役のヲタクが多いんだけど、その子たちのわたしへの反応ったら本当に冷たいものだった。
まぁわかるんだよ、皆原作のテニスは好きだったからね。
実写化がなかなか受け入れてもらえない時代に訳わからん無名の俳優がキャラの格好して特別上手くもない歌とダンスを披露してるんだから。

推しプレゼン大会〜〜!!みたいな遊びしてもアニメや同人誌では盛り上がるのにわたしが舞台のDVD見せようものならその場が超しらける訳で。(まぁそれでもわたしはその空気に気付かないふりして見せ続けてたけど)。
仲はいいと思ってたし、仲いい人が好きなものならきっと興味を持ってくれる!とわたしが驕っていたのがいけないんだけど、興味を持ってくれないどころかそこから10年以上わたしの趣味はヲタク仲間から否定され続けた。
観て否定するならとにかく、「好きなコンテンツが実写になる」と言う事実そのものに皆嫌悪感を抱いていた。
観てない人に「気持ち悪い」と言われ続けた。
そのまま毛嫌いし続けてくれればよかったのに、ほら、もう今これだけ2.5次元化の勢力がとんでもないじゃん?
一昔前だったら抗えてたその波に皆段々抗えなくなってきたんだよね。
仕方ないんだけどさ、散々高校生のわたしの好きを否定し続けてきた人たちが皆「◯◯役の××くん尊すぎ…あーこれは沼だわー」とか軽率に言う訳で。
ムカつくってより悲しくなった。
同じヲタク仲間だと思ってた人たちに、二次元を好きな人間たちに、たったの0.5次元を全否定され続けた若かりし頃の自分が可哀想になっちゃった。
あなたが今夢中になってる彼は昔あなたが否定した氷帝のあの子だし、あなたが熱烈にリプを送っている彼はあなたが似てないと言った立海大のあの子だよ。
知らないと思うけど。
コンテンツにも出演している彼らにも何の罪もないし皆本当に頑張っててキラキラしてて素敵だと思うけど、今までテニスを散々バカにしてきたそれに夢中になってる新規たちの心のない一言に心の中に閉じ込めてある昔のわたしがズタズタに打ちのめされてる。

高校時代にめちゃくちゃ仲が良かったヲタク友達がいた。
その子も2.5次元の事を心の底からバカにしてたし、わたしがテニミュに夢中になってしまいレイヤーを辞めた時も絶対コスプレのが楽しいのに意味わかんないわって笑われた。大学が離れてから疎遠になってしまったその子から突然連絡が来たのはちょうど忍ミュが世に送り出されたタイミングだった。
彼女は忍たまが好きだったから、忍ミュを観に行って、目の前に現れて目の前でリアルタイムで生きてる、動いてるキャラクターたちにとても興奮したって、俳優たちから紡ぎ出される奥行きに感動したってわざわざ電話をくれた。
散々わたしがテニスに夢中になっているのを笑ったけどこういう事だったんだね、ごめんねって謝ってくれて、嬉しかった事をよく覚えてる。

でも最近沼沼言っている彼女たちは違う。
10代のわたしの青春をあれだけバッシングしておいて、30代になった彼女たちはかつてのわたしと同じ事を言っている。
15年前の傷つけられたわたしは彼女たちの記憶の中にもいないだろうし、忘れ去られた過去に置き去りにされたままだ。

過去わたしが夢中になった作品たちに出ていた彼らにきゃーきゃーしている友人たちの事をわたしはどうしても許容する事が出来ない。
別に彼らはわたしのものでもなんでもないけど、あんたテニス出てた時に似てないキモいって笑ってたじゃないか。
高校時代に仲がよかった友達は全員そんな状態で、数少ない学生時代からのヲタク友達、色々あるけど曲がりなりにも15年仲良くしてきた友達、最近は時間を共有する事がしんどいな。

そんな完全に自分本位な理由でわたしは刀を振る舞台とかカラフルな服着た六つ子の舞台とかがとってもとっても苦手です。
どうやったら昔のわたしは報われるんだろうな。

■マシュマロ返信

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周りでも全通の勢いでチケット確保して公演前になって降りた訳じゃなく唐突にほぼ全てのチケットを手放してしまう子とかいますねー。
でもおっしゃる通り疲れたら一旦離れてみるのも第三者的に状況把握が出来ていいんじゃないかなって思います。
離れてみて、やっぱり必要だと思ったらいつでも戻れる場所ですしね。
ヲタクは楽しく!!

 

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そうなんですね、、、おばあちゃんなので皆テニスは履修しているものだと勝手に思ってしまっていて申し訳なかったです。
刀はステとかミュとかあって、主催もキャストも違くて最早何が何だか全くわからないんですけどほとんどTVに出てなくても2.5次元俳優をやっていても紅白に出れる昨今の世の中はすごいなぁと思います。


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馴れ初め?推しとのですか?

 


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別の方の返事にも記載しましたが、2.5のヲタクが全員当たり前のようにテニスを観てるであろうと言う、わたしを含むいにしえ2.5おばさんの先入観はよくないなぁと今回のエントリーに対する皆さんのリアクションを見て思いました。
でもどうしても、わたしたちは散々経験してきた事に対して顔を真っ赤にして公式に抗議してる方々を見ると歴史ってなかなか前に進まないのだなぁとは思ってしまいましたね。
全員が勿論そうではないですが今回の新キャスのビジュアルが解禁された段階での似てないとか前の子たちのが100万倍よかったみたいな事を鍵なしでがっつり書いている人が多すぎてやっぱり印象は悪くなりました。
滝部のドキュメンタリーは初代が出てきた時に例にも漏れずわたしは号泣してしまいましたが、本人もヲタクたちもこれを美談として語れるようになるまではまだまだ時間が必要だなぁと思いましたよね。


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すみません。
あんスタの件を言及した方が一番伝えたかった論点とはずれている事は承知しています。
病気ではないです。



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わたしも2.5にはまりたての時はDVD化されないと発表された作品に対してDVD化してくれとのたうち回ったり仕事の出来ない運営の悪口を言ったり自分本位で冷静さに欠ける発言をしていたなぁと今回のあんステ勢を見て改めて猛省しました。
古畑恵介?については本人にも非があるようなので何とも言えませんが、何も悪い事をしてないのに後任キャストと言うだけで幕が開いてないのに叩かれてしまうのは本当に気の毒だなぁと思いました。
上京組でいらっしゃるんですね。世界変わりますよね。ヲタクライフこれからも楽しんでください。


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えっ普通に怖いんですけど身内とかじゃないですよね・・?
前の名前の時と名前を変えているのに同一人物だと言う事がバレてるのが怖いんですけど。笑
ターニングポイントは、高校生の時に顔と名前程度しか知らない全く喋ったことのない隣のクラスの女子に「Hanaさんテニプリ好きって聞いたからよかったら観てみて・・!」ってくっそバカにしていたテニミュのDVDを押し付けられた時ですね。
あの子がいなかったらわたしは慎ましく薄い本を買い漁るだけの腐女子のままだったと思います。
忘れられない出来事は本当にあった怖い話の記事を見ていただければ。

 


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わたしの周りはあんまり共感してくれませんけどね!
そんな地味なやつ追っかけててどうするんだ!派手にいけ!!!って皆センターを応援していてすごいなぁと思います。
何枚DVD買っても当たるかわかんないイベントとか怖くて無理です。

 


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法的にNGな事やってなければ、好きなんだから多少の炎上は軽い火傷だと思って許容してあげた方が熱が変わらなくていいと思います。
推してる人のお芝居が好きって本当に幸せだと思います。
お芝居嫌いだけど顔も性格も好きだから追うのやめられないって人も見かけるので、芝居が好きならヲタク冥利に尽きます。
無理やり気持ちにフタすると結構きついと思うので・・己の本能の赴くまま敵陣に向かってみたらいいのではと思います。

 

https://marshmallow-qa.com/p0nko2_87

巷で噂のバーイベとやら

わたしが現役の時にはそんな言葉はなかったんだけどさ、バーイベとかカレイベとかもう色んな言葉が誕生してるね?
バーイベってわたし普通にバーでイベントする事だと思って、昔はちょこちょこ小さなバー貸切でイベントする俳優とかいたけど最近流行ってるのかな?とか思ってたらバースデーの略だったよ。加齢って怖いね。
今年で芸能生活10周年なんだけど、すなわち芸能界に入って10回目のお誕生日で。プレゼントを渡してきちんと祝ったのは7回目くらいまでだけど、なんとなく節目だし、何より今私生活でかなり疲弊してどうしても顔が見たくなって、直前までどうしようか悩んだけどチケットを取ってしまった。
試されてるんだろうか、イベント開催日は彼氏の誕生日だった。
まー同じ誕生月だからおかしくはないんだけど何も10回目のお誕生会を彼氏の誕生日とかぶせなくても。笑った。

実は夏の終わりにひっそりと出演作を観に行ったので生の姿はそこまで久しぶりじゃなかったんだけど、カーテンコール以外の素の状態の彼を観るのは2年以上ぶりの事だった。
本当に何も変わってなくて安心した。
まぁわたしが見てきた7年弱で全然変わってないんだから残り3年でそんなに変わる事もないんだけれど。
相変わらずの俳優仲間たちに囲まれて、相変わらずおバカで、本人も一緒にイベントに出ていた俳優たちも、MCも、客も、全員楽しそうだし笑っていた。
現役でがっつり推してた時は常に周りにどう見られてるか心配だったし晒されたり特定されてないか警戒したし一番でいたくて全員いなくなればいいのにって思って一人で殺伐としてたけど、本来の彼のヲタクはヘアメしてでかい貢物抱えて物販積みまくってマウンティングするような若い女はほとんどいなくて、本人含めて昔馴染みの地元の仲間のようなコミュニティで構成されていたのだ。(まぁ当時はその馴れ合いが気持ち悪くて無理だったんですけど)
なんか平和だった。多分現場が平和になった訳じゃなくてわたしの心が平和になっただけだと思う。
ただただ彼が楽しそうでそれを見てるだけでとても満たされた。

イベント後にチェキが撮れた。
昔は6000円の物販写真を2セット買ったり2万くらいする厨二病全開のオリジナルデザインのアクセサリーを買ったりしないと写真なんて撮れなかったのに、今や1枚2000円。
それでも前回よりは値上げしたらしい。現役じゃなくてよかった。
開いたお財布が塞がらないところだった。1枚だけ、と思ったけど次いつ撮れるかわからないからもう1枚、合計2枚のチェキ券をそわそわしながら買った。

席は後ろの方だったけど、イベント中客席に降りてきた時に目が合った気がした。
でもわたしはヲタクの「わたしを見てアッて顔してくれた」と言う謎の自意識過剰発言が嫌いなので確証が持てるまではあまりそう言う事は言わないようにしている。

終演後の写真の列に並んでる時は初めて話をした時くらい緊張した。
いくら長年追ってたって言ったって、三年も顔を合わせてなくて、わたしが離れている間にがんがん2.5舞台出てヲタク増やしてたらもしかしたら認知切れてるかもしれないって不安もちょっとだけあった。
何せ彼は人の顔を本当に覚えない。ヲタクの顔はまだしも、数ヶ月前に舞台で共演した役者の名前すら違う座組に移るとすぐに忘れる薄情な男だ。

でもさすがに大丈夫だった。よかった。
めっちゃ久しぶりじゃん~~~ってすっごいすっごい驚いてくれたし喜んでくれた。
さっき座席で目が合った時は本当に合っていたらしく、さっき後ろの方に似た子いるけど人違いかなと思っていたと。
人違いかと思わせてしまうくらいわたしは彼から離れていたのだなぁと改めて感じた。
今何してるの?って聞かれて、普通に会社員をしているとしか回答出来なかった。
どうしても他の俳優に推し変した訳ではない事だけはわかってほしくて「他の俳優さんいってるとかじゃないんだよ??」と言う謎の弁解をしちゃったんだけど、「うんそれはわかってる」と即答する男。その自信はどこから来るのだろうか???
わたしが刀剣乱舞の俳優にいっているとか、そういう事は考えないんだろうか???
全然出演作を観れてない事を伝えたけど、年明けに脚本演出家デビューをするので、「俳優デビューも観てくれたんだから年明けの作家デビューも絶対観て欲しい」とものすごく強く言われた。わかったよ。

 

計算でやっているとしたら大人になったなぁと思うけど、チェキが終わってパーテーションからわたしが出ていった後、チェキを撮ってくれたスタッフの男の子に、
「いやー嬉しいなー、あの子10年前のデビューからずっと応援してくれてる子でめっちゃ久々に来てくれたんだよねー」って言っているのが聞こえた。
そんな事言われたらまた追いたくなってしまうからやめてくれ~~~~~
毎日毎日強欲に良対応を求めていたヲタクは低燃費茶の間に成り下がったのだった。

ちなみに、ポーズ指定がハートだったんだけどチェキ撮り慣れてない三十路のおじさんとおばさんによるハートはまじ全くハートじゃなくて笑った。
約10年前、初めてのウエストパワーでのイベントで撮った写真と隣に並べてみて、10年前の自分たちが本当に「ザ・若手俳優とそのヲタク★」って言うきゃっきゃ感があって面白すぎた。今回のチェキは本当にクラス会で再会したおじさんとおばさんのツーショ。

今、仕事が割としんどい。
転職して3年間、こんなにしんどいと思った事はなかったんだけど、最近職位が変わって責任やプレッシャーに毎日押しつぶされそうになっている。
数ヶ月前まで楽しいしやりがいあるし今の仕事最高ー!とか言ってたわたしがメンタルやられて吐き気で出勤出来なくなっている。
誰に言っても楽しい事とか趣味でリフレッシュした方がいいよって言われるんだけど、わたしは高校時代から10年以上、マジで「若手俳優の追っかけ」以外日常生活を忘れる程夢中になって打ち込める事をやってこなかった。
映画を観たり料理をしたり、そんな些細な趣味は色々あるけど、現実から逃れられる程わたしを揺るがす存在ではない。

この人に会いに来ると承認欲求がとっても満たされる。
ヲタク沢山の中で、固有名詞でわたしを認識してくれている事に満足する。
いつ会いに来ても、「頑張って」じゃなくて「一緒に頑張ろうな」って言ってくれる彼の事が本当に大好きだ。
あーーーーーーーとっても罪な男。
たかが俳優って言われても、わたしにとって未だにとっても大きな存在だ。
でもここに100%戻るのは怖くて出来ない。
0%にした後はずっと平和な日々を送っていたから別段支障がなかったけど、割とプライベートがしんどい今、結局自分には何もなくなってしまう事に絶望する。
中途半端なヲタクは嫌い、甘い蜜だけ吸いに来るヲタクは嫌い、散々自分で言っていた事だ。
でも今回久しぶりに会いに行った事で、彼を都合のいい逃げ場に使ってしまいそうになっている自分、超ださいなぁと思った。

それでもきっと、「また来てね」って言われたから、わたしはまた来てしまうのだろうな。

 

ポンコツ女にマシュマロを投げる | マシュマロ

唐突映画レビュー/SUNNY 強い気持ち・強い愛

前はよく色んな作品のレビュー書いてたんだけど(よかったら過去エントリー見てね)このペースで観てるとなかなか難しく最近はサボり気味。
でも掲題のSUNNYがとってもよくて。
なんかもう、めちゃくそに良くて。
映画のキャッチコピー通り、まさに青春と再会してしまった。

嫌いな人も多い大根仁監督作品だし、ターゲットが極めてピンポイントな内容だから万人におすすめする訳じゃないんだけど、自分の昔話大好き芸人としてどうしても過去の話をしながらこの映画を語りたくなってしまった。

あらすじ

日本中の女子高生がルーズソックスを履き、空前のコギャルブームに沸いた90年代、そんな時代に青春を謳歌した女子高校生の仲良しグループ「サニー」のメンバー6人は、20年以上の時を経てそれぞれ問題を抱える大人になっていた。 専業主婦の奈美は、ある日、久しぶりにかつての親友・芹香と再会するが、彼女は末期ガンにおかされていた……。
「死ぬ前にもう一度だけ、みんなに会いたい」。
芹香の願いを叶えるため、奈美が動き出す。
裕子、心、梅、そして奈々……、かつての仲間は無事、芹香の前に再集結できるのか?
夢と刺激で溢れていた高校時代と、かつての輝きを失った現在の二つの時代が交差して紡がれる物語は、
ラスト、“強い気持ち”と“強い愛”によって、予想もしていなかった感動を巻き起こす!!

90年代後半(97年、98年あたりかな?)に16歳だった女子高生が主人公だから、わたしより若干上の人がどストライク世代だと思う。
でも当時街やTVでずっと流れてた渋谷系TKサウンドの嵐で映画のどの瞬間切り取ってもエモ~~~って感じだった。
ティセラのCMとか、世代の人は字面だけでやばくないですか?
とは言っても多分わたしのブログを読んでくださっている人は圧倒的に20代が多いのだろうとは思っているんだけど。
三十路以上の人は普通に音楽映画としても楽しめると思う。
charaのやさしい気持ち流れるシーンが絶妙すぎて笑う。

あとキャストも最高!!!
板谷由夏がやってた役、真木よう子がやった方が合っていたのでは、、て思ったら元々真木よう子だったんだね。板谷由夏も合ってたけど。
大人キャストとJKキャスト、めっちゃシンクロしてる訳ではなかったけどなんかわかる!って感じでよかった。
ともさかりえとか小池栄子の現代にもバブルの気配残っちゃってる美魔女感も申し分なかったし、何より関西の田舎から突然都内のギャル高校に転入してきちゃった広瀬すずの芋っぽい感じを残して平凡な専業主婦になる大人の篠原涼子の普通感がとってもよかった。

そして唯一のうちの畑界隈の出演者、三浦春馬
顔立ちが現代だからロン毛姿と当時のファッションが合わな過ぎて本当に出てきた瞬間吹いた。ロン毛あんなに似合わないイケメン俳優とかいる?!?!
春馬×すずなんてときめく以外何でもないはずなのに二人のシーンちょっと面白くて笑った。

 


わたしはまだ小学生で、映画で描かれていた渋谷で常日頃遊んでいた訳ではない。
お小遣いで遊びに行けるのは渋谷じゃなくてチャリ吹っ飛ばして15分のヨーカドーで、eggも自分たちでは買えなくて、あの世界に憧れを抱きながら自分たちでピチレモンやマイバースデーを買っていた時代。
でも、生まれ育った街が月曜から夜更かしで特集されるような治安の大変悪いところでして、周りにそういうお姉さまがたが多かったのもあると思うけど、多分そんじょそこらの小学生より渋谷ギャルへの憧れは強かったように思う。

小5でルーズソックスをはくと小6の先輩にしめられるから、小5までは市販の靴下のリブ部分のゴムを裁縫道具で抜いてはいていた。
小6になると完全に小学校の天下を取った気になったわたしたちは、お小遣いを片手にスーパーの二階で1mのルーズソックスを買った。
ソックタッチを買うのはもったいないからスティックのりでとめて、いつだってスネはガビガビになった。

りぼんの巻末についている広告を見ながら皆でサン宝石で150円くらいのアクセを爆買い。どこかの民族かってくらい、ただのハリガネで出来たほっそいブレスを20本くらいヒジまで重ね付けしてた。

休日は朝11時~夜19時まで8時間フリータイム380円の激安カラオケに入り浸って、モー娘やポケビブラビの歌を毎週毎週飽きずに歌った。(そのカラオケ店はわたしが高校生くらいになった時に後輩たちのタバコの不始末で火事→閉店になった。一生許さぬ)

スマホどころかピッチですら持っていたら羨望のまなざしの時代。
田舎の小学生は勿論買って貰える訳なんてなくて、放課後FAXを使ってメッセージのやり取りをしていた。
写真だってディスカウントストアで買った使い捨てカメラをクリーニング屋さんで現像してもらってポスカで直接落書きしてた時代だよ。
snowなんてもんはねぇよ。ありのままで勝負してたんだよ。

mejaneのショッパーなんて今の子は知らないだろ?
あのショッパーが欲しくて800円のハンカチを買ってハンカチ何枚入るんだよってサイズのショッパーに入れてもらってお会計してたんだよ。
mejane今全く聞かないなと思ってぐぐったら109にはまだ店舗があった!やばい!

 

年齢と生きていた土地が違くても、映画の中の主人公たちとあの頃のわたしは紛れもなく同じ時代を生きていた。
広瀬すず演じる奈美が東京の高校に転入してきたあの頃、小学生だったわたしは東京の端っこに確かにいた。
とにかくこの映画の全てが懐かしくて、『自分たちがこの世の中心だ』と勘違いしていた一番楽しかった時代に引きずられた2時間だった。
楽しかった、感動したと言う感情とは別に、EDが終わって映倫のマークが出て現実に引き戻された瞬間に、あの頃を生きていた自分の気配が今の自分にはなさすぎて泣けてきた。わたし何をやっているんだろうって。
地元でいきってたクソガキの頃に比べたら今の方が数ミクロンは社会の歯車になっているはずなのに、あの頃よりも今の自分の方がよほどちっぽけな存在に感じる。
いつから下らない事に笑えなくなったんだろう。
なんか今の自分がしょうもないなぁって事を自覚してしまう切ない作品でもあった。

あとは、あの歳になってもすぐのあの頃に戻れるいつメンがいるのって本当に羨ましいなぁと思った。
友達皆無ではなかったけど親友って呼べるほど親しい子は人生で全然いなくて、わかりやすく言うと結婚式には呼ばれるけど友人代表スピーチを頼まれるような間柄はいないって感じ。
だからSUNNYのメンバーたちが本当に羨ましかった。
あの人たちはあれをきっかけに再会してきっとあの後は死ぬまでいつメンでい続けるんだろうなぁって。
同世代でインスタのストーリーで「いつメンなう~ww」みたいな居酒屋の動画とかあげてる友達の事、わたし「いい歳こいて元気だな・・」っていつも少しバカにしちゃってるんだけど、同じ事が出来る友達がいないからひがんでるだけだなって心底思う。
いつメンなうが出来る友達欲しかったな。悲しみ。

 

ターゲットがピンポイントだからかわからないけどキャストがあそこまで豪華で結構大々的にプロモーションやってた割にはあんまりヒットしなかったなと言う印象。
まだやってる劇場いくつかあるみたいなので興味わいたら是非観て欲しい!!!