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ポンコツ女の大行進

気付けば妙齢の若手俳優ヲタク。

舞台「こどものおもちゃ」

こどちゃ舞台、初日に観てきた。もちろんNと。
今回はばびっと組とまろちゃん組のダブルキャストで、どちらかと言うとまろちゃん組が見たかったんだけど(羽山が美少年だったから)Nがばびっと組の羽山が見たいと言うことで(コドモ警察エルメスだったからジャニヲタには有名らしい)仕方なくばびっと組にした。

いや、本当に、本当に申し訳なかった。
キャストが発表された時に羽山役合ってない!ぶす!!と大騒ぎしてしまい、誰が演じても文句言うだろうなと覚悟して見たんだけど、相澤侑我くんの羽山は最早
ただの羽山秋人だった。本当に、わたしが小さい時からずっとずっと憧れていて今でもリア恋の対象の羽山秋人そのままだった。
ストーリーでも勿論泣いたけど、目の前に実在している羽山秋人に、わたしは意味不明な涙が止まらなかった。テニスや忍ミュ見てため息を漏らしながら「ハァン…○○かわいい……」とか半泣きでつぶやいちゃうヲタクって頭どうかしてるなぁと今まで思ってたけど、わたしも今すぐ舞台の上に駆け上って告白してしまいたい気持ちになった。
長年2.5次元かじってるけど二次元で死ぬほど好きなキャラを舞台で見たことがなくて(デスミュに行ったら何か変わったかもしれない)、今更それを初体験した感じだった。

侑我くんのここが羽山

①顔
小花美穂の絵がキラキラしゃらしゃらなだけで、そもそも羽山はそんなにイケメンキャラじゃなかった。直澄くんは絶対に美少年起用しなきゃいけないけど、羽山は目付きが悪いフツメンなのではないかと思った。中学になってモテ始めるからフツメンよりはまぁイケメンか。中の上?上の下ってとこ?
侑我くんは死ぬほどイケメンで美少年!って感じではないし、写真で見ると鼻がおっきくて頰の余白が多めで全然イケメンだとは思えなかったけど、生で見たら普通の男子よりちょっといけてる男の子感が絶妙だった。
顔で言えばまろちゃん組のりひとくんの方が数倍整ってるんだけどとっても顔か可愛らしくてどちらかと言えば直澄くん系の中性的な顔立ちだよね。まろちゃん組は生で見てないので生で見たらりひとくんの事もリアル!とか言い出すのかもしれないけど。

②体型
わたしはコドモ警察は見てなかったけど、たった2.3年前のあのドラマの時と顔も背丈も全然違う。小学校高学年〜中学1.2年の頃って別人かって思うくらい変わる男の子いて、それこそ原作で会った羽山がニョキニョキ伸びすぎてて戸惑っちゃう紗南ちゃんに「そりゃこの歳で縮みゃーしねーだろ」って羽山が言うシーンがあるけど、エルメスしか知らない人は今回の侑我くん見たら多少戸惑うのではないかなってくらいサイズ感が違う。
調べると2013年末時点で144センチ、2015年頭時点で157センチって事で1年で少なくとも13センチ伸びてて、ブログでの157センチ申告から8が月経ってる今は多分160センチくらいあるんじゃないかな。
何なの・・・身長の伸び方もリアル羽山・・・・。元々ダンスがあんまり得意じゃないのかもしれないけど、ラストのダンスシーンできびきびクルクル踊る紗南ちゃんの横で長すぎる手足を持て余してあんまりコントロール出来ない感じでダバダバした動きをする侑我くんの姿がめっちゃ羽山だった。紗南ちゃんにつき合わされて無理やり踊ってるけど楽しくない訳じゃない・・的な表情でのモタモタダンス最高に羽山だった。

③声
これは完全にアニメの羽山の声をあてていた中崎達也さんのイメージなんだけど。彼もアニメ当時はちょうど14歳で声変わりの時期だった。小学生の声ではないけど完全に大人になりきってない少しかすれた声に当時小学生だったわたしは身もだえしていた気がする。
中崎さんにそっくりな声って訳じゃないけど同級生たちよりちょっと声変わりが先にやってきてる感じとか怒鳴り声とかの通りがあんまりよくない感じとかが羽山以外の何でもなかった。

④動き
マンガやアニメでは表現し切れない生身の人間の動き。人間が演じている羽山秋人を見るのは生まれて初めてだったけど、誰も正解の提示してくれない羽山らしい動きをあそこまで使いこなせるのは侑我くんがすごいのか、演出家の大内さんがすごいのかどっちなんだろうか。
上手から下手に移動する歩行1つであっても、少しだけ猫背で(でもその猫背も姿勢が悪い!って感じじゃなくて生きてる事に引け目を感じてる哀愁が漂ってる系猫背)胴が先に動いていやいや足がついてきてる感じとかとってもとってもとっても羽山。
あと授業を受けてる時にポッケに手を突っ込むときとか、他のシーンでもポッケに手を入れるタイミングが絶妙。
色んなシーンにときめいたけど五味政権を瞬殺する時に、紗南ちゃんから「一発だけなら許す!!」って言われて教室の後ろの方からゆらゆら出てきて腹パン食らわす一連のモーションがもう。今すぐ押し倒したかった。

⑤紗南ちゃんとのバランス
これはもう侑我くんがすごいと言うよりもあのキャスティングをしたネルケに300万くらい差し出したい勢いなんだけど、紗南ちゃんを演じてた小椋梨央ちゃんとのバランスがあまりに絶妙すぎて、隣に並んでるだけでもため息が出た。
中学生編になると羽山が伸びるから身長差が出てくるんだけど、小学生編では二人の身長はほぼ同じくらいで、体型(とか等身とか)もイーブンな状態がいいなぁと言う中で、二人とも顔が小さくて手足が長くて、似たスタイルなのに動きが全く違くて並ぶととっても羽山と紗南ちゃんだった。

⑥おしり
すばらしかった。それ以上も以下もない。

紗南ちゃん
羽山と言うか侑我くんの話ばっかりしてるけど、梨央ちゃんの紗南ちゃんもわたしの思い描く理想の倉田紗南だった。美少女なんだけどものすごく今風な顔の訳ではないと言うか、どの世代にも可愛い顔をしてると思われる癖のない美少女顔。でもまだ顔の形とかは子供でまん丸で。真顔になると大人っぽいのに笑うと目じりが下がってほっぺがぷっくりするの。芸能人オーラがばりばりに出ていると言う訳じゃなくて、街中にいて誰もが振り返る美少女ってよりも学年で一番目立つ可愛い子って言う感じがすごく等身大の紗南ちゃんだなぁと感じた。あと原作にはないアゴにあるホクロがセクシー。
梨央ちゃんにもし1つケチを付けるとしたら紗南ちゃんは乳の発育に不良があるのに梨央ちゃんの乳は順調に育っていた事だね。お前まだブラしてねーのかって羽山が言うけどいやブラしてるよって感じだった。
ペタンコだったら気にならなかったのに多感なお年頃の乳ばっかり見てしまってわたしは罪悪感でいっぱいだった。ごめん気持ち悪いおばさんで。

剛くん
あとは全ての笑いを掻っ攫っていった剛くんめっちゃいいキャラしてたね。羽山と紗南ちゃんに比べてあまりにも子供すぎてずっとNと「剛くん赤ちゃんすぎるwww」とまずそこに爆笑してたんだけど。まぁあそこまで子供にしなくてもいいのにとは思った。今回はメインの話がなかったから可愛くて面白い伊藤壮吾くんでよかったけど、もし今後続編で家の離婚問題とか亜矢ちゃんと付き合ったりとかするならもう少し他の子たちと合わせた背丈の子をキャスティングした方がいいんじゃないかなぁと思う。
あと紗南ちゃんがあまりに剛くんを下に見ているのちょっと気になった。まぁスッポン写真事件の時はちょっと子分的な感じでつかうし、たまに剛って呼び捨てにする事もあるけど紗南ちゃんはそんな剛くんをぱしりにするキャラじゃないし普段はくん付けだしね。

ゆんち
舞台上誰よりもイケメンってどういう事だ。あいつは誰だ。

恩多さん
われらが平ちゃん。大好きな青学五代目平ちゃん。
キャストが発表された時何の役をやるのかと思ったら恩田さんはじめめっちゃいい役ばっかやってた!田中先生とサムもだよね?
締め切り破るママを室内でおっかける「せぇんせぇ~~~!!」って言う時の座り歩きが完璧だった。別に恩多さんに神キャスト求めてなかったんだけどすごく恩多さんだった。続編にも出して!

玲くん
りぼんフェスタで見た時からすごくいい感じで安心して見れるなぁと思ってたけど思いのほかよかった。とりあえずテニミュキャスト出しとけば集客見込めるだろ的な感じでキャスティングされたとはじめは思ってたからほんとに一慶よかった。
ただ、コメディ要素を要所に入れたいからだと思うけどちょっとしつこかったかなぁ・・・別にそこで玲くん面白い事やる必要なくない?みたいなとこで出てくるから集中力がちょっと途切れた。

実紗子ママ
わたしは声優に疎いので、キャストが発表された時に皆が三石さん三石さんって大騒ぎしてた時にそんなにすごい人だと言う事はわからなかったんだけど、すごい有名な声優さんと言う事を抜きして女優さんとして理想的な実紗子ママだった。紗南ちゃんの実母と対面したシーンは原作だとひっぱたく前まではとても冷静に見えるけど、心の中では激昂してるって言う原作の静止画ではなかなか表現しきれない部分とかが舞台の上で可視化されてるあたり、あぁ舞台化の素晴らしいところってこういうところだなぁと改めて思った。
娘の私の内容の独白部分、ホワイトスクリーンにシルエットで進むあの部分は声優としての本領発揮と言うか、さすがだなーと。

チャックアップ
出演が決まった時、多分紗南ちゃんの芸能仲間的な位置で出るんだろうなぁと予想は出来てたけどその通りだったね。原作だとこどものおもちゃって言う、まぁさんまのまんま的なバラエティがしょっちゅう出て来てたけどそれ使えない代わりにピコピコハンマーの助?まぁ正直全くよくわからないけど毎回バイバイして次の現場でも会っちゃう紗南ちゃんとチャックアップ可愛かった。
風邪薬のCMがめっちゃ可愛かった。薬名忘れたけど。
あとは台詞を喋りながら紗南ちゃんとちちくりマンボを踊ってる姿がとっても愛らしくて、マルちゃんが紗南ちゃんと精神年齢同じくらいなのが可愛かった!
ビタミンLOVEは新曲かと思ってたけどよく聞いたらアニメの少六隊の歌だった。女の子丸出しの曲だったからアレンジ加えててチャックが歌うとちょっとおかまっぽかったね・・・
お知り合いが言ってたんだけど、どうせアニメの曲カバーするならウルトラリラックスがよかった!!!チャックだけじゃなくてエンディングで全出演者で踊ってもいいけどあの振付皆でやったらめっちゃ可愛かったのに!
わーたしの事だけみ・て・て・ね♡

 

コメディとシリアスの振り幅が半端ない作品だから1.5時間~2時間と言う限られた時間の中でどこのエピソードをやるのかすごく気になっていて、多分コメディパートとか紗南ちゃんと羽山の煮え切らない愛だの恋だのを多めでやるんだろうと思ったんだけど案外シリアスパートもがっつりあっていい意味で裏切られた。
前述の通り、羽山と紗南ちゃんが理想すぎて1.5時間ずっと泣いてた気がするんだけど、シリアスパート、特に家族の絆と言うテーマに絞った構成で原作で泣いたシーンで舞台版でもしっかりと泣かされてしまった。

家族にスポットを浴びた構成だったから羽山と紗南ちゃんと恋愛エピソードが少なかったのは残念だったかな。まぁそれやられたら多分わたし瀕死してたと思うけど。
このままエピソードなく終わるのかなと思ったらめでたしめでたしの後に社会化見学シーンがあってマジできょとんだった。あのキスシーンで終わらせるって事は続編がありそうな気がするけど・・・。

たまに「詳しくは続編で!」的な台詞があったんだけど続編やるのかなぁ。
続編やるなら麻子さん出してヒモ問題やって欲しいし、直純くんの君の秘密を知ってるよもやって欲しいし、もちろん水の館もやって欲しいし、クリスマスもやって欲しいし、風花との三角関係もやって欲しい!!!小森事件はさすがにヘビーすぎて無理だろうな・・「お前と離れたらダメんなるのは俺の方だ!!!」って泣きながら侑我くん羽山に言って欲しいな・・・
羽山の台詞で一番好きな「泣きたくなったら俺んとこ来い」は今回上演されたエピソード内での台詞だったから今後舞台で聞ける事はもうないんだろうな。悲しい。
水の館とかめっちゃやって欲しい。「わたしはきっと、本当は皆が思ってる程強くない。だけど頑張らない訳にはいかない!」が聞きたい。あと共演者に迫られる麻子さんを「これは俺のなんで・・」って連れて帰る玲くん見たい。麻子さん誰にしよう?!

わたしは普段2.5次元舞台を見る時は「原作知らないけど好きな役者が出るから観る」側の人間で、別にチケットを取った人が原作を知ってようが知らなかろうがそんなのどうでもいいし、作品を観る人に原作予習を強要したり原作未読での観劇はマナー違反だとはほざく原作厨の人は本当に厄介だと常々感じてきた。
2.5次元はあくまで舞台であって、原作厨の為だけにあるものではないし、どんなに原作厨に評判のいい舞台だとしても原作ノータッチの人にはさっぱり理解出来ない脚本や演出の構成になっているのはよくないと思う。舞台作品として独立していて、原作と言う存在がなくても一物語を楽しめる状況にして、なおかつ原作レイプをしない、原作厨を大切に思ってる作品と言うのが一番素晴らしい2.5次元舞台だと思う。テニミュが2.5次元舞台のパイオニアと言われ10年以上人気を保って来れたのはそれが絶妙だからで、原作を読んでなくてもきちんとストーリーが把握出来て、役者たちの素材の味を生かしながら再現するべき箇所は忠実に再現して、ただ「二次元を舞台上で上演する」と言う訳ではなくて「2.5次元としてそこだけを切り取っても成立する」事がとても大切なんじゃないかとわたしは思う。

今回、珍しく「原作知らないけど好きな役者が出るから観る」側の人間ではなくて「過激原作厨」と言う立場でこどちゃを観に行った訳だけど、2.5次元の作品としての出来栄えは正直微妙だったと思った。
もう10年以上何度も何度も、台詞をそらで言えちゃうくらい読み込んだ大好きな漫画だからどのシーンを見ててもピンとくるし感動したけど、こどちゃを知らない人が見たらあれ舞台としてレベルはどうなんだろう。
それぞれのエピソードは細切れになっているし、原作厨にとっては感動的なシーンであってもどこか泣けるのかわかんないって感じになったり(母と娘のシーンはともかく羽山家で紗南ちゃんが出るドラマの再現をクラスメイトがやるシーンはわたしですらこれで感動はないだろうと思った。なんで原作通りテレビの放送見させなかったんだよ)わたしですらくどいと思った玲くんやその他のギャグシーンは原作未読の人にとって不快以外の何物でもなかったんじゃないかと思う。
演技力に関しても、侑我くんも梨央ちゃんも羽山と紗南ちゃんとしては申し分なかったけど役者として見たらまだお世辞にも上手いと言えるレベルじゃなかったし他のクラスメイトの棒読み具合もうん頑張れ・・・って感じだったもん。

アニメの監督を務めた大地さんがそのまま今回舞台の脚本演出をしたって事で、わたしのような原作厨はアニメのままだ!漫画のままだ!って思えるシーンは作れても、2.5次元舞台としての完成度は低かったかなと思う。散々長文で素晴らしいとか言っておいてアレだけど。
原作とアニメをそのまま鷲掴みにして舞台の上に放り投げたところで2.5次元ぶたいは完成しないんだと言う事を実感したし、多分アニメばかりを手掛けてきた大地さんはその感覚がまだわからないんだと思う。

でも、やっぱりこどちゃと言う作品と付き合いが長い人だからこそ、作品に対する愛情は感じた。すごくこどちゃを大切に思っていて、いい物作るぞ!って言う意気込みはとっても感じた(少し空回りな結果になってしまったけど)。
最近は人気のゲームやアニメを適当に映画や舞台にして適当に人気のある若手俳優キャスティングしてコンプするのにいくらかかるかわからないランダムブロマイドとかガチャとかでとりあえず金儲け!みたいな制作も沢山いるからそんな人たちに舞台化されるよりはよっぽど幸せだった。

舞台としての出来栄えが微妙だからチャームの人たちとか一慶ファンとかにはボロクソ言われてるんじゃないかと思ったけどそんな事もないみたいでホッとしてる。
優待出てたくらいだから第二弾があるのかはちょっとわからないけど、また舞台の上で動く紗南ちゃんと羽山にいつか会える事を楽しみにしてる!

 

相澤侑我くんのヲタクにはなりませんのでご安心下さい。