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ポンコツ女の大行進

気付けば妙齢の若手俳優ヲタク。

「イケメン目当て」は悪なのか

先日、朝起きたらTwitterが荒れていた。
わたしが去年の夏から好きで見ている芝居の主宰兼脚本演出の根本宗子氏とD2(今はD-BOYSなの?)の土屋シオンの話題で荒れていた。
本人たちが黙秘を決め込んでいるので真実は誰もわからないけどもし本当だったらかなり頭はいっちゃってるかなぁって思う。

まぁそれは置いといて、シオンを応援していたファン何人かが今回の件でファン辞める、要するに担降りする!って言って、前から彼に対して感じていた不信感とか不満とかそういう事が今回の件をきっかけに爆発してしまったみたい。
その中で、「自分はD2の他メンバーとは違う、アイドル売りしてないって言う言動が腹立つ」みたいなのがあった。確かにシオンはここ最近サブカルじみてると言うか昔から好きだった音楽の方にも力入れたり小劇場出たりしてるし、需要に対応すると言うより俺は俺の好きな事をする、アイドル売りを求めるなら他の俳優にいけ、わかるヤツだけついてくればいい的な空気はあったのかもしれない。
実際に他のイケメン若手俳優()を見下してるのかは置いといて、そのイケメン売り・アイドル売りを馬鹿にしていたりそうなっている自分に納得いってない若手俳優は沢山いると思う。最近のシオンもそうだけど、ランガンの雄也なんてその典型と言うか、自分もアイドルグループに所属してて散々2.5次元舞台に出てきたのに2.5次元作品の事は死ぬほど馬鹿にしてるしテニミュの文句も言ってるし自分もイケメン俳優と言う管轄にいる癖にここ最近の顔売り俳優へのdisばっかりしてる。
そんな俳優を応援してるファンの中でも「顔目当てと思われたくない」「イケメンだから好きになっただけとか言われると腹が立つ」と怒っている人を良く見かける。

 

※当エントリーにおける「イケメン目当て」と言うのは「顔だけのファン」と言う事ではなく「顔がいいイケメン俳優が目当て」と言う意味です。

元々わたしは2DKが大嫌いなんですが(ここ太字にすべき?)この話を読んでほんとにきなりとこむぎとは絶対に友達になれないと思った。

「どうせイケメン目当て」と言われる事をなんで嫌うのだろうか。イケメン目当ての何が悪いの?その俳優を応援するにあたってどこが好きかなんて別に自由だし、「実力なんて見ようともしない薄っぺらなファン」って、実力を見ようとすれば薄っぺらじゃないの?何年経っても全く成長しない、卒業して何年も何年もテニミュデビューの時のキャラ芝居を引きずってる俳優に対して、「今日も相変わらず芝居はクソ下手だったけどとにかく今回のビジュアル最高すぎる!」って大満足するヲタクより「今日はあのシーンのここの台詞が云々」って毎回苦言を垂れ流してるヲタクのがいいファンなの?

自分の好きな俳優を客寄せパンダに使われる事も皆ものすごく嫌がるけどわたしたちヲタクにとっては大好きな俳優を見る機会が増えてハッピーだし本人は仕事が増えて自分の事を知らない人にも自分を知って貰える機会が増えてハッピーだし制作側は低コストでそこそこヲタク抱えてる若手俳優使って動員数確保出来てハッピーだしハッピーな事だらけだと思うんだけどな!!!

業界人でも、テニミュとか特撮出身者はまともな芝居も出来ないのに人気だけはいっちょまえで天狗になっててそういう奴らが蔓延すると演劇業界の品位が下がる!とかほざいてるおじさん沢山いる。でもそんな俳優たちが演劇業界からいなくなったらこの先演劇業界はどんどん衰退する。テレビや映画ですらどんどん数字出せなくなってきてる世の中で1回見るのに大体5000円以上はかかる演劇なんて見る人いなくなるよ。本当の芝居の素晴らしさ()がわかる人だけにしか見せたくないんだったらそれでもいいけどそれって10年も20年も絶対続けられないと思う。
2.5次元舞台は別にわたしも好きな訳ではないし、そもそも元になった二次元の作品を全く知らないからほとんど発表されても興味わかないんだけど、業界のおじさんたちが「演劇業界の品位を下げる」と馬鹿にしてる2.5次元舞台にどれだけ今の演劇業界が支えられてると思ってるんだろう。
確かに何年経っても一向にお芝居が上手くならない子も沢山いる。テニミュから3年ぶりに見る~成長してるだろうな~ワクワクって他作品見に行って全くテニスと同じ芝居見せられる事もある。でもファンサだけは神でなんかよくわからないけど年々着実にヲタクの数を増やしてる人もいる。
彼らは果たして本当に演劇業界にとって悪なのかなぁ。そんな事をずっと考えてしまっている。

演劇業界だけじゃなくて特撮業界も同じ。特撮業界は多分制作側と言うより特ヲタがわたしたちみたいな中の人目当てのヲタクをすごく見下すし、中の人にキャーキャーしてるママたちを邪魔だと思ってる。前にヲタクな事で有名な女優の山本美月ちゃんが「電王は声優目当てで観てました」と発言して特ヲタが激怒して炎上した事もあった。
イケメン俳優とかテニミュOBを出す事が横行して特撮としてのレベルが下がってるとか脚本が腐女子に媚売り過ぎとか。逆に中の人目当てで映画の舞台挨拶は全通、ファイナルツアーも全国行脚してる人たちが「茶の間で設定とか技術効果云々を熱く語ってる特ヲタよりよっぽど業界の為になってる」みたいな反抗をして結局特ヲタと中の人の追っかけはますます険悪ムードになったみたいだけど・・・。

ある1つの作品があるとして、その作品を何目的で観るかなんてチケットを買った本人の自由じゃん?
役者のファンかもしれないし、元々原作が好きなのかもしれないし、衣装さんのファンかもしれないし、振付師のファンかもしれないし、演出家のファンかもしれないし、同じチケット代を払ってるんだからどこ観るかなんて誰にも言及されたくない。
それをマンガの中できなりも言ってるけど、でも自分たちは「イケメン目当て」と言われるとプライドが傷つくんでしょ?大変だねぇ。生きづらいねぇ。

芝居が上手い・歌が上手い・ダンスが上手い、役者の魅力ってそれぞれ色んな事があるけど、「顔がいい」って言うのはなんで一緒に並べる事を許されないんだろう。芝居に顔は関係ないからって事?その人の芝居や声に商品価値があるなら顔だって十分役者として商品の一部だと思うんだけど。

D2の三津谷さんがね、演出家の中屋敷さんに「どうせ俺なんてただのイケメンでチケット売る為の要員としてしか起用してもらえないんだ」って愚痴ってたらしいのよ。でもね三津谷さん、チケット売る為にあなたは大事な人なんだよ。芝居で評価されたかったらチケット売る為だけに起用してもらった作品で自分の力を発揮すればいいじゃん。いくら芝居が上手くても客寄せ出来る人気がない人はその上手い芝居を評価してもらえる舞台すら用意して貰えないんだよ。客寄せだろうがなんだろうが立てる板を用意して貰えるって事はそこから先は自分次第じゃん。イケメン俳優たちは顔がよくて、ファンが多い事をまず幸せに思った方がいい。芝居が上手くても全然人前に立てない無名の若手俳優は多分イケメン俳優たちの事をろくな芝居も出来ねー癖にただ顔がいいからって舞台呼ばれてるってひがんでると思うけど、仕方ないよ。だって彼らは顔がいいだけでファンがつくんだもん。
顔で売れないなら実力をしっかりつけて業界の人が自分を見つけてくれるのをじっと待たなきゃいけないし、顔でしか売れないなら顔目当てのヲタクが離れていかないように努力して努力して役者としてのレベルを上げていかなきゃいけないし、どっちが上とかなくどっちも辛いよ多分。
そこに拘ってたらイケメン俳優は顔だけ俳優で写真集出して福家書店で握手会して年に2回ファンミするだけで人生終わると思う。

D-BOYSの荒木くんは、昔わたしが好きだった時はまさにアイドル売りへの嫌悪感が半端なくて役者だから歌はやらない、アレはやりたくないって我儘ばっかり言ってた。でもわたしが荒木くんから離れてる間に気付いたらD☆DATEになって歌手デビューしてて気付いたらソロデビューもしてて2.5次元舞台にもばんばん出て、7年くらい経って久しぶりに舞台で見たらものすごく柔軟性のある素敵なお芝居をする役者さんになってた。彼に何があったかはわかんないけど自分のポジションに悩んでる若手俳優こそ来た仕事選り好みせずなんでも受けたら役者として何か得る物があるんじゃないかなぁと思う。
もしかしたらダイエットインストラクターとか新たな道が開けてくるかもしれないしね。オチョ!!!!!

 

天才的に芝居のセンスがあったりダンスや歌の才能があったりする人が第一線でキラキラする世界ではあるけど、イケメン売りされている事に悩んでいる若手俳優の皆さんはイケメンとして自分の顔が商品になる事を誇りに思っておくれ。
そんなイケメン俳優を追っ掛けてる人たちは「所詮イケメン目当て」と思われる事を嫌がらずに大好きな彼が小劇場の客寄せに使われたらホイホイ見に行こう。前列保障+日替わりブロマイドプレゼントと言うプレミアムシートで金づるにされたらポンポン金出そう。「あ、この俳優金儲けに使えるな!」って偉い人に思わせたら勝ち!って言うゲームだと思って追っかけを楽しんだらいいと思う。

わたしは今年の夏~来年にかけて俳優厨VS原作厨のバトルが激化するんではないかと思って無関係ながら今からヒヤヒヤしている。
テニミュはもうそこが一体となってるって言うか許斐剛と言うおじさんの元にテニスのヲタク皆兄弟精神で集まってるじゃん?だけどこれからハイキューがあってとうらぶがあってヘタリアまで発表されて・・自治厨同士の大バトルが繰り広げられるんじゃないかと思う。
多分俳優厨は観劇慣れしてない原作厨の観劇マナーにブチ切れるだろうし(テニスや忍ミュだって昔は劇中ナンバーが始まると立ち上がって踊り出す人とか客席降りしたキャストに抱きつく人とかもいたんだよ・・)原作中はこんなのわたしの好きな〇〇じゃない!!!あの人が〇〇役とかありえない!!って発狂し出すし、大好きな〇〇役をやってた事がきっかけで××と言う俳優のヲタクになった二次元畑から来た新規と元々××の事が好きだった古参がまた不毛な争いをするんだろうなぁ・・・ア―――――懐かしい!!!!
喧嘩はほどほどに、「舞台を見る」と言う行為が今後もっと若い子にとって熱くて敷居の低い行為になってくれたらいいなぁとただの庶民として祈っています。

 

【追記】
三津谷さんファンへの考慮が足りないと言うご指摘を受けたので該当の記述は消しました。申し訳ありませんでした。ただわたしは三津谷をdisったつもりは全くなくて、Dボのイベントのプレゼント受付をしている頃から彼の事は本当に低姿勢で愛想がよくて芝居に対して真剣で誠実で素晴らしい役者さんだと思っています。
同様にしてランガンの雄也に関しても怒られたんですがランガンに関する別エントリーを読んで頂ければと思います。