ポンコツ女の大行進

いにしえの若手俳優ヲタクの昔話

ハンサムライブと言う名の裏カジノ

今更すぎるんだけど去年のヲタ納めの話をしようと思う。

毎年わたしのヲタ納めはSUPERハンサムLIVEと決まってる。毎年若干名前は違うものの、2014年で10回目の開催らしい。10周年って言う事で予習DVDに歴代ライブの映像が入っていたり、今はなき蛙っ子たちに涙を流したり、なんとなくわたし自身も感慨深い10周年だった。
わたしが初めて参加したのは恐らく2007年、初めて「ハンサム」って単語が使われたお台場紅白歌合戦からだ。だから2014年で8回目の参加になる。ハンサムたちに特別な推しがいる訳じゃないけど、なんとなく毎年ハンサムを見ないと年を越せない風潮になっており、目が足りない!!目が足りない!!!と大騒ぎしながらヲタ納めをするのがここ8年間の定番になっている。

当時多分、テニミュの通と塁斗と貴ちゃんと通の友達(当時植原卓也はまだテニスに出てなかったのでわたしたちの中では通の友達と呼ばれていた。謙也役として発表された時も「ねぇ通の友達がテニスに出るらしいよ!」と言う会話が繰り広げられていた)が出てるFROGSを見に行って、裏の4人(平間壮一・鈴木和也・松永一哉・中村康平)の可愛さにハマり、蛙っ子たちが一気に見れるイベントがあるらしい、どうやら今をときめく佐藤健とか神木隆之介とか三浦春馬とかもついでに見れちゃうらしい!みたいなノリで参加した気がする。
ちょうど健の電王人気の全盛期で、チケットの倍率も本当に激しかった。会場がZeppだった事もあり毎年血反吐を吐く死闘だった。夏冬と年2回のテニミュチケット争奪戦に加えて毎年最後にハンサムと言うラスボスが待ち構えている生活。そして当落発表の時期になると「なんで推しいない人が行けて健くんの事こんなに好きなわたしがいけないの><」みたいな文句がネット上には溢れかえっていた。わたしたちはわたしたちで、ただ端っこの子たちが見たいだけなのに健人気に阻まれて見る事を許されない状況に悲しみを抱えていた。
大体冬コミとかぶっていたので同人誌を抱えながらZeppに向かう事も恒例になっていた。そして大抵冬コミの日は前日ほとんど寝てないので春馬の弾き語りを子守り歌にして仮眠を取っていた。

一般人の皆様は健や春馬や隆ちゃんの事を役者だと思っているので彼らが歌えたり(※神木氏は除く)踊れたりする事を知らない人が多い。今は会場が大きくなったので昔と比べると行ってみたいなーと思えばある程度気軽に行けるようになったけど、Zepp時代は年に1度、1000枚のチケットを奪い合う訳だからそりゃお茶の間で彼らを見てる人たちは行きたいなーとふんわり思うだけでは行ける訳がなかった。歌って踊れる健や春馬を見れるのは長年若手俳優ヲタクの中の限られた人数だけだった。
嵐はアイドルだからコンサートで歌って踊る事はなんとなく想像出来る。でも普段俳優として活動してる若い男子たちをあれだけ集めてアミューズが年に1回一体どんな催しをしているのか、それは実際に映像を見てみないと全く想像出来ないんじゃないかと思う。
一見お洒落なバーの奥にある重いドアの向こうで何が行われているかはバーでドラマを見ている人たちにはわからない。ただそのドアを開けると想像していなかった快楽が待ち受けていて、一度足を踏み入れたらその閉鎖的なテンションぶち上がりのパーティー空間の虜になってしまい、今年も、あぁ今年も・・・と抜け出せなくなってしまう。それがわたしにとってのハンサムライブだ。

基本的には裏カジノの内容は、歌・ゲーム・コントなどで、歌はその年に流行った曲・売れた曲を数十曲やるのが恒例だった。毎年一年を過ごしながら、変な曲や可愛い曲が話題になるとすぐさま「あー今年のハンサムで絶対やるな」と考える。去年だったらアナ雪とかようかい体操とか。結果どちらもやったね。
小関とかくけんにアナとハンスをやらそうと思った人は誰なんですか?チョイスが天才すぎませんか?かくけんはともかくあの人数の中からアナを小関にした人のセンスに土下座したい。教えてっよ♪何が好きっか♪やーきそばー♪僕と同じじゃないか!!!


もちろんそーいう可愛い曲とかネタ曲をやるのも楽しみなんだけど毎年アイドルの完コピもものすごく楽しみにしてる。何オクターブ下げたかわかんない野太い声で繰り広げられるヘビロテやカチューシャ最高かよ。わたしは最早アミュメンによるAKB完コピを見る為にハンサムに行ってるんだってくらい彼らのAKBが大好き。春馬の「束ねた長い髪水玉のシュシュ♪」で全世界が発狂するよ。
あれだけ話題になったのに健にAKBを踊らせたり、付き合ってるって噂の渦中だった植原にPerfumeの曲踊らせたり容赦ない所もアミューズさんほんとにすごいなぁって思うし好き。
容赦ないと言えば踊れない人が踊れる人に混じって強引に踊らされている(最早踊ってる風?)のを見るのも毎年楽しみにしている。役者なんだから芝居が出来たら問題ないのに、踊れない事を責められると言うかいじられる俳優可哀相。戸谷の公ちゃんなんかは踊れない事で神経すり減りすぎて開演直後とアンコールで体重10キロくらい違いそうだもんねいつも。

現実世界を忘れて目をハートにしながら可愛い男子30名が踊っているのを見るのも楽しいし、普段は映画やドラマでキリッとした芝居を見せて世の中の女どもをキャーキャー言わせてる人気俳優たちがいつもと違う畑にテンションが上がりすぎてしまうのを楽しむと言うのもオツなハンサムの楽しみ方だ。

佐藤健
ここ二年いなくなってしまって大変寂しい思いをしてる佐藤健様。跡部に様を付けない人間は非国民だと喚く人がいるけどそんな事言ったら皆健様の事たけるとか呼び捨てにしてんじゃねーよってなるくらいの教祖様()だ。わたしたちは健の事をアミューズのキムタク(要するにキムタケ)と呼んでいる。教祖様は会場の壁面メッセージに「寒かったろ?すぐアツくしてやるから待ってろよ」とか書いちゃう。ヲタクびっしょびしょ。
ここ数年で色んなよくない噂もあるけど、基本的には彼はビジネス神対応だ。仕事中はファン全員を彼女みたいに扱ってくれる。手越や健人くんみたいなもの?甘いんじゃなくて、どちらかと言えばヲタク全員ビショビショにさせてやるよ的な感じ。カメラに背中を向けて背後の客だけにウインクをしてみたり、自分も時計持ってるのに周りにいるヲタクにねー今何時?って甘えた声で聞いてみたり、本当にもうあの人はすごい男だ。
髪の毛が長めの時期に水に濡れるとちょっとホームレスぽくなる。ホームレスどころか吸血鬼、老婆、ムンクの叫び、元宝塚男役トップなど色々なものに例えられまくり、毎年彼はわたしたちに様々な一面を見せてくれる素敵な人だ。
あと、ハンサムの最後の方でここ数年毎年歌われてる「with you」の「隣に君がいるから」でヲタクに見立てた小指をギュって包む振りがあるんだけどあそこに熱が入り過ぎちゃった健様のギュがいつもあまりに激しすぎる。小指がヲタクだとしたら間違えなく全身粉砕骨折している。もうちょっとソフトに頼むよ。

あと塁斗と公ちゃんとの持ち歌「THRILL」の「Crazy Love」と「Fly away」の発音ももう最高です健様。一日中見てられる。そして1週間はマネして楽しめる。今年のTHRILLはメンバー回替わり制だったんだけど健様が不参加だったので普通の発音しか聞けずに不完全燃焼になった。

賀来賢人
参加メンバーいちやる気のない男。毎年「俺もう来年出たくねぇ」みたいな顔してるけど朝ドラに出ても連ドラでちょっと有名になってもなぜか毎年出てくれる。終盤に向けてどんどんやる気がなくなって歌もダンスも投げやりになっていく姿は最早お家芸ではあるんだけど、かっけんに詳しくなさ過ぎてそれが素なのかキャラなのかはよくわからない。やる気ないなら出なくていいのにって声もたまに聞くけど、基本あれがハンサムにおけるかっけんのポジショニングなんだと思っているし、本人もわかっててやってるんじゃないかな。
とにかくやる気がないくせに歌もダンスも出来ちゃうし、可愛いハンサムちゃんたちが渾身のギャグとかやって滑って、でもカワイイ~~ってなってるところにしれっと現れて一瞬で爆笑を掻っ攫って行くスマートさにわたしは死ぬほど毎年ときめきます。やってる事は頭おかしいんだけど。わたしは長年栁澤貴ちゃん推しだったんだけど卒業してしまったのでボーッとしてると気付けばかっけんを見ている。多分恋。
多分あと何年か経ったらフィルターかかりすぎてわたしはかっけんと道明寺司の区別がつかなくなると思う。

渡部秀
踊れない泣きすぎおじさん。こんばんわたなべ。
戸谷公ちゃんとか松島とかと一緒に踊れないトリオとしていじられているけど彼は踊れないと言うかとにかくリズム感がない。他の人メインの曲のバックでPPPH打って跳ねてるのすらタイミング合ってない。彼を見ると親近感が沸く。
あととにかく涙もろい。ラストの挨拶で誰かが泣きだすのは最早アミュの集団お家芸ではあるけども、とにかくきっかけが些細すぎる。皆がやっとちょっとウルウルきてるくらいで既に1人だけ顔を真っ赤にして号泣している。可愛い。
あとなぜか衣装にダサいニット帽をかぶっているイメージが強く、踊れない・涙もろい・変な帽子が合わさってわたしの中ではすごくおじいちゃんみたいな存在。秀くんのが全然年下だけど。

神木隆之介
人気どころだからソロとか見せ場とか多い割に一向に上手くならない神木氏のお歌。あれが可愛いって言うのはわかるんだけど、段々年齢も年齢になってきて、声もハンサムデビューから比べたら低くなっちゃったし、可愛いだけで済まされるのはちょっともう無理なんじゃないかと思って毎年眉をひそめながら歌声を聴いている。
でも何かする度にピギャーーーーって言われてていいなって思う。神木氏の100万倍歌が上手い劇プレのゴリラこと加藤さんにもそのくらいの黄色い声を与えてあげて欲しい。

三浦春馬
春馬に出来ない事って何?教えて下さい誰か。
かっこよくて歌もダンスも芝居も出来る三浦春馬を日本は野放しにしてていいのだろうか。何しててもかっこいいしなんか健・神木くんと並んで御三家って感じなのになぜかアミュメンにまじるとそのテレビの人臭が消えて等身大のやんちゃなアミュッ子って感じになるのが愛しい。
ゆずとか歌ってる歌声もめっちゃ好きなんだけどカメラで抜かれた時に満面の笑みを浮かべながら小首かしげるあの芸は有罪。
健と隆ちゃんは割とネタにして笑ったりしてるけど春馬様だけは非の打ち所がなさすぎるからネタとかに出来ない。ただ真顔で拝んでしまう。つまんない。

原卓也
長年「鋭利な顎をお持ちの声が変な通の友達」としか思ってなくて、テニミュ出演以降めっちゃ人気者だけどそれでも尚、わたしたちにはいまだに全てをネタにされていてちょっと気の毒。
膝と肘何個持ってるのってくらい柔軟で不可解なハイレベルのダンスをする所がすごく虫っぽいし、個性的な声で紡がれる独特のラップは呪文のようで病みつきになる。「I'm a T」とか何言ってんだって感じだし夜風に蝶がまぁう♪も面白いし砂時計をひっくり返す動きをするんだけどひっくり返さずただ横に倒してるだけでそーいう緻密な笑いをとってくるとこがツボ。
いつもクールでいけすかないなぁて思ってたんだけど10年近く見てたら一周回って可愛く思えてきた。アミューズ偉大。

野村周平
イケてる男子コンテストでグランプリを取ってピスメに出てた時はあんなに可愛かったのに、しばらく経って気付いたらすごいすかした若者になったいた。全然踊れてないのにドヤ顔でさも完全に踊れてます感出してる彼が面白すぎていつも舞台にいると動きじゃなくて顔ばっかり見ちゃう。笑った顔とか可愛いのにわたしが見るといつも真顔で踊ってる。そしてドヤ顔で客を挑発している。
知らない間にドラマ畑の人になってしまってお茶の間に「名前は知らないけど最近よくテレビに出てる人」って認識されてるのすごい。うちの父すら知ってるんだけど勿論名前は覚えてないから「春馬の弟(僕のいた時間)」か「妻夫木と瑛太と弟(若者たち)」って呼んでいる。もう国民の弟だなお前は。


吉沢亮
アミューズ1顔の整った男でありアミューズきっての三頭身俳優。いや実際見てみると全然顔おっきくなくて三頭身でもないんだけど隣にいる俳優が福士蒼ちゃんだったり東出くんだったり瀬戸だったり千葉雄大だったりたまたま皆顔が小さくて手足の長い子ばっかりなのでいつしかわたしたちの中では「顔の無駄遣い」「あと20センチでかったら人生変わってた」と散々な扱いをされている。要するに米原幸佑属性。まだハンサムは4回くらいしか出てなくてわたしよりも新規()なんだけど、どちらかと言うと映像畑の子なので毎年年末に生で見ると割と興奮する。
あんなに顔が整ってるのにセクシーな顔がとっても下手くそで、多分挑発したような目つきでセクシーを狙っているであろう表情が全部肝試しのお化け役みたいになっちゃってるのがとってもキュート。

青柳塁斗
あんなに可愛い中学生だったのに今じゃ面白すぎるおじさん。(年下)
2枚目と3枚目をあんなに自由にコントロール出来る(2枚目かどうかはおいといて)アミュメンそうそういないなって思って、ガヤの中で盛り上げる事も司会として皆を引っ張る事も出来る塁斗かなりすごいなぁって思ってる。
ダンスってなるといつも植原とか壮ちゃんの名前が先に上がるけど、わたしは塁斗の存在感と重力を感じる踊り方が一番好きかもしれない。
近年だと決まってクロスジーンの一員になろうとしている姿が可愛い。ポッポチュセヨノプチョックダリ(=キスして下さい太もも)しか韓国語を知らないようだ。

風間由次郎・平間壮一
ニコイチでしか語れない。二人が一緒にいるのを見れる唯一のチャンスと言っていいハンサムなのに今年はわたしが参加した日が壮ちゃん体調不良で欠席だったのでものすごくショックだった。由次郎おじさんも精神的ダメージを受けたのかいつもしっかりしてるのにMCぐだぐだだったし元々薄い眉毛が今にも消えそうな勢いだった。
邪な理由でこの組み合わせが好きなのかって聞かれたら勿論否定はしないんだけど蛙に出てた時代ひたすら「テニミュ組以外」って言われ続けた2人の絆と言うか友情と言うかそういう関係性がわたしは大好きで、実際性格とか全然違うしプライベートで仲いいのは違う役者だったりするけど、ビジネスパートナーとして支え合ってる感じがわたしはとっても好き。今回のハンサムで壮ちゃんが出られなかった回で壮ちゃんの事を話す由次郎が、壮ちゃん死んだの?!ってくらいメソメソしてて可愛すぎた。
一人じゃないからねで「喜びも悲しみでさえも 共に越えてきた だから今という この瞬間を大切に前に進もう」って最後手を握り合う二人がマイベストオブゆそ。
壮ちゃんがゆじろに呆れながら「wow...Fantastic baby...」って歌うのが見れなかった2014年のハンサムはとても不完全燃焼でした。
壮ちゃんのダンススキルが半端ないせいで普通に上手い由次郎が俺踊れないからぁとか言ってるのも可愛すぎるしゆじろと壮ちゃんは日本の宝。
二人ともイケメン売りしてないところも好き。壮ちゃんは自ら「顔とかよくないけどその分違うところでいっぱいがんばる」とか自虐的。「猫が吐いた毛玉みたいな眉毛してる」とか「ダンゴ虫の裏側みたいな顔してる」とか色々言ってしまうけど、壮ちゃんの事は本当に好きだよ。ごめんな。
ゆじろはTheGameの撮影で「キミの事・・独り占めしたいよ」とか台詞で言う度にカメラの外で他のアミュメンに大爆笑されてるし、水玉の衣装着てるだけで水玉おじさんって呼ばれてるし、とにかく面白い。

桜田
世界一のアミュヲタ。過激アミュ厨。ハンサムのTO。
一時期お休みしてからのハンサムだったから例年よりも赤ちゃんがえりしてるっていうかはしゃぎっぷりが半端じゃなかった。タックン!タックドコ!タックン!タックンイタ!!タックン!オドロ!!!みたいな。植原のヲタクも思わずドン引き。
どこまでが商品としての桜田通なのかわからないし、素性はやんちゃなのかもしれないけど、わたしたちが消費者として感じる桜田通はどこまでもアミューズと言う事務所に忠誠心を貫き、同じ事務所に所属しているタレントたちの事を信じていて、自分たちを応援してくれる人の事も心から愛してる。
自ら望んでここに所属していて、自ら望んでこの環境でお仕事をしているんだと言う気持ちが全身から溢れてて、ハンサムに出てる通ほどいきいきとした俳優の姿をわたしは見た事がない。
はじめは年下組で皆から可愛がられてきた通だけど、年齢でも経験でももう中堅。多分自分立ち位置をどうしたらいいのか迷走した時期もあったと思う。実際ネジぶっとんだのかってくらい奇行を繰り返してたりいきなり泣き出したりする年もあった。でもイギリス留学して、日本の仲間たちや事務所を一旦距離を置いて、これから自分がどうして行くべきなのか答えが出たのかなって思ってる。ますます頭のおかしい子になってる気がしないでもないけど。ケイチャン!タッキー!タカサン!ってきゃんきゃん喚いてた通はいつの間にか自分の事も周りの事もものすごくよく理解してる素敵な俳優になってた。本心かなんて誰にもわからないけど「ファンの皆が僕たちに会いに来るために一生懸命可愛い服選んだり髪型可愛したりしてるのを想像するだけで愛してくてたまらないんだよ」って言ってくれる通の事誰も嫌いになれないなって思う。通はアミュメンの一員だけどファンの代表でもあって、事務所と所属タレントを心から愛してるからそのタレントたちを応援しているファンの事もとっても大切に想ってくれてるなって感じる。
アミュメンに対しての独占欲が強いところも可愛い。おととしからクロスジーンがハンサムに参加するようになって、それを聞かされた時にいつものメンバーだけでいいじゃん、なんで知らない人入れるのって思ったって話が可愛くて好き。

追記:平埜生成
8年来の友達Sから「なんで生成語りがないの?!生成への溢れる思いはないの?!」とクレームが入った。Sはテニミュ1stで平野良のヲタクをしていて、生成がキャスト発表された時に「ひらのだって!ハマるしかないかな?!」とか笑って言ってたらほんとうに生成のヲタクになっていた。
生成の存在を知ってからはずっとSが好きな俳優と言う目でしか生成を見た事がないからほんとうに特に何もないと言うか「あぁ、今年もSが隣で興奮している・・」としか思った事がない。
芝居もあんまり上手いと思った事なくて、声の大きさと若さだけで強引に乗り切ってる感あるよなぁと思ってただけど、前回の劇プレ(WのG)を観て初めていいお芝居をする役者だなぁと感じた。生成の芝居に泣いたのは初めてだなぁ。はぐてぃ楽しみ。
あとはうーん・・・体臭が臭そうとか、自分の汗でそろそろ溺死してYahooのトップニュースになりそうとか、セックス下手そうとか、慢性鼻炎辛そうとか・・一生懸命考えてもそんなもんしか出てこない。ごめんS。


アミューズは大きい事務所だけあって教育がとってもしっかりされているなぁと言う印象を受ける。健とかはやんちゃな噂沢山聞くけど、そういう事ではなくてヲタクに対してすごく誠実な事務所と言うイメージ。
アミュメンを追っ掛けたり待ったりした事ないからそういう時の対応はよくわからないけど、例えば映像関係のエキストラ参加した時とか、街中でたまたま遭遇して声をかけた時とか、わたしはとっても皆優しくて紳士的だなぁと感じた。それが別にビジネス上だったとしてもそんなのはどうだっていい。メディアに露呈していない部分でも、ヲタクに優しいのは素晴らしいと思う。

本心はどうだかは置いといて、接触したヲタクにそう思わせてくれる空気を皆で作っているアミューズって素敵な事務所だなぁと。
ハンサムライブは本編は盛り上がるけど、エンディングは誰かが引退する訳でもないのに決まって数名が泣き出す。こうやって沢山の人が僕たちの事を応援してくれる事が嬉しいとか今年もこのメンバーで一緒にハンサムに出れたのが嬉しいとかそんな理由で泣き出す。まぁ役者だからそんなの容易いかもしれないけど、例え演技だとしてもあそこまで出来るのはすごい。
皆さんがいるから僕たちは頑張れますって言うレベルのトークならまだわかるんだけど、ハンサムライブの〆はいつも「皆が笑顔でいる=僕たちが頑張れる=皆が元気になる=日本が元気になる=世界が平和になる」みたいなラブ&ピース的思考を彼らはわたしたちに提唱してくる。そこが怖い。アミュ教。
怖いと思いながらもあの環境下にいると「あれ?もしかしてこのイケメンたちが世界を変えてくれるかもしれない!戦争がこの世からなくなるかもしれない!」って段々思えてきちゃうところが不思議。

わたしはハンサムに推しはいません。好きな子は沢山いるけど。
でもわたしは彼らを囲っているアミューズと言う事務所と彼らの関係と、彼らのヲタクへの年末還元大祭とも言えるハンサムライブがとってもとっても好きです。

(ここ最近一部なりますが)DVDになる訳でもない、テレビで放送される訳でもない、ジャニーズで言えばカウコン的な、あの空間の扉を開けないと素晴らしさがわからない秘密の裏カジノ。
わたしは今年もハンサムに行かないと新しい年は迎えられないと思う。