ポンコツ女の大行進

いにしえの若手俳優ヲタクの昔話

お前に初めて背中を見せて歩き出す

また一人、若手俳優がある日突然わたしたちの目の前から姿を消した。
ヲタクたちは1日の猶予期間も与えられず、本人にさようならや頑張ってと言う言葉をかける事すら許されず、永遠と言ってもいい別れを突きつけられた。

今回はよくある「昔からの夢を叶えたい」とか言う本人の意思による引退とは少し違って、いや厳密に言ったら最後は本人の意思なんだけど、わたしたちの前に立ち続けると言う選択を出来ない病気が彼を襲った結果、引退と言う決断をさせてしまった。

わたしは、龍輝がいつからどのような症状で悩んで、どんな病気に襲われて、どのくらい深刻に治療と向き合わないといけないかは全くわからない。そもそもひねくれた事を言ってしまえば本当に病気なのかもわからない。前の舞台を降板した時は「龍輝EXILEにでもなるの?」ってふざけて言ってたくらいだし(TAKAHIROテニミュ降板事件参照)。
ただもし本当に病気だった場合一つ言えるのは、「やりたい事が見つかった」「子供の頃からの夢を叶えたい」と言う理由で引退していく俳優たちと違って、彼の意思とわたしたちの努力だけでは食い止めきれなかった選択だという事だよね。

ここ数年またバタバタと2.5次元界隈の俳優たちが引退をしているけど、過去に追ってたとか、そういう特別思い入れのある俳優はいなかった。引退の発表を見る度に、この人のヲタクはどんな気持ちなんだろうって心配にはなったけど、その苦しさを共有する事はなかった。

でも今回は、高橋龍輝は違う。わたしのミュヲタ人生は彼なしでは語れないと言っても大げさでない程、わたしにとって、わたしたち五代目厨にとって、彼は物凄く思い入れのある唯一無二の存在だ。唯一無二の、五代目青学の越前リョーマだ。

 

この誰が読むんだよってくらい長い記事でも再三書いたけど、わたしは歴代青学の中で一番五代目が好きだ。普通であれば生で公演を観て好きになるだろうけど、わたしは四代目で特別夢中になれるキャストがいなくて、発表される前から「五代目にはハマれますように!いや、最早無理やりハマろう!!」みたいな意気込みだった。
それで、いよいよキャストが発表されて、四代目と並んだ時の圧倒的な華のなさ、四代目卒業前に出てきちゃったので全く注目されてない感(いやむしろ引っ込めって叩かれてたし)、「人とと違うものを好きなマイノリティのわたしイケてる」と言うマインドを持った当時のわたしにとっては物凄く魅力的な青学だった。
いや、すごい失礼な話で申し訳ないんだけど、会いに行けるアイドルならぬ会いに行ける青学感とか、限られた人だけにしか伝わらない彼らの魅力があって、勝手に「この子たちはワシらが守ってやらねば!!!」って思って夜な夜な鍵なし垢で学級会開いて、いかに彼らが不毛かを滔々と世の中に語り続けてた。7〜8年前の話だけど、今わたしが当時のわたしの垢を見つけたら鍵垢で全部RTして叩きまくってたと思う。それくらい痛かった。今でも痛いけど(・・・)

とにかく年中無休で彼らの事ばかりの考えてしまうくらい、今でも五代目の事を考えると涙が出てしまうくらい、彼らの事が大好きだった。
年長組だし手塚なのに全然頼りがいのないいじられ役の馬場くん、可愛こぶりながらも常にお前らバカとは違うって最後までマイペースを貫いた汰斗、天才的に美しいビジュアルと天才的に短い足を持つ天才的なバカの翔太ちゃん、しっかり色々考えてるように見えて案外何も考えてない辻くん、空気と間を読むのが人類一苦手なエボ、大人なのに結局皆にいじられて乗せられると断れない乙紘、想定の斜め上をいく手の付けられないド天然の田舎者林くん、歌もダンスも五代目の中で一番上手いのにそれに驕らず常に皆を盛り上げてくれるトシくん、影の実力者で常に全力で笑いを取りに行くまる、円陣の掛け声だけで爆笑を取る癒し系ひらちゃん、空気が読めないんじゃなくてあえて読まずに人と人の垣根を越える里央、カツオの概念を覆すイケメン将史様。
そして、そんな個性のサラダボウルみたいな五代目の真ん中でただニコニコ笑ってて、舞台に立つとものすごく色っぽくかっこいいリョーマを演じてくれた、龍輝。

今でこそ、「リョーマテニミュと言う大きなカンパニーの座長であり、いつでも皆を引っ張るしっかりした存在であるべきだ」みたいになってるけどその文化はきっと小越勇輝が作ったもので、それまでのリョーマは座長ではあったけどお兄ちゃんたちから可愛がられて輪の中心でニコニコキャッキャしながら笑ってるだけでもよかった。もちろんリョーマを演じてる時以外の話だけど。
たくさんのお兄ちゃんたちに目いっぱい甘やかされて、愛されて、少しづつ大人になっていったのを顕著に感じられた。わたしたちが最初に見ていた氷帝公演でぐしぐし泣いてたちびっ子は2年後幸村を気迫で打ち負かす、「ぼくたちがかんがえたさいきょうのえちぜんりょうま」になっていった。
成長も見てとれたし、調子がいい時悪い時、機嫌がいい時悪い時、いい意味でも悪い意味でもそれがすぐこっちにわかっちゃう、素直な龍輝が大好きだった。


わたしは龍輝のファンではない。
何度も言うけどわたしにとって「ファン」っていうのはその人のためにお金を落としている人の事だから、その点ではわたしはあまりテニス卒業後の龍輝の芝居を見に行った事がなく、ファンとは言えないと思っている。
DステやとかDのイベントは何度か行ったけど、ここ1,2年で、岡村おじさんとか他の演劇好きの女性たちに絶賛されるようになった高橋龍輝さんを見てなかった。
減るもんじゃないし、そんなに皆が褒めるなら今度ちょっと観てみようかなぁと思っていた矢先の今回の出来事だった。

思い出の中の可愛い愛され龍輝くんに満足して、あれだけ色んな人に褒められている今の龍輝を観る事を後回しにしてしまった事を今心の底から後悔してる。
どうせヲタクやるなら悔いのないように、欲望には貪欲にってずっと思ってきたはずなのに、結局こうやって後悔するんだな。
お金がないから、忙しいからって後回しになると本当にいつこんな事になるかわからないから本当に追っかけは刹那的な趣味だね。
手を伸ばした時にもう彼はそこからいなくなってしまうんだね。
もっと龍輝のお芝居見とけばよかったなぁ。

わたしはまた、君のくしゃって笑ったおブスな顔が見たいよ。
ゆっくり休んで、またお芝居がしたくなったら、いつでも戻ってきてください。
待ってます。

わたしは君が五代目リョーマだった事に本当に感謝しています。
君のおかげで、わたしは最高に幸せで充実した2年間を送れました。
ありがとう。お疲れ様でした。

舞台俳優応援スタンス/愛とはつまりお金です

トピック「応援スタンス」について
相変わらずジャニヲタ界ははてブロが賑わってていいなぁ。俳優厨もついったーに篭ってないで出て来ればいいのになぁ。
これ、楽しそうで俳優厨界隈にもじわじわ広がっているのでわたしもやりたい。
(※9/15:言及してくださった方を追加させてもらいました。ありがとうございます!読むのめちゃくちゃ楽しかった~)

舞台俳優応援スタンス〜地方在住20代社会人の場合〜 - 妄想8割

舞台俳優応援スタンスを見て私もやりたくなった - 夢を見させてくれ

舞台俳優応援スタンス*ゆるい、ゆるすぎるおっかけ - おっかけいぼ

ファン2周目のわたし - いちばんぼしにとどくまで

舞台俳優応援スタンス - 日々是好日

若手俳優応援スタンス〜多分、きっと、全力〜 - ギリギリを全力で生きている

応援スタンス~声優と少しの2次元編 - 日々雑感

舞台俳優応援スタンス(寅太篇) - 来て、見て、書いた。

南関東民の若手俳優応援スタンス。 - アイデンティティ、きみ。

舞台俳優応援スタンス<基本編>兼自己紹介 - OshiKAWA!!!

 

■基本情報

・アラサー社会人
・神奈川在住 ヲタク全盛期は都内実家暮らし

■担当
ラケット舞台の五代目青学の人。
別に隠すつもりもないしむしろ過去のエントリーとか見たら簡単にわかるけど俳優の名前でぐぐって同厨がこのブログに辿り着くと申し訳ないので。
未だにわたしを嫌ってる同厨の方も多分このブログ見ていらっしゃると思うので、今後は細々と生きていきます。

■好きになる基準
・ゴリラっぽい
・お調子者
・頭がよくない
・口がでかい
・時折情緒不安定
・お芝居愛がある
・花形キャラじゃない
※過去の推しはテニミュOBを中心にたくさんいるけどあんまりキラキラした人や人気のあるキャラを演じてるキャストは好きにならないので氷帝立海とかのキャストにはハマりにくいし青学も不二役とか菊丸役にはハマらない傾向。

■雑誌を買う基準
そもそもデビューして10年近く経ってるけど両手で足りる程しか雑誌に掲載された事がないので出てる雑誌は全て買ってる。
ジャンプやベスステとかにはたまに載るけどグッカムとかキャスプリとかには呼ばれた事がほぼない。
てか両誌とももうないって本当ですか?歳がバレるね。
グッカム全盛期のDボの公式ほもっぷりはひどかった。推し変した後もどうしてもあのへんの雑誌は処分出来ずにいるよ。

■映像を買う基準
破産するほどの本数がないので全部買う。
でも店舗別の特典の為に複数買いとかはそんなにしないし、したとしても特典だけ貰って発売日に速攻売ったりしちゃう。
あと基本的に見れればいいタイプなので保存しとかなくていいかなって言う作品はある程度観たら売ったりしちゃう。

■現場に行く基準、遠征に行く基準
基本的に全作品全イベント参加。
でも一作品最低一公演って感じで全通とかにこだわりはなかった。だから毎日入ってるヲタクの方々の事は本当に尊敬してる。
最低初日中日楽と3回。好きな役柄や好きな話でも5〜8公演くらいしか入ってなかった。テニスは別だけど。今一演目あたり何公演くらいやってるのか知らないけどあの頃80公演とかやってたから半分も多分行けてなかったと思う。それでも30くらいは頑張ってた・・・・
とってもヲタク孝行な人なので地方公演を今までほとんどした事がなくて、テニス以外で彼の舞台観に遠征した事はないかもしれない。テニスもかなり地方公演に力を入れてた時期だったので半分くらいしか遠征してないと思う。わたしの人生で旅行したって言える遠出は半分以上がテニスを観に行く遠征で、「遠征」じゃない「旅行」ってほとんどした事ないなぁって最近改めて思った。やばい。

■グッズ写真を買う基準
写真はほぼ100パーセント買う。公演パンフは役柄と作品の好き度により購入率は8割くらい。
いくら使えばコンプ出来るのかわからないようなトレーディング系の缶バッジや写真は一度引くと出すまで意地になりそうで怖いからあんまり手を出しません。と言うかその文化が蔓延し始めたのってここ1、2年じゃない?わたしが高校生の頃からこの鬼物販商法があったらもっと湯水のようにお金を使ってたかもしれないけど実際やった事って何度かしかないかも。
出演者の中でダントツ一番人気!!!みたいな感じではないから大体ついった張り付いてれば譲ってくれる方が見つかるし。

■プレゼント/手紙について
一作品1〜2通程度。初日に「ここが楽しみです!」的な手紙を書いて、楽日に「ここがよかったです!」って手紙を書く。初期はイベントの時とかには必ず書いてたけど段々減っていったかな。
初期の頃はとにかく認知!出席確認!!!みたいな感じで全く中身のない「わたし○○!観に来たよ!!!」みたいな内容の手紙を毎回書いてたりした。いい迷惑だね。

プレゼントは、テニスのデビュー日にあげた物を早速使ってくれてる事がわかった10年近く前のあの日から細々と貢ぎおばさんをしてました。
毎回ブランド物あげてる人達には遠く及ばなかったけど、とにかく使ってる事が確認出来る物優先で服とかアクセとか身につける物ばっかりあげてた。あげたら1度は必ず着て(使って)くれてたからわたしもプレゼントし甲斐があったし(まぁ営業だとは思うけど)、誰が先に着てもらえるか合戦みたいになってた時期はちょっと怖かった。若気の至りでちゃっかり参戦しまってたけど。

今話題の彼女に横流しとかの情報は全然わたしには入ってこなかったけど、イベントの私物プレゼントで他のヲタクの手に渡るくらいなら彼女に横流ししてくれた方が3億倍マシだと思うのであんまり気にしなかった。

周りは10万くらいするセットアップとかあげてたけどわたしの好きな人は2000円のグラニフのTシャツでも着てくれてたのであまり高価なプレゼントはした事ないと思う。
一度だけ本人が欲しがってた5万強の家電をあげた事があるけど1万越えの物は誕生日くらいにしかあげてなかったかな。

■同厨
仲良く出来ない派。別にリア恋とかじゃいけどどうしても性格上張り合ってしまうから。
一時期は、相手よりも優位でいれる状況でしか推しかぶり出来ないなら余程のド新規とか全然現場来れない地方住みの子とかなら仲良く出来るかなって思ったんだけどそれでも無理だったからもう一生孤高のファイターでいようと思った。
過去のエピソードや彼の情報を知ったかぶりする人も嫌いだったし、DVDでしか観た事ない癖に「○○時代が神だったなーあの頃にまた戻りたいー」とか言う人も大嫌いだった。
DVDでしか観てない癖にあの瞬間の彼をリアルタイムで観てたみたいな発言をする人があまりに多すぎてもう新規全員無理になった。
過去は過去だよねーって昔の作品観ずにきゃーきゃー馴れ合ってる若い子のノリも苦手だったし、古参は古参でなんか妙齢たちの太客合戦みたいになってて、新規は若すぎるし古参はおばさんすぎるしちょうどいいスタンスの人に出会えなくて結局7年以上ソロ活動だった。あまりに群れなすぎて俳優本人にも心配される始末。
まーー寂しいのなんのって。次俳優ヲタするユニットとか入ってる人を追いたい。誰追ってる時も同厨が無理なんじゃなくて、過去にハマった荒木くんとか高木ツインズとかは全然皆で仲良く出来たんだよなぁ。多分自分より古い時代の彼を知ってる人が周りにいたら、この人が追ってた過去をわたしは絶対体験出来ないな、どんなにお金と時間を使っても叶わないなって感じるから平気なのかなぁ。

■総合的な応援スタンス
咎め愛、貶し愛は嫌われるけどわたしは絵に描いたようなそのタイプで、例えばどなたがわたしの推しを「○○なとこかっこいいよねー」って珍しく褒めてくれても「え、どこが?!大丈夫?疲れてる?!」みたいに言ってしまう。
基本的にはイケメンだと思ってないし、さほど顔がタイプな訳ではないし、わたしが見てる彼の8割〜9割はゴリラに育てられた熱くておバカな青年と言う感じで、舞台の上でたまに見せるかっこいい瞬間にドキッとしたりはするけど、なんか目がハートになりながら追ってるって感じではなかったなと思う。
だけど「あぁあああかわいい天使はすはす~~~~//////」みたいな感じでも全然ないし、「まーた馬鹿な事やってるなぁ」って鼻で笑ってるくらいが一番心地よくて、やっぱり24/365かっこいい~~ってドキドキしながら応援してる人とは全く価値観が違かったなぁって思った。

あとは、基本的にその俳優にお金を払えば払うほど偉そうな口を叩いていい世界だと言うのがわたしの考え方で、ついったに貼りついて毎日朝昼晩リプを飛ばして定期的に手紙を書いてる人より、ついった見ない・ブログもコメントしない・手紙も書かないけど舞台全通してる人のが数千倍わたしは素敵だと思ってる。

「行けないけど応援している」人って「応援」してねーからな!!!
学生だから・未成年だから・地方住みだから・親が厳しいから、もちろん個人個人でそれぞれの事情があるし、それ自体を否定する訳ではないけど、行けない理由は俳優には関係のない事だから、事情がある事を押し付けて行けない事を正当化して通ってる人と対等でいようとする人は嫌いだなわたしは。

毎年一定数消えていく人はいるけど、若手俳優の人数自体は急増傾向にあると思うからその分この界隈を追ってる人口も増えていってると思う。
ただ、愛を謳いたいならお金を使おう。
それだけは全員に今一度ご確認いただきたいなぁと感じる今日このごろでした。

唐突映画レビュー/オオカミ少女と黒王子

こどものおもちゃの羽山の次に好きな二次元男子が恭也くんなので、賢人くんが演じる事を楽しみ半分不安半分で待ってた。

んーーー恭也くんも大好きだし、賢人くんも大好きなんだけど、なんか恭也くんのときめき台詞をただ山崎賢人に喋らせただけの映画になっちゃってたのが残念だった。
恭也くんも賢人くんもどっちも好きだから萌えるんだけど、だからと言ってて賢人くんが恭也くんに見える訳ではなく超モヤモヤした。

原作は2人がくっついてからが面白いのに映画はくっつきました、はいハッピーエンド♡で終わっちゃってた。
別に余計なエピソード追加とかはなかった(と思う)んだけど本来その台詞言うのこのシーンじゃなくない?って事が何度か。
二階堂ふみちゃんがエリカって聞いた時は可愛すぎるし普通っぽさないから却下!って思ったけど本当にお芝居上手くてすっごいすっごいエリカだった!
まぁ可愛かったけど。
アップとかになるとこれはモテるだろって感じだったけど…。

三ちゃんが他校設定になってたのも意味わかんなかったけど門脇麦ちゃん最高に可愛かった!!!
彼女を知ったのが愛の渦からだからもうどんな役でもいやらしい目でしか見れなくてすまん。

神谷くんは原作だと何も思わなかったけど実写になると突っ込みどころ満載だった。
めっちゃ笑った。
「俺の携帯には300人の女の子の連絡先が入ってる。しかも呼べばすぐ来てくれる子ばっかり。つまり!俺は佐田くんの300倍人生を楽しんでるって事!」の破壊力抜群すぎた。
鈴木伸之あの役似合わなすぎだけど。

あと吉沢亮山田裕貴をとってももったいない使い方してた。
「佐田くんなんかに比べたら僕なんか全然かっこよくないし」ってお亮お前自分のきれいな顔鏡で見た事ないの?って感じだった。

とにかくもう少女マンガ実写に山崎賢人を多用するのやめよう、
彼が悪い訳じゃないけど毎回似合ってなくて可哀想。
LDKもヒロイン失格も今回も皆微妙だった…。
俺様とかSキャラが似合わないし、もう無理に髪の毛明るくさせるのもやめてあげて。
四月は君の嘘で久々ひ弱ネガティブキャラきたーと思ったのに観た友達が超つまんなかったって言ってて観るのやめたし。
来年の1週間フレンズに期待。

唐突映画レビュー/ちはやふる

下の句が始まってから映画館で上の句観て、そうこうしてるうちに下の句は終わっちゃってDVDで観た。
原作は途中で離脱してしまったんだけど、レビュー観ると少女マンガ原作にしては老若男女幅広い層から評価されているのが気になって鑑賞。

いやーー面白かった!
今年はあんまり外れ映画に出会ってなくて、どの作品も面白かったって感じるけど、こんなに胸が高鳴った作品は今年初めてかも。
観ながら抱える感情がいつも観てる少女マンガ原作とは違った。
萌えるとか胸キュンとかじゃなくて、天気のいい日に思いっきり広くて長い道をダッシュしたくなるような清々しさ。

広瀬すずちゃんはただ可愛くてチヤホヤされてるだけでしょって思ってたけど、千早の競技かるたに対する愛や情熱が、喋ってないのに目から伝わってきて顔のアップになると思わず息を飲んだ。
野村も、はじめ太一が野村って決まった時に暴動起こそうかと思ったけどちゃんと太一だった。
新への罪悪感、千早への気持ち、複雑な男子心をとっても器用に演じてたなぁと。
矢本悠馬くん、森永悠希 くん、上白石萌音ちゃんのお芝居も最高に光ってました。
机くんのシーンとか泣いてしまった…。

下の句は上の句を観た時ほどの衝撃はなかったものの、かるたを通した人間模様、人に影響されて動かされやすい高校生の信教の変化がよく描かれていてよかったと思う。
予告であれだけ引っ張っておきながら松岡茉優ちゃんの出番の少なさよ。

彼らの過ごすキラキラな日々はもうわたしにとっては戻れない過去だけど、

大人になってもあの前向きで泣いたり笑ったりして色々頑張る気持ちは忘れないでいようと思えるとてもいい作品だった。
続編が楽しみ。

わたしのブログ読んでくれてる方は知ってると思うけど、わたし野村が好きじゃないんですよ。いや嫌いな訳じゃないんだけど、いけ好かないんですよ。
デビューしたてのころはあんなに初々しいおこちゃまだったのに今人気になってドヤってる感じが。お前あのころの可愛さはどこ行ったんだよって感じで。
でもちはやふるの野村は本当にいい野村だ。

「今の俺にはちはしか見えない」
野村にときめくなんて一生の不覚だ。

月刊「根本宗子」第12号/忍者、女子高生(仮)

この夏でこの公演から2年経つんだけど未だにアクセス数が伸び続けている。どうやらTwitterのシオンの炎上まとめみたいなものの中に入れられてるようだけど、わたしは別にシオンの事も根本さんの事も全然嫌いではないし、根本さんの事はメンヘラだとは思ってるけど本当に同世代としてものすごく尊敬出来る才能を持った変人だとも思っているので、叩くつもりは全くないです。
まぁ二人がつきあってる事が本当に事実だとしたら気持ち悪いなぁって思うけど、気持ち悪いなぁと思う事と嫌いって感情はちょっと違うよね。

 

って事で12号観てきた。一緒に観に行ってくれる人がいないから毎回一人なんだけど、根本宗子の書く話はわたし一人のキャパじゃとてもじゃないけど咀嚼しきれないし、かと言って違う価値観を持つ人や解釈違いの人と話をするとそうじゃねえんだよおおおクソが!!!!って発狂しそうになるから難しいんだよね。
わたしのクローンと連番したいよ。

 

わたしの稚拙な文章じゃあらすじすらまともに説明出来ないんだけども、今回はいつもとはちょっと違うテイストだったなぁと思った。
まぁ『いつもとは』ってまだ数作品しか観てないけど。
今までの作品は基本的に男女の恋愛の縺れがメインになってたと思うんだけども、今回は「男」と「女」ではあるけど恋愛と言うよりも歪んだ家族愛と言うか頭のおかしいファミリーものだった。
去年のもっと超越した所へ。と全く同じ女優4人・俳優4人が演じてたんだけど前回と全く配役や関係性も違うし、何より全員とっても上手いので全然前作とかぶるなぁって感じる事はなかった。

安曇野(アズミノ)家の母(離婚した為父は不在)、長男、次男、三男、長女、長男の嫁(同居)、次男の嫁、三男の嫁、長女の担任(24歳)と言う登場人物構成。

出演者が8人なのに登場人物が9人いるのは、母役を、外出中などの設定の長男・次男・三男が交代交代で演じてたから。息子たちに自分の事をみちこと呼ばせ実子なのに男として見てる超超息子を溺愛する母、そんな母に育てられ自分の嫁よりも母を優先し、母を愛する超マザコン息子3人。
そんな頭のおかしい母と兄貴3人と同じ家で暮らしこの家は狂ってる!わたしはお前らとは違う!と反抗し続ける末娘。
そんな末娘の担任と、母が結婚する事になり、娘は「先生は母ちゃんにだまされてる!娘の担任と結婚しようとする母親も教え子の母親と結婚しようとする先生も頭がおかしい!」と大反対し、息子たち3人は大好きな母親を若い男に取られてしまい「あいつは結婚詐欺師だ!!みちこが死んだら豹変して遺産を根こそぎ奪おうとするんだ!!」と違う理由で大反対する。
とまぁそこまでは胸糞悪い狂った家族物語なんだけど、ラスト数十分がやっぱり根本宗子の書く作品だなぁと言う感じ。
意味わかんないっちゃ意味わかんないんだけどね。
毎作品ラストに向けた怒涛の展開を見ると彼女は本当に今の演劇をぶっ壊したいんだなって言うのが伝わってくる。
見慣れてしまうとキタキタキター!って感じなんだけども、見慣れないと本当に唖然とする。意味わかんないから。
ラストがあってこそ楽しい作品として成立するけれども、今作品はここ数作品観た中で最も胸糞が悪く、とてもじゃないけどウキウキした感情も持ち帰れる状態ではなかった。

良かった舞台作品って、何度でも見たい良い作品ともう二度と観たくない良い作品があると思うけど、忍者は完全に後者で、とってもよかったけどもう一度観ろって言われたら丁重にお断りしたい。

普段のねもしゅーに出てくるクソ男たちは身近にもよくいるし、死ぬ程クソだと思うしマジで消えて欲しいと思うけど気持ち悪いって言う感情はあまり抱かない。今回の安曇野家の3兄弟は、とにかく生態を目の当たりにすると気持ち悪くて吐き気が止まらなくなる感じ。
行きすぎたマザコンってこんなに気持ち悪いんだ。実の母親を女として見ている男ってこんなに気持ち悪いんだ。

ウエッてなるエピソードは沢山あったし三兄弟もマジで気持ち悪いんだけど、さくらの担任が安曇野家の母親に惚れて結婚をした理由が、死んだ母親にそっくりだったからって言う最後のテポドンマジやばい。
シオンは芝居特別上手いとは思わないけどこの異様なまでの母親への執着心、心底気持ち悪くてとってもよかった。自身の異常性を全く自覚していない感じ、恐ろしさすら感じた。
結局安曇野家の母親も亡くなってしまい、最後はその愛情の矛先が教え子にさくらに向かうとこ、背筋がゾッとした。
同じような役しか出来ないと思ってたし、演技プランは前回のクソ男たちと割と同じではあったけど今回の役はとってもシオンに合ってたと感じた。わたしは嫌いじゃなかった。

わたしはこの8人のバランスがとてもいいなと思う。
根本さんも今まで観た役は割と実在したら仲良くはならないだろうなってタイプが多かったけど、今回の女子高生役は「わたし実は忍者なの」とか言って自宅内に隠し扉とか作ったり畳の裏に隠れてたりとっても変な子だったけど、とっても常識人で、高校生としてのワガママなとこや可愛らしさもたっぷりでよかった。何より根本さんが女子高生に見えた。笑
梨木さんもあーぽんも色んな作品観る度にどんどん好きになっていくなぁ。二人とも毎回担当するのは同じような役柄だけどそれが毎回ぴったりで。
梨木さんは世界を飛び回るバリキャリの役だったけど海外電話するシーンですげー適当な英語しゃべっててめっちゃ面白かった。「あーあの草間彌生のパクりみたいな水玉よ。だから!!!YAYOI!!!KUSAMA!!!」って言ってたの最高だった。喋り方がツボ。
あーぽんはいつも頭の悪いギャルの役だったけど今回はちょっと違くて、一番やりづらい三男の嫁で、「上二人の嫁は全然子供産む気なさそうだからなんかポンポン産んでくれそうなあんたを嫁にしたのに女ばっかり産みやがって」って男の子の孫を産む機械としか姑思われてない観ててとっても心が痛む役だった。でもそーいう役も上手いなぁって。なんかいつも以上に安易な感想しか出てこないけど、あーぽんの顔もお芝居もとっても好きです。

不快だったって連呼しても作品として良かったと最後に言えるのはちゃんと不快なお話の後に根本宗子が根本宗子テイストをしっかりぶつけてくるからなんだけど。
本編で胸糞がめちゃくちゃ悪くなって今すぐにでも劇場を出たいと思っていたところでぶち込んで来るはちゃめちゃ展開はやっぱり最高だった。
あのシーンがないと、ただひたすらリアルで、観客の女性に不快感と結婚してもお先真っ暗感を突き付けて終わってたと思う。でも、きちんと最後に会場を出る時には「芝居を観た」って言う気持ちにさせてくれると言うか、現実と演劇の線引きをきちんとしてくれる構成にわたしはいつも救われている気がする。

スズナリでがっつり戸建てのセットを組んだ上でその中で殺陣をやるって言うのはあまりにも強引すぎると言うか立ち回りをするキャストたちがかわいそうになったけど。
わたしがねもしゅーを知るきっかけになったわた女以外の作品は基本的に最後は笑って会場を出られている気がする。
多分本編中は泣きそうな顔で眉間にシワ寄せて周りの笑ってるオッサンを心の中で刺しながら観てるけどね。

やっぱり相変わらず客層は老若男女本当にバラバラで、観ながら考えている事もバラバラで、そんな人たちと同じ空間で、しかもあの狭さの中に詰め込まれて同じ作品を観るのは今回もかなり拷問だった。
ねもしゅーの常連さんから聞いたんだけど、わたしが目の敵にしている全く笑えないシーンで手を叩いて爆笑しているオッサンは毎公演同一人物らしい。わたしは毎作品1回しか観に行ってないのに毎回同じ日に当たってしまって余程観劇日がかぶるんだと思ったら基本毎日いるらしい。
今回は、男の子の孫が欲しい安曇野母に、「今回(第二子)も女の子なの?あなたなんで女の子産むの?あれだけ男の子産んでちょうだいって言ったわよね?女の子はいらないの。可愛くないから」って頭からお茶をかけられる三男嫁(妊婦)のシーンで爆笑していて殺意が止まらなかった。こういう奴が嫁にモラハラ働くんだろうな。まぁ多分童貞だろうけど。
女を侮蔑するようなセリフやシーンで決まって大爆笑しているあのオッサンをわたしはいつか上演中に刺してしまうんじゃないかと本当に心配。
女限公演作ってくれないかな。うるさいし席からはみ出てるし臭いオッサン多すぎて・・・皆同じお金を払って観てるんだから客層にケチをつける権利なんてわたしにはもちろんないんだけど、ねもしゅーの客層が苦手すぎる。
ねもしゅーの後にイケメンワラワラ舞台観ると安心する。観劇慣れしてない原作厨の私語とか携帯いじりよりも頭に来る。マナー違反は注意出来るけど何も悪い事してないオッサンには注意出来ないからね。

 

根本宗子と言う同世代の頭のおかしい鬼才に出会ってから2年が経って、数作品観てきたけど、どれが一番よかった?って言われてもやっぱり初めて観た私の嫌いな~が一番なんだよなー。あれを越える衝撃にまだ出会えてないな。
題材も題材だったから多分一般客よりも感情移入出来たと思うし他の作品よりもかなり有利だと思うけど。

 

秋、遂に本劇です。
しかも主演橋本愛ちゃん!あの橋本愛ちゃん!!!ユイちゃん!(あまちゃん過激厨)
大きくな劇場であの色のお芝居をやるのってどうなんだろう。まぁ主演も有名人だしキャパ大きくするから内容ももうちょっと商業演劇に寄せてくるのかもしれないけど。
でも商業演劇に寄せたらめっちゃ白けそう。ちょっと心配。
この作品の前身になる「夢も希望もなく」は残念ながら観れてないんだけど、観に行った友達から好きそうと言われてるのでめっちゃ楽しみ!!!!!

ねもしゅー仲間が欲しい。

やっぱり君が、NO.1

※へいせいじゃんぷの話はしてません。

 

R-1グランプリが終わった。

横澤夏子がこの一年、色んな努力をして目指してきたピン芸人の頂点を決める戦いが終わった。
結果として、なっちゃんは優勝出来なかった。
と言うか、ファイナルステージにすら行けなかった。
ハリウッドザコシショーと言う勢いまかせのおじさんに、なっちゃんは負けた。
いや、ザコシショー絶対笑うもんかと思ったけど結局笑ってしまったけど。悔しい。
もう巧妙と言う言葉とは真逆の芸風で、圧だけで会場の空気を全部自分のものにする、若手じゃ出来ない力技だ。
あれも技術と言えば技術なのかもしれないけど、あーいう芸風が勝ってしまう昨今のお笑いはどうなのかとは思ってる。
わたしはやっぱり作り込んだ頭のいいネタのが好きだなぁ。
 
決勝前日、なっちゃんは初めて新宿のルミネで単独公演をやった。
キャパの小さな渋谷の無限大ホールで10ヶ月くらい毎月連続でソロイベントをして、その間にモノマネ番組で優勝したりテレビで見かける事もだんだん多くなってきて、夏頃わたしがそのイベントに行った時はゲストを呼んでも半分しか埋まってなかった無限大が最終回は立ち見も出る程満員で、ルミネの公演もあっという間にチケ完売したと聞いた。
10本くらいネタをやってくれたんだけどほとんどが新作で、着替え中に流れる映像も面白かったし2時間ほぼ丸々コントをやってくれた単独は本当に本当に面白かった。
 
今回無限大ホールの方のイベントのリピーター特典で、楽屋に入れて貰う事が出来た。
R-1の決勝前夜だし、イベントが終わった時点で22時過ぎてるし、きっとわたしたちなんかを構ってる時間なんてないはずなのに、なっちゃんは30人強のお客さん一人一人としっかりお話をして写真まで撮ってくれた。
 
前日に単独公演を観て、楽屋で直接エールを送れたわたしはその時点でなっちゃんが優勝するイメージしかできなかった。
なんの根拠もないけど、今年はこの子がきっと頂点を取ると言う自信があった。
 
でも、ダメだった。
何度も何度も準決勝止まりで、小道具に使った自転車に乗って雨の中泣きながら会場を後にした年もあると言ってたけど、(R-1は準決勝まではセットの搬入搬出は自力でやらなきゃいけないらしい)今年は優勝候補と色んな所で書かれてたし、事務所自体で今年一番押してる芸人ってメディアで露出させてたから本人も今年はいけると思ってたんじゃないかと思う。
わたしはファンの立場でこんなこと言うのはアレだけど、今年が無理なら来年はきっともっと難しいんじゃないかと思ってる。
まぁそんな事言ったら安村とか厚切りジェイソンとかもっと難しいと思うけど。
 
R-1の放送日、わたしは夕飯の支度を中断してテレビの前でドキドキしながらBブロックのネタを見守った。
セットを見た段階でなっちゃんが何のネタをやるのかわかって、「よりによって決勝で何でこのネタチョイスしたの?」って思った。
あのレストランで幸せを隠しきれない女は無限大でも観たし、前日のルミネの単独公演でも観たんだけど、正直わたしはあんまり面白いと思っていないネタだった。
まずうける年齢層がかなり限られている。スーツ着た彼氏にきちんとめのレストランに誘われてめちゃくちゃ期待して先走って勝手に浮かれちゃう女の気持ちなんておじさんにはわからないと思うし、しかもあのネタって最後は結局ハッピーエンドな訳じゃん。なっちゃんのネタが好きな人ってそんな幸せな女を見たい訳じゃないと思うんだ。
なっちゃんの得意とする、「よくいるちょっと鼻につく女たち」はそもそも限りなく女性向けだと思うし、それも多分学生~30代くらいまでにピンポイントで支持されるネタだと思う。だから男女問わずに観られたり審査員に大御所芸人がいたりする場では全員から評価されるのは難しいんじゃないかと思ってていて。素人が偉そうに申し訳ないんだけど。
そんなネタの中でも男性や大人にも十分に笑ってもらえるようなネタは沢山持ってるのに、あえて受ける層がかなり狭まるあのネタをチョイスした理由が素人のわたしにはちょっとわからなかった。
子供2人を動物園に連れてったけど言う事聞かなくてイライラしてるお母さんのネタとか超面白いんだけどな・・大人受けもいいと思うし。
いうか、一つのネタをやるには4分と言う長さはなっちゃんには長すぎたんだと思う。短ければすぐオチに持ってけるけどあれだけ長いとどうしてとシチュエーションドラマみたいな時間が伸び伸びになっちゃって観客が飽きちゃう気がする。
ライブだと20秒未満のネタを50連発くらいやってくれたりするんだけど、ネタによって完成度の差はあるけどそれのがよっぽど面白かった気がする。

それでもお茶の間投票は1位だったんだけどね。どんなにお茶の間で受けても審査員の力で全部変わっちゃったね。
なっちゃんに嫉妬してる(程評価してる)と言ってた清水ミチコすらザコシショーに入れてて、芸人界って世知辛いなと感じた。
 
なっちゃんの方が面白かったのに!!!」って悔しがりたかったけど、「普段のなっちゃんはこんなもんじゃないのに!!!」って言う悔しさが残った。多分R-1は普段お笑いに興味ない人も沢山観てると思うし、勝てなかったとしてもなっちゃんってこんなに面白いんだよって色んな人に知ってもらえるチャンスになって欲しかったなぁ。
本人が一番悔しいと思うけどなかなかわたしも悔しかった。なっちゃんを好きになって1年未満のド新規がこんな事を思うんだから、20歳の頃からなっちゃんを知ってる人からしたらたまらないだろうな。
 
Bブロックでザコシショーが勝ち残る事が決まってCM入る前、音声は入ってなかったけどなっちゃんがカメラに向かってずっと「ありがとうーありがとうー」って口パクしててわたしはとっても苦しくなったよ。
 
なっちゃんは優勝する事しか考えなかったので賞金の500万が入ってくる事を想定して先日13万円のレコーダーを買ったんだよ。
そのお金をすぐに回収出来るように、今後も沢山仕事が入ってくる事を願ってる。
 
優勝は出来なかったけど、わたしの中ではなっちゃんがダントツガールだったよ。
知念ちゃんみたいにしっとり「やっぱり君が、NO.1」ってよりは、「君がNO.1だああああああ!!!」って大ちゃんよりも大きな声で全世界に向かって言いたいよ。
You Are My Only 1!!!!!!!
 
完全に余談だけどなっちゃんきっかけで芸人の追っかけのコスパの良さを実感しているわたしはちょこちょこ無限大ホールに通っているよ。
ピスタチオの隣で白目で写真撮ってもらったり、完全にミーハーJKとレベルが変わらない。

わたしを構成する9枚

#わたしを構成する9枚

と言うハッシュタグTwitterで出回ってたのでこっちでも。

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1.プリ2 〜PRINCESS PRINCESS BEST OF BEST〜/PRINCESS PRINCESS
両親が大好きで車でよくかかっていたけどただ知ってる曲ってだけで、自分で好んで聴くようになったのは大人になってからかな。
DIAMONDSは小さい頃から何百回も聴いていて、今ではJ-POPの中で一番好きな曲。
大人になればなる程あの曲が泣ける曲になるなぁと思うし、凹んだ時とか他人から否定された時に聴くと元気でるから大好き。
青春時代を歌うさわやかソングはいつでも好きな人や彼氏が出てきて、キラキラした青春時代を送るのは恋愛する事がマストと言う世の中の流れがあるけどこの曲の中の青春はそれだけではないよって感じがして好き。
「好きな服を着てるだけ悪い事してないよ」って言葉に何度も前を向かされたなって思い出がある。
DIAMONDSのカップリングがあの名曲Mなんだけどこっちはうって変わって恋愛一色の曲。
こんな体験はした事がないから感情移入は出来ないけど、某ドルステで某メンバーがカバーしてからますます好きになった。
心だぁ〜け〜立ちぃどまったんまんまぁ〜のモノマネをかれこれ3年以上やってる。

全曲耳が千切れるほど聴いた。
古き良きつんく節は現役のハロプログループにも現在だけどこの頃のハロプロサウンドが今でもたまらなく好き。
2003年のGo Girlまでの曲は多分ほぼ完璧に歌えるんじゃないかなー。逆に2004年いきなり全くわからなくなるんだけどその間わたしの人生何があったんだろう。
同世代の女大勢でカラオケ行って入れる曲がなくなった時入れると死ぬほど盛り上がるよね。
サマーナイトタウンの♪可愛くなれないわウォオオウォオオオ♪は鉄板だよね。あと最後の大嫌い大嫌い〜をずっと下のパートで歌うか段々上がってくか問題とか。
わたしはMr.Moonlightとここにいるぜぇ!が好き。
話をしてたら歌いたくなってきた。

3.ファーストKISS/松浦亜弥
はー俺たちのあやや。結婚おめでとう。
モー娘。あややは常にセット。どっちも優劣つけられないくらいショック。
トロピカ〜ル恋して〜るの語りを区内で最も上手く出来る自信がある。あくまで区内規模。
でもこのアルバムの中で一番好きな曲は絶対解ける問題X=♡。シングルカットされてないからこの曲わかる人とは出会った初日に親友。
よくこの日記にも出てくるNは実は知り合ってまだ1年半くらいしか経ってないんだけど、モー娘とあややの好きな時代がかぶりすぎてて一緒にカラオケ行くとすごい楽しい。
明るい曲が多いけどたまにS君みたいなめちゃくちゃ可哀想な曲挟んでくるこのアルバムの構成とってもよい。

4.MOMENT/SPEED
もうこの辺はただ単に小学校高学年〜中学のお年頃時代にひたすら聴きまくったラインナップが続く。
わたしは東京生まれだけどものすごく23区の端っこで生まれ育ったから放課後や休日に遊べるスポットなんてカラオケかボーリングかヨーカドーしかなくて、地元のカラオケボックスは持ち込み自由で12時〜20時の8時間フリータイムで380円と鬼安だったので毎週入り浸ってた。
歌がめちゃくちゃ上手い友達にヒロコをやってもらって、わたしと他の仲間は交代交代でエリコをやってた。
段々1人でヒロコとエリコを歌い分けれるようになったんだけど今はさすがに無理かな……
SPEEDで一番好きなのはSteady。
らぁあああぶ!!!!れぼりゅうううううしょおおおん!!!!は死ぬ。

5.夏服/aiko
aikoのアルバムはこれだけじゃなくて全部好きなんだけど、aikoをよく聴くようになったのはこのアルバムからかも。
大好きで中学の頃から高校入ってからもずーっと聴いてたんだけど、人生で一番好きになった彼氏と9月に別れた時にSeptemberを聴いて再起不能になってから数年間聴けない時期があった…あー思い出すだけで吐きそう。
be marter of lifeが大好き。
aikoは合コン二次会のカラオケとかで歌うと女メンバーからは狙いすぎと嫌われるけどなんだかんだで間違いないと思う。
何聴きたいってきいてカブトムシと言う男が8割(わたし調べ)。
シークレットトラックの夏服が地味に名曲。

6.ゆずえん/ゆず
夏色をスーパーの有線でうっすら聴いた事がある程度だったゆずを知るきっかけになったアルバム。
中学の時に(多分)両思いだったクラスの男子に借りて、使ってないミニギターを貰って弾き方教えてもらったりした淡い思い出。遠い目
青春!みたいな曲が多い中でゆずえんは割とノスタルジックな曲が多めなのかな…からっぽとかセンチメンタルとか。
あいのりの主題歌になった始まりの場所も収録されてる。
このアルバムの曲を聴くと、まだひねくれてなかった純情JCの時の気持ちを思い出してわたしもノスタルジックになる…
その男の子とは結局付き合う事はなくそれぞれ彼氏彼女が出来てなぁなぁになっちゃったけど、はたから見ても絶対わたしたち両思いだったなぁ。
部屋によく遊びに行ってベッドに寝転んで譜面を読んだりしてたけどあの時の妙な雰囲気は思い出すだけで首のあたりがもぞもぞする。

7.The Great Escape −COMPLETE BEST−/JUDY AND MARY
楽曲のクオリティがほんとに神がかってる。解散したあとに出たベストアルバムで、わたしがジュディマリにハマったこの頃にはもう解散してて悲しかったな。
名曲揃いすぎて一番好きな曲とか決められない!もー本当に好き。
喉が死ぬ。でもやめられない。ジュディマリ歌って喉を殺すのは割と恒例行事。
カラオケで自分の歌唱力の低さを痛感するというかYUKIちゃんの歌唱力の高さを実感する。
わたしはあの時代の歌手はドリカムの吉田美和ちゃんが一番歌上手いと思ってるけど美和ちゃんとは全く違う方向の魅力を持った歌声だよね。
テンションあげたい時はとりあえずmottoかラッキープールを熱唱すれば元気になる。

なんて刺激的なアルバムなんだと当時のわたしは思っていた。
高校に入ってコスプレを始めるとバンギャが周りに増えたけどどうしてもV系バンドにはどれにも興味がわかなくて、そんな彼女たちが聴いてるアーティストの中で唯一わたしが魅力を感じたのが林檎だった。
今好きなアーティスト椎名林檎ですって言ったら色々こじらせたまま大人になっちゃったんだなって思われるけど高校生の頃とかは林檎聴いてるって言うだけでちょっと音楽詳しいっぽく思われるしお前らとは違うんだ感を出せてなんかよかったんだよね。
だから実はそんなに詳しくないし、今めっちゃ好きかって言われたら今回並べたアルバムの中ではさほど…って感じ。ファッション林檎ヲタ。
でも多分、今のわたしの自己承認欲求が強いところとか、量産型になりたいって言いながらも他の同世代とは違った自分でありたいって思う感情とかは林檎嬢に触れたあの青春時代が影響しているんだろうな。
合コンではブリーフ&トランクスに匹敵するくらい男受けが悪いけどわたしも好きだったと言い出す女がいたらきっといい昔話が出来るはず。

結局わたしはガールズバンドが好きなんだよなぁと改めて思った。結局ぷりぷりが原点になってるんだなぁ。7188とかSHISHAMOとかも好きだし。
ロキノン系を聴き始めていきりはじめてきた大学入学初期の頃によく聴いてたアルバム。もう曲名だけで可愛いでしょ。
林檎とかを覗いてずっとメジャーな曲ばっかり聴いて大人になったわたしが、好きな音楽の方向のって言うのを遅ればせながら認識した曲たちかなぁ。
チャトモは曲よりも歌詞、言葉の選び方がとてつもなくきれいというかオシャレで、歌詞カードを朗読するだけでワクワクしてしまう。
「二人ぼっちに慣れようか朝昼夜その先でもいいから」
「あの人がそばにいない あなたのそばに今いない だからあなたはわたしを手放せない」
会いたくて震えるタイプの人とは違った形だけだどストレートな恋愛の曲が多いなぁと思う。
一番恋愛をサボってた時期に好きだったアーティストだからあんまり共感とかはしなかったけど、大好きだった。

構成する9冊(漫画)もやったんだけど記事めっちゃ長くなってしまったので別エントリーで。