ポンコツ女の大行進

気付けば妙齢の若手俳優ヲタク。

やっぱり君が、NO.1

※へいせいじゃんぷの話はしてません。

 

R-1グランプリが終わった。

横澤夏子がこの一年、色んな努力をして目指してきたピン芸人の頂点を決める戦いが終わった。
結果として、なっちゃんは優勝出来なかった。
と言うか、ファイナルステージにすら行けなかった。
ハリウッドザコシショーと言う勢いまかせのおじさんに、なっちゃんは負けた。
いや、ザコシショー絶対笑うもんかと思ったけど結局笑ってしまったけど。悔しい。
もう巧妙と言う言葉とは真逆の芸風で、圧だけで会場の空気を全部自分のものにする、若手じゃ出来ない力技だ。
あれも技術と言えば技術なのかもしれないけど、あーいう芸風が勝ってしまう昨今のお笑いはどうなのかとは思ってる。
わたしはやっぱり作り込んだ頭のいいネタのが好きだなぁ。
 
決勝前日、なっちゃんは初めて新宿のルミネで単独公演をやった。
キャパの小さな渋谷の無限大ホールで10ヶ月くらい毎月連続でソロイベントをして、その間にモノマネ番組で優勝したりテレビで見かける事もだんだん多くなってきて、夏頃わたしがそのイベントに行った時はゲストを呼んでも半分しか埋まってなかった無限大が最終回は立ち見も出る程満員で、ルミネの公演もあっという間にチケ完売したと聞いた。
10本くらいネタをやってくれたんだけどほとんどが新作で、着替え中に流れる映像も面白かったし2時間ほぼ丸々コントをやってくれた単独は本当に本当に面白かった。
 
今回無限大ホールの方のイベントのリピーター特典で、楽屋に入れて貰う事が出来た。
R-1の決勝前夜だし、イベントが終わった時点で22時過ぎてるし、きっとわたしたちなんかを構ってる時間なんてないはずなのに、なっちゃんは30人強のお客さん一人一人としっかりお話をして写真まで撮ってくれた。
 
前日に単独公演を観て、楽屋で直接エールを送れたわたしはその時点でなっちゃんが優勝するイメージしかできなかった。
なんの根拠もないけど、今年はこの子がきっと頂点を取ると言う自信があった。
 
でも、ダメだった。
何度も何度も準決勝止まりで、小道具に使った自転車に乗って雨の中泣きながら会場を後にした年もあると言ってたけど、(R-1は準決勝まではセットの搬入搬出は自力でやらなきゃいけないらしい)今年は優勝候補と色んな所で書かれてたし、事務所自体で今年一番押してる芸人ってメディアで露出させてたから本人も今年はいけると思ってたんじゃないかと思う。
わたしはファンの立場でこんなこと言うのはアレだけど、今年が無理なら来年はきっともっと難しいんじゃないかと思ってる。
まぁそんな事言ったら安村とか厚切りジェイソンとかもっと難しいと思うけど。
 
R-1の放送日、わたしは夕飯の支度を中断してテレビの前でドキドキしながらBブロックのネタを見守った。
セットを見た段階でなっちゃんが何のネタをやるのかわかって、「よりによって決勝で何でこのネタチョイスしたの?」って思った。
あのレストランで幸せを隠しきれない女は無限大でも観たし、前日のルミネの単独公演でも観たんだけど、正直わたしはあんまり面白いと思っていないネタだった。
まずうける年齢層がかなり限られている。スーツ着た彼氏にきちんとめのレストランに誘われてめちゃくちゃ期待して先走って勝手に浮かれちゃう女の気持ちなんておじさんにはわからないと思うし、しかもあのネタって最後は結局ハッピーエンドな訳じゃん。なっちゃんのネタが好きな人ってそんな幸せな女を見たい訳じゃないと思うんだ。
なっちゃんの得意とする、「よくいるちょっと鼻につく女たち」はそもそも限りなく女性向けだと思うし、それも多分学生~30代くらいまでにピンポイントで支持されるネタだと思う。だから男女問わずに観られたり審査員に大御所芸人がいたりする場では全員から評価されるのは難しいんじゃないかと思ってていて。素人が偉そうに申し訳ないんだけど。
そんなネタの中でも男性や大人にも十分に笑ってもらえるようなネタは沢山持ってるのに、あえて受ける層がかなり狭まるあのネタをチョイスした理由が素人のわたしにはちょっとわからなかった。
子供2人を動物園に連れてったけど言う事聞かなくてイライラしてるお母さんのネタとか超面白いんだけどな・・大人受けもいいと思うし。
いうか、一つのネタをやるには4分と言う長さはなっちゃんには長すぎたんだと思う。短ければすぐオチに持ってけるけどあれだけ長いとどうしてとシチュエーションドラマみたいな時間が伸び伸びになっちゃって観客が飽きちゃう気がする。
ライブだと20秒未満のネタを50連発くらいやってくれたりするんだけど、ネタによって完成度の差はあるけどそれのがよっぽど面白かった気がする。

それでもお茶の間投票は1位だったんだけどね。どんなにお茶の間で受けても審査員の力で全部変わっちゃったね。
なっちゃんに嫉妬してる(程評価してる)と言ってた清水ミチコすらザコシショーに入れてて、芸人界って世知辛いなと感じた。
 
なっちゃんの方が面白かったのに!!!」って悔しがりたかったけど、「普段のなっちゃんはこんなもんじゃないのに!!!」って言う悔しさが残った。多分R-1は普段お笑いに興味ない人も沢山観てると思うし、勝てなかったとしてもなっちゃんってこんなに面白いんだよって色んな人に知ってもらえるチャンスになって欲しかったなぁ。
本人が一番悔しいと思うけどなかなかわたしも悔しかった。なっちゃんを好きになって1年未満のド新規がこんな事を思うんだから、20歳の頃からなっちゃんを知ってる人からしたらたまらないだろうな。
 
Bブロックでザコシショーが勝ち残る事が決まってCM入る前、音声は入ってなかったけどなっちゃんがカメラに向かってずっと「ありがとうーありがとうー」って口パクしててわたしはとっても苦しくなったよ。
 
なっちゃんは優勝する事しか考えなかったので賞金の500万が入ってくる事を想定して先日13万円のレコーダーを買ったんだよ。
そのお金をすぐに回収出来るように、今後も沢山仕事が入ってくる事を願ってる。
 
優勝は出来なかったけど、わたしの中ではなっちゃんがダントツガールだったよ。
知念ちゃんみたいにしっとり「やっぱり君が、NO.1」ってよりは、「君がNO.1だああああああ!!!」って大ちゃんよりも大きな声で全世界に向かって言いたいよ。
You Are My Only 1!!!!!!!
 
完全に余談だけどなっちゃんきっかけで芸人の追っかけのコスパの良さを実感しているわたしはちょこちょこ無限大ホールに通っているよ。
ピスタチオの隣で白目で写真撮ってもらったり、完全にミーハーJKとレベルが変わらない。