ポンコツ女の大行進

いにしえの若手俳優ヲタクの昔話

唐突映画レビュー/ヲタクに恋は難しい

2019年近年稀に見る映画全然観ないYEARだったとは言え、去年観た映画1本もレビュー書いてなかったとか恐ろしや。

一言感想は↑こちらにまとめています。

 

※この映画が楽しかった人にもヲタク全般にも不快な思いをさせるかもしれません※

原作未読・アニメ未見組です。
この作品を含め、自分がヲタクな癖にヲタクを題材にした作品があまり好きではありません。
自分と全く違う人生を歩む人間が登場しても「人の人生」として咀嚼出来るけど、ヲタクって言うだけで頭の中で「同族」とみなしてしまうので、登場人物が自分と同じ価値観や考え方を持っていないと解釈違いでイライラしてしまうのだ。
割とヲタク仲間の中では好きな人が多いので読んでみようかなと思っていたところ、皆大好き山﨑賢人によって実写化が決まって、結局原作には手を触れていない。

ヲタクの人、ヲタクじゃない人色んな感想を見たけどいやまーー叩かれてる。
びっくりする程。色んな方向から。
福田雄一作品ってわたしは熱狂的に好きでも嫌いでもないけど、基本的には世の中から好意的に受け取られている事が多いような気がしてたから「このまま福田雄一を野放しにしていていいのか」みたいな議論にまで発展していて驚いた。

原作を読んだ者による「原作と違う」と言うバッシングは原作ノータッチのわたしにはその批判を違うよと言う権利はないと思う。
原作を読んだ者が「原作と違う」「こんなの○○じゃない」「作品へのリスペクトが足りない」と批判する権利はあると思う。

また、単なる映画好きな人が「映画として成立してない」と低評価をつけるのも納得がいく。まぁわたしも観に行って、面白かった?と聞かれたら「面白くはなかった」と答えると思う。
とは言えつまんなかった?と聞かれてめっちゃつまんなかった!!と答えられる程酷評する程ではないかなと思った。
暇ならいいんじゃない?山﨑賢人かっこよかったし。くらいの感じ。

でもこの映画の感想で本当によく目立つなと思うのは
・原作と違う
・単に映画としてつまらない
上記2点とは違う、「怒り」だった。
わたしはネットの民たちのような「映画に対する猛烈な怒り」みたいなものは特に全く沸いてこなかった。

原作と違うよ叩きは理解出来るとして、ネットで顔真っ赤にして激怒している人たちの中に、「自身もヲタクである」「原作の事は知らない」人が結構いるなと思った。
この怒りの根源は多分「同じヲタクなんだけど世の中から見られるヲタクをあのように見下して、偏見でかためて、誇張して、『普通じゃない人』と描かれた事」なのではないかなと思った。

まぁその通りと言えばその通りなのだ。
ヲタクの描き方が極めて古い。15年くらい前で時が止まっているのではないかと言う演出。

令和2年に大スクリーンでコメントが右から左に流れるニコニコ方式が取られるなんて逆に新鮮じゃない?映画の中のヲタクは電車男の登場人物と同じ世代を生きていた。
25歳overのヲタクは誰もが皆ニコニコを通っていると思ってるよ。(※これも偏見)
わたしだって毎日深夜2時の時報を聴いてもう寝なきゃ…って生活送ってたし、あんな形で世の中のヲタク皆があいつこそはテニスの王子様が歌えるようになるなんて思ってなかったよ。

あと、ヲタクは(一部を除いて)一般人が思ってるより数百倍公共の場では節度を持って行動しているので一般人がいる空間でナマモノの話はしないし(今局所的に超燃えまくっているので触りたくない)、ドチャシコとかもう誰も使ってないし、日常生活を送っていてあんなに動きや言動全てがヲタクだとわかるヲタクなんてほとんどいないよね。

あまりに時代錯誤な演出・ヲタクの描き方が多分全ヲタクの大不快ポイントだったと思うんだけど、福田雄一もそこまでバカじゃないから令和を生きる実際のヲタクとは全然違う事、さすがにわかった上でやってるんじゃないかなと思った。
これはわたしにしてはものすごくポジティブな解釈だけど、ここまで時代を遡らせて、脚色して、一般人とは違う描き方をしないとヲタクが主人公の映画を作れないくらい、今のヲタクってもう普通の人と同じくらいの人権を獲得出来てるって事かもしれないなと思った。
今の時代に即したヲタクを描こうと思っても多分普通の登場人物になっちゃうんだもん。皆擬態能力がんがん上がっていくしね。
ただでさえ一般人に擬態してるのに、それを高畑充希ちゃんにやらせたらそりゃもうただの可愛い女子主人公にしか見えないよね。
何やっても可愛いからあそこまでやらないとダメだったんだろうけどなんか見ててあんなに痛覚が刺激されてしまう充希ちゃん初めてだったよね。。
でも基本なんかカホコベースで、カホコってやっぱり普通の女の子じゃないんだなと思った。大好きだけど。

別に福田雄一が「ほらーお前らヲタクは一般人から見るとこんな風に見えるんだぞー?わかったかー?」って思っている訳ではないんじゃないかなと個人的には思いました。
「なんか普通の人になっちゃったから古きヲタク要素足しちゃう?」ってニュアンス加えたら怒らせちゃったみたいな。

いちヲタクとしての見解はこんなところですが、やっぱり映画としての完成度は結構低かったと思う。
「ヲタクのラ・ラ・ランド」って公式のキャッチコピー?よくわかんないけどただうすら寒いミュージカルを見せられただけでラ・ラ・ランド感はどこにも感じられなかった。好きな映画だからやめて欲しい。
高畑充希ちゃんの素晴らしい歌唱力を味わうならもっとしっかりした楽曲を使って欲しかったし、ミュージカル要素は全く必要なかった。
とは言えこの映画にミュージカル要素なくなったらさらに何がしたいかよくわからない映画になりそうな気もする。ミュージカルあってもよくわかんないけど。
曲が別に良くないのもさることながら、振り付けが絶妙にダサいなと思ったらエンドロールに我らが上島雪夫の名前を見つけて納得。
それでこそ雪夫。ダサいぜ。今のテニスってもう雪夫じゃないのかな?
テニスと言うコンテンツと雪夫のダサかっこいい振り付けの相性は抜群だと思うけどやっぱり大スクリーンの映画で繰り出されるとダサかった。
でも雪夫の振り付けで踊る斎藤工はあまりにエモすぎてこみ上げるものがありました。映画の感想、「斎藤工歌めっちゃ上手い」は出てくるのに「斎藤工ダンスめっちゃ下手」はあんまり出てこなくて、わたしこそ勝手な偏見で工の事を見ているのかもしれないと思った。
でも相変わらずボックスすらまともに踏めてなかった。売れたのに進歩なし。
あと今まであんまり見る事なかったけど賢人くんってもしや同属性?脚長すぎて正しい判断出来なかったけどリズム感がはちゃめちゃになかった気がする。
二人まとめてそろそろアメトークの踊れない芸人出て欲しい。
斎藤工をこのままなんでも出来る人として放っておいてはいけない。
そして相変わらず賀来賢人は何でも出来て最高。さすが奈々の旦那。完璧。
あれはオリジナルキャラなんだね?「ヲタクの役をやってください!」って言われたら多分何の指示も出さなくても彼ならあれくらい出来ると思う。
歌えるし踊れるしもう日本が誇るハンサム。

 

原作未読なので原作で主役二人がどのタイミングで付き合い始めるのか知らないけど、映画だと開始5分で何の苦労もなく付き合い始めててすごい私怨だけどそれに腹が立った。
ヲタクなんだから異性と付き合うのもっと苦労しろと思った。
何がヲタクに恋は難しいだと。簡単じゃねーかと。
タイトルからして付き合うまでのプロセスとかがわかんなくて好き同士なのに付き合えないみたいな話だと勝手に思ってたから中身ヲタクなのにこんなにかっこいい男と秒で付き合えるとか何も難しくない展開に一人で落胆してた。
ヲタクはひと昔前よりも数百倍数千倍人権を与えられたと思うし、昔よりカミングアウトしやすい世の中になったと思うし、人間として普通であればヲタクって名乗るだけで「うわ、ヲタクきめぇ‥‥」って言われる事はなくなった(と思う)。
でもやっぱりそれと恋愛は別で、ヲタクだからモテないのではなく、ヲタクと言うマインドが故に異性と付き合う事に色んな障壁が伴うと言う状況は時代が変わっても同じだと思う。
だって推しより好きになれる人が見つかるとか無理すぎない?
推しより好きな人に出会ったらヲタク辞めるとか言う人いるけどそんなん無理だからね。
そんな事してヲタク辞められた人いたら教えて欲しいわ。

 

レビューってよりなぜこの映画はこんなに叩かれてしまうのか?みたいな話になってしまったけど、映画としては2.5くらいかな?
(今Filmarks観たら記録付けてる中で一番低いのは2015年の玉森主演のレインツリーの木で2.2だった)
人に観ようかと思ってるんだけどどう?って聞かれたら他の観た方がいいよって言いたいけどその人がヲタクだったらどう思うか見解を聞かせて欲しい。

わたしは世の中のヲタクの反応を見て、ヲタクっていつの時代も被害妄想が半端なくて自意識過剰だなとこの映画を観て感じた。
世の中はあなたたちが思っている程あなたたちをもう特別な人間だとは思ってないよ。

そして君はスターになった

※以前書いた事のある話との重複も多いただの痛い元JKの思い出話です。

 

わたしは王様のブランチの買い物の達人が大好きです。
物件リサーチも好きだけど。
そんな買い達のゲストが宮野真守さんだった。
降りた人がいつまでも古参ぶってるの嫌いなんだけど、最近ますます彼のメディア露出が多くて、結局出てると観てしまう。
声優なのに風邪薬のCMに映像つきで出ちゃうって何事?いい声で「ピンポーン♪」とか言ってんじゃねえ。
声優界のプリンスってちやほやされてる姿を見るととってもくすぐったいと言うか、どうしても毎回昔の痛々しい自分の事を思い出してなんとも言えない恥ずかしい気持ちになる。

わたしはかつて宮野真守のヲタクでした。
知ってますか?宮野真守って人。
十数年前はヲタクにこの名前を出したって、まだ誰それって言われる事の方が多かった。ホスト部の環とかデスノの月やってた人って言ってやっとあぁあの人かってなるくらいだったんだよ。

わたしはヲタクだけどアニメには全く興味がない。
同時に、声優にも1ミリも興味がない。
わたしは声優宮野真守のヲタクになった事は一瞬もなくて、わたしが好きだった宮野真守の職業はいつだって若手俳優だ。

 

わたしは『原作で好きなキャラを舞台で演じた俳優を好きになる』と言う現象が今まで本当になかった。
と言うか舞台化されるような漫画やゲームの原作を元々好きだった経験があまりないのだけど。
どちらかと言うと、好きな俳優がその役をやる事が決まって、原作読んで(観て)そのキャラ推しになるって事の方が多かったかな。
そんな中、唯一原作起点で好きになった俳優が宮野さんだった。
ミュヲタですら「マモが昔テニスに出てたのは聞いた事あるけど何役だっけ?」レベルの記憶かもしれないけど、彼は不動峰の石田鉄役だったのです。
熱狂的なヲタクな訳じゃなかったけど、青学でどストライクなキャラがいない中で不動峰が登場した時のときめきは覚えてる。
今もなお、2.5次元のキャラビジュ発表の時の「わたしの好きな◯◯くんはこんなキャラじゃない」って言う原作厨の嘆きはよく聞くけど、わたしもはじめに真守を見た時は細いしイケメンじゃないし全然穏やかキャラじゃないし、こんなの全然鉄じゃない!ってめちゃくちゃ文句を言った記憶がある。
けどよくある本人の人柄を見て中の人を好きになっちゃう現象ですよ。
今も大好きなんだけど当時から大好きだったんですよねーお調子者でいつも皆の輪の中心にいるタイプが。
それでバカだと尚いいんだけど真守はバカではなかったね。
もう普通にりあこでした。
頑張ればいつか付き合えると思っていた愚かなJK。

テニスの公演は勿論、しゅんりーとのユニットでやってる舞台ですら全通なんて出来なかった。
当時そんなにヲタクもいなかったし、やっぱりテニスの初代のヲタクの中ではさすがのわたしも若い方で。
20代のお姉様方も現代のヘアメ!!!みたいな強目のヲタクは存在せず、正直同人誌即売会に行くんですかって人もまだ多かった時代なので、わたしの顔面レベルは置いといても制服ってだけで若い子!ってキャストも割と甘やかしてくれたし、大した貢ぎもせずに通いもせず、そこそこに楽しい厨ライフを過ごせる時代だった。
合同で花出したり誕生日にメッセージ企画とかする◯◯軍団みたいな人たちもいたはいたけど孤独なファイターでも十分拮抗出来るくらいなヲタクの数しかいなかったしね。
いくら高校生と言えどもさすがにもうちょい頑張れよって思うけど5,000円以下のTシャツとかしかあげられなくてもいつも着てくれてたし、すぐに顔と名前覚えてくれたし、子役時代から彼についてたお世話係のおばあちゃんみたいなマネージャーも孫のようにわたしを可愛がってくれた。
遠征先のホテルが同じでマネージャーから「真守も今日ここに泊まってるのよ」って言ってくるとか正気の沙汰じゃない。
今の彼の握手会のスタンスはわかんないけど、きちんと前回書いた手紙の内容を受けて向こうから話を広げてくれる彼に本当に本当に夢中だった。

当時役者として出ていた作品は全部観に行ってたけど2006年のホスト部デスノで声優として少し知名度があがって、2007年のガンダム00でもう完全にこの人の職業は「声優」になってしまったんだなぁと感じた。
未だにインタビューでは「僕は歌手ですーとか役者ですーとか声優ですーとかそういう概念はないです」って言ってるし、今でこそ舞台も沢山出てるからわたしもあの人は声優なんだって感じるのはわたしのフィルターでしかないのだけど、その時はもう思考が偏りすぎて「役者の仕事より声優の仕事を選んだんだな」って裏切られた気持ちでいっぱいだった。
なんて自分勝手なの。

当時声優を務めていたアイシールド21のイベントを、彼は当日風邪と言う事でドタキャンした。
折角その為にバイトのシフト調整して可愛いお洋服買ってメイクもばちばちに頑張ったのに当日の欠席、落ち込んだけど体調悪いし仕方がないと思った。
仕方なく真守不在のイベントに参加する中、真守がよく行くコンビニでバイトしているヲタク仲間から(よくない事ですが)「さっきマモ女の人とうちの店来たよ」って連絡が入って。
りあこ真っ最中のわたしはイベントを仮病で休んで女とコンビニで買い物してるなんて最低な男だ!!!とヒステリックに激怒してしまった事を覚えている。
でも恐らくこの時の女性が今の彼の奥さんで、別に仮病で女と出かけていた訳ではなく、具合が悪くて近所のコンビニで彼女と体調悪くても食べれるものでも選んでいたんだと思う。
冷静に考えればどうやったってわかる事だったけど、そんな事判断出来るような正気の脳みそは持っていなかった。

はじめは声優仕事のイベントも行ってたんだけど声をあててるアニメも全く興味なかったし観てなかったし、惰性で通うのも違う気がしてきて。
かつ母親が病気になって一時期追っかけとか出来る状況じゃなくなった時期があって、2007年の鋼鉄三国志のCD発売イベントで「就職するまでもう会いに来ません」って最後の握手をしました。
彼には「就職決まったら報告しに来て!!ちゃんと親孝行するんだよ!!!」って握った手をぶんぶん振り回して言われた事を今でも鮮明に覚えています。

そしてその翌年の12月1日。わたしはまだ学生だったその年。
多分一生忘れない2008年12月1日、彼は5年付き合っていた一般女性との結婚を発表しました。
声優としても人気が出始めた頃だったし普通に考えたら絶対公表しない方が人気に影響出なかったと思うけど「ファンを思って」と公表しちゃうところがどこまでも素直で、鈍感で、彼らしいなぁと思います。今思えばね。
しかも出来婚ですよ。そりゃもう、成人ほやほやのりあこ女子大生にはあまりにショックが大きすぎました。
ショックで泣きすぎてゲロ吐いて学校休んで二日間寝られませんでした。
今考えると面白すぎるだろ。
デスノでLが死んだ日に学校休んだのも未だに伝説として語り継がれる程笑えるけど。

 

世代が昭和おばさん丸出しだけどこの曲を聴いてひたすらに毎日泣いていました。

あなたの事ばかりを考えてしまうんだろう
始まってもいないのに恋と呼んでた

始まってもいないのにwww恋と呼んでたwwwまさにwwww
‥‥みたいな^^

 

その時にわたしをどん底から救ってくれたのが最後の推しである彼と、紛れもないミュージカルテニスの王子様だったので、結局このどうしようもないりあこの病み気()は自然治癒に向かった訳ですが、
結局就職したら報告しにくる!って勝手に現場に行かなくなる

出来婚公表される

ショックで再起不能になる

就職してりあこ病もおさまった頃には気づけば会いに行けない大人気声優になっていた

と言う事で、2007年の鋼鉄三国志のイベント以降、彼とは一度も会えていません。
ドリライのゲスト会を観に行ったり生での彼の姿を「見た」事は何回かあるんですが、13年間彼とは会話が出来ていません。
わたしはとっくに学生じゃなくなり、とっくに就職しましたが未だに就職した報告は出来ていません。

ヲタクが数十人しかいなかった時代に結構熱心に追ってたのと、わたしの本名が割と珍しくて毎回結構いじられてたので名乗ったらあの時のクソガキかってわかってくれるのでは?と言う友人と、これだけヲタク増えたんだからさすがに覚えている訳ないと言う友人、勝手に賭けの対象にされています。
わたしも10年越えたらさすがに認知は切れてると思うんですが、やっぱり今もどこかで直接大人になった事を伝える機会がないものかと思っているのです。

声優畑の事は全くわからないですが、接触イベが狭き門なのもわかっています。
でももし奇跡的に彼と直接喋る機会に恵まれたらら、三十路過ぎのどこの誰だかわからない女として「無事に就職しました」と報告して「???」ってなられたいです。

と言うただの元りあこの思い出話でした。

marshmallow-qa.com

映画鑑賞2019

 ※完成したので最新記事にしました※

1.春待つ僕ら

特に想像以上でも以下でもなく。
キャスト陣が全員大好きなメンバーだったので標準以上には楽しめましたがこれが違うキャストだったらもうちょっと低い評価してたと思う。
そろそろ「意図せず複数のイケメンから好かれてしまって本人はいい子なのに女子たちからなぜか嫌われてしまう女子役を演じる土屋太鳳」の物まねが出来そう。
太鳳ちゃんは大好きなんだけどこの手の役飽きたな。
そして我々全員の孫、小関が男を出す役をやる事に相変わらず慣れない。
君はいつまでも公園でトンネル掘って遊んでいておくれ。
北村匠海の湿度の高いお芝居がとても好きだな。とびっきり明るい役とかも見てみたい気もするけど。

2.チワワちゃん

お洒落映画。
もうちょっとしっくりくるかなと思ったけどこの系統特有の揺れるようなカメラワークに酔ってしまった。精神状態が万全状態の時のが楽しめたなと言う感じ。
門脇麦ちゃん目当てで見たけどやっぱりよかった。
あの子は俗に言う「こっち側」の人間をやる事に長けていて、今回の作品のメインになっているウェイ系?パリピ?(と言う言葉ももう令和になっては死語かな…)のライフスタイルに馴染みたいのに馴染めない、感じがとても上手だなと思った。
お洒落映画特有のワンカットが長いカメラワーク、画面も揺れすぎて酔った。
はたから見て可哀想な不毛な恋愛はしてきたけど、人生においてパリピだった時代が1秒もないからあの世界観に没入する事が出来なかったのが残念。
どこまでもわたしはこの映画に対して第三者だったなって言う印象。

3.十二人の死にたい子どもたち

サスペンスめっちゃ苦手だけど、それを加味してもキャストが豪華すぎて観なければと言う気分になって観た。
サスペンスだと思って観るとあまりの軽さに拍子抜けする。
わたしにはちょうど良かったけど。
十二人ほとんどが今トップクラスの有名若手俳優・女優ばっかりだったから、皆お芝居上手くて白けなかったのは良かったけど俳優女優個人の先入観とかノイズが入りすぎて没入出来なかった感はある。
しかし皆、ただ人気があるだけで集められたんじゃなくてお芝居きちんと出来るからすごいよなぁ。誰目線って感じだけど。
昨今の若い子たちは顔がいいだけじゃ生き残っていけないんだな。吉沢亮以外。
堤監督の作品って一見暗いけど最後小さい隙間から希望がちょっとだけ見える結末になっているのが好き。

4.翔んで埼玉

実写が決まった時、「こんなん誰が観るのww」とか思ってごめん。わたしも観た。
これを真剣にレビューするのも笑える感じなんだけど、
かなり面白かったです。
ただ、埼玉とか東京の細かい地名までわかってこそ面白いポイントが沢山あって、埼玉が東京都民からバカにされてる、くらいの知識だとついていけない部分が多数。
地方の映画館でのリアクションがどんな感じになってるのか気になる。
与野は黙ってろ!!!で都内の映画館は爆笑って感じだろうけど。特に池袋あたりの。
埼玉の中のヒエラルキーとかまで把握してこそ爆笑出来ると言う感じ。
わたしは劇中で言うところの天下の23区民なのに東京都民として人権を与えられない日本屈指のスラム街・ADACHI区出身で、よく埼玉県足立区っていじられてたので東京勢ってより埼玉勢側の気持ちで映画を観てた。
これって応援上映とかなかったのかな?埼玉での応援上映とかめっちゃ面白そう。
深谷の人はネギ振って応援しよう。
バカな映画でもこれくらい大金を使って撮ると素敵な作品になるね。

5.フォルトゥナの瞳

題材にはあまり興味がなかったけど若手俳優女優を撮らせたらピカイチの三木監督と神木くん、架純のタッグが観たくて。
わたしにとっては神木くんも架純ちゃんももう孫のようなものだから二人が恋人役を演じているのはときめきよりも恥ずかしさが勝ってしまった。
なんか見ちゃいけないものな気がした。可愛かったけど。
二人の事を役者として見すぎているのであんまり感情移入出来なくて、終始「神木と架純がラブストーリーやってるなぁ」みたいな気持ちにしかならなかった。
周り誰も泣いてる人いなくても一人で号泣するくらいとにかく涙もろいはずなのに、周りでちょこちょこ鼻すすってる音聞こえる中でわたしは1㎜も泣けなかったな。
とにかく三木監督が撮る神木くんと架純ちゃんが美しいけど、先が読めてしまったしラストシーンとかなんか非現実的過ぎて(まぁ設定自体がファンタジーだけど)なんかゴジラでも始まるんか?と思った。
自分の寿命と引き換えに死神の目を手に入れる的な、若干デスノとかぶるね。
僕らの志尊がよかったです。志尊はあんなり甘い顔しながら悪い役も似合うから素敵。
D2時代、志尊の事好きじゃなかったんですが本格的に役者やるようになって大好きになりました。お芝居が好き。

5.美人が婚活してみたら

面白くないであろう事はある程度覚悟の上だったんだけど、主人公の相手役が中村倫也田中圭とか、観る以外の選択肢がなかった。不可抗力。
独身の婚活美人と、その親友の既婚者が対照的に描かれてるけどどっちも自分の方が上だと思っている癖に自分の方が可哀想とも思ってて、どっちの女もムカついて観ててイライラしてしまった。
自虐風の自慢(皆わたしの事ご飯に誘ってくれるけどどうせヤリ目なんだ><とか、皆わたしの事いいって言ってくれたけど結局それって若いからってだけでしょ><とか)しながら相談してくる癖にアドバイスすると「そういう事じゃないんだよね、何もわかってない」とか言って聞く耳持たずにクソ男と地獄に真っ逆さまなこじらせ女も、「ずっと結婚したいと思ってたけどしたらしたで地獄だよ?独身羨ましー」とか言ってくる女もどっちも大嫌いすぎて…。でも絶妙に周りにいる感じ。
この映画の見どころは田中圭の正常位と中村倫也がホテルでパンツをはいたり脱いだりはいたり脱いだしはいたりする所のみでした。残念。

6.愛がなんだ

どんどん上映館広がっててすごい。これこそこじらせ映画の決定版と言う感じ。
観る人選ぶし評価も分かれそうだけどわたしは今年観た作品の中では一番好きだった。まー7月にトイストーリーあるから2019年1位には絶対にならないけど(決めつけ)
なんと言うか、好きって言う表現が正解なのかわからないけど、涙が一滴も出ないのに悲しくなったし吐きそうになった。
ひと昔前のわたしが観てたら映画館で手首切ってたかもしれないな。
客観的に見たら主人公はバカみたいで滑稽すぎるのに、当事者は純愛としか思えないんだよなーーーわかるしかない。

「好きな人の好きな人になれない」訳じゃなくて「自分の事を好きじゃない人しか好きになれない」が正しいなと思う。
この人わたしの事ちっとも好きじゃないんだろうなって気づいちゃうとどんどん好きになってっちゃう感じね。
色んな登場人物が出てきて、恋愛観も全然違うけど、形が違えど全部が愛だったなって思う。

岸井ゆきのちゃんと深川麻衣ちゃんの並びは朝ドラ感あったけど抜群にバランス良かった。
あと多分この映画観たヲタクは全員仲原くんの事が好きだと思います。
若葉くんはヤンキー役やってるイメージが強いんだけど(マイボスマイヒーローかな)今回みたいなザ文化系の湿っぽい男子やるのも上手だなと思った。
そしてやっぱり昨今の俳優界でクズ男をやらせたら成田凌の右に出るものはいないなと感じた。あの見た目のクズが好きな人にはぞっくぞくするくらいの役です。

7.名探偵ピカチュウ

これだけ世の中が騒いでいてもコナンの方の名探偵には全く興味がないのでこっちの名探偵を観てきた。内容的には名探偵要素とは?!って感じだけど。
そこまでみっちりプレイした訳じゃないしめっちゃ思い入れがある訳でもないけど初代ポケモン世代。
男女問わず赤か緑どっちかをやった事がある人が大半の世代。

映画の趣味がびっくりするくらい全く合わない旦那さんと共通言語のように、感想を言い合えるポケモンってやっぱり偉大な存在だなぁと思った。
もし自分があの世界の住人だったらパートナーにどのポケモン選ぶ?やっぱりパートナーにするなら可愛さよりスペック重視じゃない?みたいなくだらないディスカッションをお酒飲みながらダラダラするのが楽しかった。

ストーリーは良くも悪くもストレートで、途中で結末が読めてしまったけど、制作スタッフもちょうどわたしたちと同じくらいの世代なのかな?ってくらい「ポケモンが人間と共にいきる世界」と言うところを最優先にして大切に作ってくれた感があってとっても愛が溢れてて素敵な作品だった。

いくつになってもミュウツーがイケメンすぎて。
タキシード仮面様の次にイケメンだわ。

8.劇場版コンフィデンスマンJP

待ってましたーーって感じ!
そこそこ流行ってたドラマの劇場版って不完全燃焼な事が多いんだけど今回は連ドラでの歴代お魚ちゃん大集合って感じで、ドラマ観てなくても楽しいだろうけどドラマ観てたらめっちゃ楽しめると思う。
古沢さん脚本のあの会話劇的なのめっちゃ好きなんだけど多分ちょっと演劇っぽいからかな。テンポが快くてとても良い。コンゲームとも合ってるし。
ドラマでの最後の巻き戻しトリックで慣れてたから途中までは多分こことここがグルでーっての気付いたんだけどわたしの予想より2つくらい先に行ってた結末でした。
とにかくね!!!春馬がかっこよいから観た方が良い。
詐欺師の春馬のイメージビデオだと思っても十分にお金払えるくらい春馬が良い。
詐欺だとわかってても普通についていくと思っちゃう。
お亮と健と神木の短所は100個くらい言えるのに春馬の短所は笑顔が素敵すぎて全員の事勘違いさせてしまう事くらいしか見つからない。
広末涼子とか竹内結子もめちゃくちゃ良かったし、端から端まで豪華キャストで素敵。
トリック知った後にもう一回観に行きたいくらい満たされました。

9.アラジン

洋画見ない人間日本代表だけどディズニー映画は結局話題になってると観ちゃう。
美女と野獣とかシンデレラも観たし。
そして若手俳優大好きマンのわたしがちゃんと字幕で観た奇跡の映画。
元々のストーリーも半分くらい忘れてたから映像キレイって言うのと懐かしいっていうのが共存してて不思議な気持ちになった。
アグラバーの街並みが本当にキレイだった。語彙力なし。
幼稚園のお遊戯会でなぜかアラジンをやった事があって、なぜかわたしはランプの妖精の役だったんですよ。
どの原案を使ったのか知らないんですがわたしが演じたランプの妖精は女子で、かつちょっとお色気キャラで、かつわたし以外にもう一人いました。どんな設定?
そのお遊戯会をやってからディズニーアニメを観たので自分が演じたキャラが水色の妖怪(おじさん)だった事にショックを受けた記憶があります。
ディズニーランドに行くと未だにヴィランズのショーとかめっちゃ怖くてびびるんですが実写のジャファー様マジトラウマレベルで怖かった。。
外国人俳優全く興味ないけどメナマスードはゴリラみがあってちょっとときめいた。
そしてウィル・スミスは相変わらず宮野真守のにおいがしすぎ。

10.ホットギミック ガールミーツボーイ

たまに世の中の評価と自分の感想が正反対な事があって、この作品はまさに世の中から割と評価されてたけどわたしは全くハマらなかったです。
わたしは観た時のメンタルの具合とかによって受け取る感情がかなり変わってきてしまうので違うタイミングで観たらもっと楽しめたかもしれないけど、なんか湿っぽくてめんどくさいな、と思ってしまった。
同じ監督の溺れるナイフも主演二人はめっちゃ良かったけど作品自体はちょっとしんどいなと思ったので監督と合わないのかも。
メインどころが皆お芝居あんまり上手くなのに台詞は割とエモーショナルなものが多いから全てが小劇場の売れない劇団の芝居観てるみたいな気分になってしまった。
BGMとかカット割とかもお洒落狙いかもしれないけど終始ストーリーの邪魔だなとしか思えなくて残念。
原作は結構昔好きだった気がするんだけど(中学生の時に読んでちょっとえっちで刺激的だった記憶)。
清水尋也くんは最近好き。顔は全然はまらないけどなんか目がいっちゃう。
そして我らが間宮は言わずもがな。顔が良い。吉沢亮とまっけんの次に顔が良い。

11.トイストーリー4

2019年忙しくて全然映画観れなかったし観たかったけど諦めた作品沢山あるのにこれだけは4回観ました。
本当にどんな作品にも代えられない世界一大好きな作品と世界。
トイスト好きって言うと「あーディズニー好きなんだね」って言われるけどディズニーには全然興味ないしシーには人生で1度しか行った事ないしランドも10年行ってない。
「あーじゃーピクサー好きなんだねー」って言われてもシュガーラッシュとモンスターズインクくらいしか観た事ない。
トイストが好きなのだ。
3で死ぬほど泣いて、もう彼らに会えない悲しさから何を糧に生きていったらいいか絶望していたところに発表された4の製作。
3は公開初日が推しの初主演舞台の前楽とかぶってたんだけど、推しとの付き合いよりウッディ様との付き合いのが深く長いのでわたしは前楽を諦めて3を観に行った記憶があるよ。
そんで泣きすぎて目がばちばちに腫れた状態で大楽を観た。懐かしい。
1996年の公開から23年。
小学生だったわたしは立派な大人を通り越して三十路をゆうに越してしまいました。
それでもいつだってわたしの人生には彼らがいるので、実家を出た今でもなお、おもちゃたちは捨てられずにいるのです。
実家のわたしの部屋は平成で時が止まってて、山ほどのトイストグッズと歴代の仮面ライダーの変身アイテムみたいなのが死ぬほど転がってる。

一生ウッディが世界一好きな男。
推しにも夫にも絶対にこえられない壁。

ずっと賛否両論で、おもちゃとしての倫理観とか、3まで大切にしていたウッディの信念とか、色んな論点で24時間は余裕でディスカッション出来ると思う。
3で終わって欲しかったって声もすごく多いけどやっぱりわたしは4で再び彼らに会えるのほんっとに嬉しかったしフォーキー超かわいくてグッズ死ぬほど買っちゃったし、4での結末が彼の選んだ道ならわたしはいつまでも応援したいと思いました。
…ウッディが一番推しかぶり無理なんで宜しくね。

12.おっさんずラブ DEAD OR ALIVE

多分世の中のヲタクの皆さん程ハマってないけどドラマは普通に楽しく観ていたのでヲタクのたしなみとして観に行きました。
世の中の熱狂ぶりについていけなくて一定の距離を置いている作品。
あと公式が公式なのでなんか皆創作との区別がついていなくてこういう場で語るのは極めて危険なので触れないようにしている。
サウナのシーンは秀逸だった。応援上映で「寝癖がー」「やばみー」「虫歯がー」「つらみー」ってやりたかった。
なんとなく世の中の熱狂ぶりが平成に置いてかれてるような気がする。
intheskyは全然面白くなったけど、毎週毎週牧くん出せって皆うるせーなーと思っていました。

13.天気の子

これもなんとなく惰性で観てしまった。
君の名は。で泣けなかった人は人の心を持っていない」とかよく言われるけど涙腺よわよわ人種なので全く泣けなかったからそもそも新海誠が肌に合わないんだと思う。
それ言っちゃおしまいだし映画好きを語るなってタコ殴りにされそうだけど。
でも君の名は。よりはわたしは好きだったかも。
こっちの方が身近と言うか、君の名はスケールがでかすぎて置いてけぼりにされてる感が若干あり。。
やっぱり映像は本当にすごーーーいきれい。雨をめちゃくちゃ感じる。水?液体の表現が実写映像よりもきれいって何事。
なんか、わたし純愛が肌に合わないのかもって今更思った^^

14.アイネクライネナハトムジーク

はからずしてこれが2019年最後の作品になってしまった。(観たの10月頭だから最後約3カ月映画観てなかったんだ…こんなのここ10年で初めて…悲しみ)
全然観たいリストに入ってなかったけど前評判が良かったので観に行った記憶。
監督は愛がなんだの人で、原作が伊坂幸太郎で、とても相性が良かったかなと思った。
天気の子と比べる訳じゃないけどこっちは純愛ってより何年もうだうだくさくさしている男女の恋愛が紡いだ物語で、悪く言うと起承転結がはっきりある訳じゃないんだけどゆるくじんわりハッピーエンドになるのがとても好みだった。
相変わらず三浦春馬様爆あげおばさんで恐縮なんですが、春馬はあんなに完ぺきで顔も良いのにいかんせん芝居が上手いからうだつが上がらない中の中の下みたいな、1000円カットで髪切ってるみたいな、冴えない青年の役をやらせてもはちゃめちゃに似合うのが素晴らしい。
プロポーズして、明確な返事を得られなくて、「それって、、ダメって事だよね。。俺たちもう10年付き合ってるんだよ、、」とかウジウジ言って、彼女の多部ちゃんに「10年付き合ったら結婚するもの??」って詰められるのとかもうモサくて最高だった。
映画の主役の男女って、どちらかと言うと劇的な出逢いをしていて(映画なんだからそりゃそうだけど)この映画の二人は全く劇的じゃない平凡な出逢いをして、なんとなく10年付き合って、10年付き合ってるからって理由で結婚するの…?って少し距離置いてみたいな、そんなグズグズな感じに感情移入しすぎて泣いた。
ほんとーーーにオーガニックで運命的な出逢いを求めてる男女よ!!!!矢本悠馬の言葉を借りるなら「出逢いなんてどうだっていいんだよ!!!」
海でナンパされた男と結婚した女友達、酔っぱらった勢いで乱入したカラオケの隣の部屋にいた女子をお持ち帰りして結婚した男友達、皆幸せな家庭を作ってます。うん。

ちなみにこの映画、音楽監修が斉藤和義なんだけどそれも最高だった。

主題歌の「小さな夜」好きすぎて何度も何度も聴いてしまう。

先週彼女に言われた不意の一言」
「ねぇ、なんで私達一緒にいるんだっけ?」
小さな夜 数えきれないほど思い出せないほど 重ねてきた
小さな夜 劇的じゃないけれど 風は緩いけれど
それも「悪くない」のに

 それな~~すぎてとても良きでした。個人的に。


う~~~ん14本とかしょぼすぎて凹む。
今年は最低25本は観たい。
でも最近知能レベルの低下が半端ないので活字も読みたい。
バカなばばぁとか最悪だから今年はもうちょっとインプット頑張ります。

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ポンコツ女コンセットリスト2020

※※完全に自己満足です※※

と言う訳で、マジで忙しすぎて全然ブログ書けてなかった(舞台も観てなければイベントも行ってないし年末ハンサムなくてクソだし何なら映画すらほとんど観れてない2019)のですが、私事ながら無事に先週結婚式を終えました。
相変わらず仕事が毎日22時過ぎまで終わらず平日はほとんど準備に使えない中で途中でマジで死ぬかと思いましたが何とか間に合いました。
式を挙げると決めた時に、「わたしの決めた事を反対はしないけど手伝いもしない」と言う契を結んだので本当に99%準備はわたしのみで行いました。
恐らく彼は当日どんな演出があるのかすらほとんど把握していなかったと思います^^
でも約束通り、使用するアイテムや楽曲も、全てわたしの一存で決めたので、ずっとやりたかったセルフプロデュースのイベントが自身の結婚式と言う場で叶って、
女性としてと言うよりいちヲタクとしてやって良かったなと思いました。

と言う事で、誰も求めてないけどセットリスト書きます^^^^

■挙式

シャバダバ ドゥ〜

シャバダバ ドゥ〜

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 本当は曲の指定出来ないのですがフラワーシャワーの時だけ特別にと言う事で曲を変更してもらいました。
死ぬほど可愛くて、女の子として自己肯定感半端ないさゆみの歌うこの曲。
わたしとさゆみの生き方やキャラなんて1mmも掠ってないけどなんとなく背中を押される曲で、はちゃめちゃに女子~って感じの曲使いたかったので選曲。

■迎賓

The Great Escape

The Great Escape

ドンピシャ世代ではないんだけどすごい昔から大好きなので使いました。
JAMって男女関係こじれて解散したらしいので結婚式で使うのは演技悪いって言われているらしいですが。笑

そして入場前直前だけ

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こちらを。
リア友と同じくらい仲の良い昔からのヲタク仲間を呼んでいた卓があったのでそこだけ盛り上がったに違いない。満足。

■OPムービー

Another Day of Sun

Another Day of Sun

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自宅と式場をロケ地に使ったフルオーダームービーを撮ったのでこちらを使いました。
終了後や歓談で本当に沢山の人にどうやって撮ったの?誰がディレクションしたの?って褒めて貰えてとても良かった。
さすがにここには載せませんが友人は問い合わせいただければいつでも♡!

■入場

Soup

Soup

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本当に大好きな曲。
福山雅治作詞作曲だと思うとこれもアミュ曲だった。
さすがわたし、アミューズの犬。
喧嘩したり辛くなったりするけど手間がかかった分だけ美味しくなるって、人生をスープに例えてるのが食いしん坊であるわたしたち夫婦には本当にぴったりだなと、このドラマがやっていた頃(4年前くらいかな)からもし夫と結婚する事になったらこの曲を絶対使おうと思っていました。

■プロフィール紹介

向かいあわせ

向かいあわせ

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 aikoは好きな曲が多すぎてどこに何を使おうかとっても悩んだ。
でも彼女の曲は明るい曲調でさわやかに失恋や元カレの事を歌うので難しかった。笑


■乾杯

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これも超念願!
OPの「Yeeeeeeh!!!!」で乾杯するの最高すぎない?
多分ほとんどの参列客はジャニーズの曲かなんかかな?と思っている事だろう。

■お肉入刀
わたしたちはもういい歳なので自分たち自身も参列者も散々友人の結婚式に出てきていると思うのでもうケーキ入刀飽きただろうなと思ってミートカットにしました。

Power of Love

Power of Love

  • provided courtesy of iTunes

 セットリスト半年以上悩んだけど一番最初にこの曲は決まりました。
昔からaikoの曲は大好きだし死ぬほど沢山聞いてるけど全部の曲の中で一番これが好き。
正直な事を言うと、若手俳優の追っかけがライフワークだった頃、

あなたといるとね 初めて多くて
体の中からワクワク生まれるの
「きっと出来るよ!」って背中叩かれたら
超能力だって間違いなしね

と言う歌詞が俳優ヲタクとしてのわたしのテーマソングだったのでそこから大好きになった曲だったりします。

■新婦中座


Yum!Yum!ORANGE - 葛飾ラプソディー - ヤムヤム version
弟との中座だったので、生まれ育った街の曲を使いたくてYumYumOrangeがカバーしてるロックアレンジのこの曲を。
小さい頃から死ぬほど聞いた曲です。

■新郎中座

RECIPE (レシピ)

RECIPE (レシピ)

  • provided courtesy of iTunes

 なんでもいいって言うので夫婦で最近ドハマりしていたグランメゾン東京からこの曲を。
これも入場曲のsoup同様人生や恋愛を料理に例えた曲なのでお気に入りです。
散々式の前に「三ツ星ポーズやって退場するんだよ!」って指示したのに酔っぱらいすぎて忘れていたらしい。

プロフィールムービー
<新郎パート>

SOLID DREAM

SOLID DREAM

  • provided courtesy of iTunes

 唯一夫が選んだ曲。
地元の友達とよくカラオケで歌っていたらしい。

<新婦パート>

笑顔に会いたい

笑顔に会いたい

  • 濵田理恵
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 趣味全開だけど同世代の女で観ていなかった人はいないのでは。
ヲタクのテーブル以外でも大いに盛り上がってくれた模様。

<二人パート> 

あなたに恋をしてみました

あなたに恋をしてみました

  • chay
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

恋とはどんなものかしら - ポンコツ女の大行進

付き合い始めたくらいにやっていた大好きなドラマの主題歌。
死ぬほどテレビっ子のわたしに比べ夫はわたしと付き合うまで4年間くらいテレビのない暮らしをしていたくらいテレビに興味なく、4年ぶりにテレビを買って観た月9がこれだったので二人の中では割と印象的。
ドラマのロケ地も全部今住んでいるところの近所なのでなんとなく親近感もあります。

■ソルベパフォーマンス

tea time lover

tea time lover

  • provided courtesy of iTunes

あんまりこのブログで触れる事ないけどはちゃめちゃにハモネプが好きで、RAGはわたしの学生時代のアイドルで。
シングル曲じゃないからそんなにメジャーじゃないけどこの曲も前述の曲たち同様、恋愛を紅茶に例えているところが好きで使いました。

■お色直し再入場

恋とマシンガン

恋とマシンガン

  • provided courtesy of iTunes

 結婚式に使う曲か?って感じなんだけど渋谷系サウンドがめちゃくちゃ好きで、オザケンも好きなのでチャランポランタン(逃げ恥のOP歌ってる人)のカバーを使いました。
おしゃれ感あってドレスにも合ってて、特に参列してもらった先輩がたに「選曲天才かよ」ってめっちゃ褒められた。

■ビールサーブ
フォトラウンド?キャンドルサービス?も結構飽きたなと思って自分たちらしい何かないかなと思い、ビールサーバーを新郎に背負ってもらい球場のビールの売り子スタイルで各テーブルを回りました。
もうすでに皆泥酔だったけど。笑 

ファーストKISS

ファーストKISS

 

 大好きなあややの大好きなアルバムを流しました。
トロピカ~ル恋して~るとか季節錯誤にも程があるけど。
好きな曲すぎてラウンド中ずっと歌っていた。

■記念品贈呈 

Family Song

Family Song

  • provided courtesy of iTunes

 全部を通してこれが一番結婚式の定番かな?
カホコが家族ドラマとしてとても好きだったので。…全部テレビの影響を受けすぎてる感あるね。
ちなみにわたしは両親への手紙を読んで会場が涙で包まれる演出の価値を感じていない人間なのでお手紙は書いたけど読みませんでした。


■新郎&新郎父謝辞 

J-POPって素敵ね

J-POPって素敵ね

  • provided courtesy of iTunes

 これもまたマイナーなのですが、わたしが大好きな劇団「こちらスーパーうさぎ帝国」の一番好きな作品で使われているので選曲しました。
これからも前を向いて頑張っていこうと思える背中を押してもらえる曲です。

■エンドロール

ハルノヒ

ハルノヒ

  • provided courtesy of iTunes

 まさかのここにきてトレンド取り入れに来た。
でもこの曲はちゃめちゃに結婚式にぴったりの曲すぎません?大好きです。
大好きなクレヨンしんちゃんの主題歌と言うのもあるし、ひろしとみさえの事を歌った曲だから地元の「北千住」が出てくるのもいいし、

どんな未来がこちらを覗いてるかな?
君の強さと僕の弱さを分け合えばどんなすごい事が起きるかな?
ほらもうこんなにも幸せ
いつかはひとり いつかはふたり 大切を増やしていこう

って歌詞がくそくそ大好き。いつかはひとりいつかはふたりってしんちゃんとひまわりの事だからね?泣ける!

■退場 

月灯りふんわり落ちてくる夜

月灯りふんわり落ちてくる夜

 

これもクレヨンしんちゃんの曲。しんちゃん好きすぎ芸人。
この曲は1997年頃にEDで使われてて、しんちゃんとひまわりとみさえとシロが仕事帰りのひろしを駅まで迎えに行く夜道の映像で、こんな家族になりたいなって子供ながらに思っていて、高校生くらいの頃に自分が結婚式するならどんな曲使いたいかなって考えた時から使おうと決めていた曲です。

■送賓

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これも楽曲発表された時から名曲だと思っていた曲。
俳優ヲタクのための曲だと思っているけどまぁ催しの最後と言えばアリスでしょ。
いつも酔っぱらって夫をぶったり暴言吐いたりしてくる新郎の悪友がいるんですが、エンドロールを観て彼が泣いていたらしく、仲間うちに撮られた泣いてる動画の後ろでアリスがかかっててなんかとても微笑ましい映像になっていた。笑

と言うか、来賓からのメッセージプレートで、義妹(夫の弟の嫁)から「誰推しですか?わたしは水田です」と言うまさかのカミングアウトがあって一番びびった。
まじかよ。
結婚前から会ってたので3年くらいの付き合いになるけど全く知らなかった。
この前家遊びに行った時も「今年ハンサム行かないんですか?」って聞かれた。
親族にアミュヲタいるの楽しすぎ。

 

ベスト! モーニング娘。 2

ベスト! モーニング娘。 2

 

 アリスの後はこれ。
あややと言い基本的に世代が皆様より古いと思いますが、このへんがわたしの青春の全てなのです。ええ。

長くなりすぎたので二次会の曲は並べるだけで!

■入場 

 ■乾杯

恋、弾けました。

恋、弾けました。

  • ゆず
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 ■シャンパンタワー

泡沫サタデーナイト!

泡沫サタデーナイト!

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 ■退場

ビンテージ

ビンテージ

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 ■歓談 

「PROPOSE」通常盤

「PROPOSE」通常盤

 

 
自己満足付き合ってくれてありがとうございました!
書きたいネタ溜まりまくっているので頻度上げたいです!
大イベントも終わり、子供が生まれるまでは(※予定はありません)ちょっと時間が出来ると思うので今年は色々な現場に顔出したいなと思っています。
今後とも宜しくお願いします。

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会える時が会う時だ

今年の春。ヲタク仲間が亡くなった。
まだ20代だった。
よく漫画家さんとかである発作とか脳卒中とかの昨日まで元気だったのに…ではなく、持病でもなく、一般的な病気で亡くなった。

普通に生まれて普通に生きて、普通に大人になって、なんも悪い事してないのに20代の女の子が、一緒に大好きなものたちにキャーキャー言ってた仲間が亡くなったのだ。
自分の事だと思って身近なヲタク友達で想像してみてください。
全くイメージわかなくないですか?
わたしもです。
事実なんだけど。
半年が経った今もわたしは一度も泣けてなくて、未だに感情が迷子になっている。

細かい事を書くと彼女の身元を特定されてしまう恐れがあるので書けない事もたくさんあるけど、わたしたちはこの数年間、ある程度の覚悟は出来ていたはずだ。
病が見つかった時にもわたしたちは報告を受けていたし、入院した事、再発した事、状態が良くない事、もしかしたらもう長くない事、彼女はわたしたちに逐一報告をしてくれていた。
きっとリアルな友達ではないヲタク仲間(ネット仲間)にそれを伝える事も勇気がいる事だったと思うけど、自分の状態が良くなくて余命宣告をされた事もわたしたちに伝えてくれた。
だからその後、わたしたちは会う機会を作る事が出来た。
現場なんて全然かぶらないし、きっとそれを言ってくれなければいつでも会えるし~~ってわたしは会う事を先延ばしにしていたと思う。
残された時間が限られている事を知っても、それでもわたしたちはどこがで、言うてもこんな元気でバチバチにヲタクしてる子が死ぬ訳ないよね〜って思っていた部分もあったんだろうな。

なんとなーく若手俳優界隈にいるって言うだけで推し同士が共演した事ないし、なんなら向こうの推しは今は職業が違うし、現場かぶる事もないし、住んでる所も遠かったから実際にあった回数はたかが知れている。
それでもこの10年、ついったーを覗けばいつだって彼女がいた。
お互い全くかぶった畑じゃなかったけどお互いが推しに嬉しい対応貰ったりしたら報告して、良かったねって喜べるような仲だった。
推しはかぶってなかったけど、最古参が故きゃいきゃいしている新規のヲタクの事に憎くてたまらないって感情でわたしたちは強く結ばれていたような気がする^^
新規から悪口言われるような事も多かったけど、彼が鳴かず飛ばずの時代から応援している彼女を知っているわたしたちは、常に1,000%彼女の味方だった。
傷のなめ合いではないけど、10年くらいの付き合いになる若手俳優ヲタ仲間の界隈は、今はすっかり死語になってしまった大切な「クラスタ()」だった。
俳優沼とか、そんな浅瀬ではないどこかでずっと繋がっていると思っていた。
学生だったメンバーは全員アラサーになってしまったけど、それでも顔を合わせれば一生昔の話して腹抱えて笑い合えるような関係が大好きだった。

30歳くらいだと親戚以外の身近な知人を亡くした経験がある人はあまりいないと思う。
でもわたしは、彼女を除いて既に3人友人を亡くしている。
持病があったとか、交通事故とか、そうじゃない。
昨日笑ってまたねって学校で別れた友人が、次の日登校してこなくて、担任が神妙な面持ちで、朝礼で、今朝亡くなりましたってクラス全員に報告するのだ。
ドラマでしか見た事ない光景。わたしは高校時代から何度か経験している。
マンガも借りっぱなし。ゲームも借りっぱなし。
小銭がなかったおとといのプリクラ代も半額返せてない、そんな友達が次の日もうこの世にいないんだよ。

死ぬと思ってなかった友達がある日突然死んでも、もう長くないですって事前に申告された友達が死んでも、結局信じられないのは同じだし、
別に事前に死を宣告されてたって、わたしたちが彼女に出来るのはいつも通り、遊んで、ヲタクの話に華を咲かせる事しかないんだよね。
「生きてるうちにまた会えるといいね」なんて無神経な事言える訳ないし。
事前に知ってても知らなくても衝撃は同じだし、信じられない具合も同じだし、泣けない具合も同じ。
リアルな友人がなくなった時は葬儀で実感する事になるんだけど、今回の彼女は急なのと遠方なので葬儀にも出席出来ず、未だにインスタもついったーも、最近更新ないな、あ、亡くなったんだ…って毎回思っちゃう。
今でもどっかで次々決まる推しの仕事に金ない~~~!!同厨消えて欲しい~~~ってわめている彼女がどこかにいるんじゃないかなって思っちゃう。

 

冗談で「死ね」とか「殺すよ?」とか聞くけど、高校の時初めて友達を亡くしてから、下町ヤンキー地域育ちのわたしですら、一切冗談でも口にしなくなりました。
どんなに偉い人が「人生は皆平等に出来ている」とか言っても、それも信じなくなりました。
病気に選ばれてしまった人は、不平等な命を受け入れないといけないと思う。
そして、身の回りの人、好きな人がそれに選ばれてしまっても、それはもう受け入れるしかないと思う。

ヲタク仲間であっても、それが推しであっても、きっと事細かに本人の変化に気付くのは無理だし、身内が病状とかを知っていてもわたしにそれが伝わるタイミングなんてきっとそんなに早くはないし、多分残りの時間が長くない事を知った状態で会う事なんて出来ないと思う。
彼らが突然の引退を発表する度に「会える時が会う時だから!後悔しないヲタク人生を!!!」って言ってるけど、本当にそれです。
今回は見送りかな~~なんかしょぼそうだし良席取れなそうだし次の舞台でいいかな~とか軽率に思ってても次があるとは限らないからね。
ヲタク仲間だって、本名とか年齢とか知らない状態で、最近見ないなぁとか思ってたらもしかしたら予期せぬ事が起こってたりするからね。
仲間も推しも、今会えるなら会ってください。

 

彼女が前から応援していた推しは、亡くなる前から徐々に売れっ子になっていってましたが、彼女が亡くなった後もどんどん人気が出てきて、当時は名前を言っても誰?状態だったのに今はその界隈では知らない人がいないくらいの人気者になりました。
新しい仕事が決まる度におい~~見てるか~~また仕事決まったぞ~~~ってRTしてます。きっと見てるからね!!

でもやっぱり、常駐していたあの子がTLに現れないのは、
いつまで経っても寂しいな。

■マシュマロ返信

放置に放置を重ねてしまいました。
マシュマロの存在も忘れていましたが、ありがたい事にいくつかいただいていたので返信させていただきます。
ありがとうございます。

ブログ放置しすぎて文章の書き方を忘れてしまったので↓を読んでみたんだけどそもそも最近面白い出来事自体がないのでテーマすら見つからいし、そもそもの人間性が全く面白くないわたしにはマネが出来なそうです。終了。

文芸オタクの私が教える バズる文章教室

文芸オタクの私が教える バズる文章教室

 

 

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これはわたしか~~??
わたしも26、27くらいまでは同じような感じでした。
多分これくださった方はきっともっとお若いんだと思いますが、わたしの依存体質な本質は今でも全く変わってないので本当によくわかります。
別にアドバイスが欲しくてわたしにこれを投げている訳じゃないと思うのでこうするといいですよって言うのは全然何もないんですけど、別に依存する事が悪い事だとは全く思わないし、依存の先にあるのは必ずしも虚しさだけではないなと大台に乗ると段々仙人のように思えてきます。
彼氏にしろタレントにしろ、生身の人間に依存すると見放された時に絶望してしまうので、結局達観した三十路女たちは再び二次元に戻るのです。
令和のこの時代に三十路女たちから「二次元はわたしを裏切らない」と言うパワーワードを再び聞く事になるなんて思ってなかった。
とりあえず、一般人に戻った人はヲタクとして出戻る事に罪悪感を抱いてしまうけど、自分の人生を豊かにする道しるべがそこにあるんだから、何も悪い事ではないなとおばさんとしては感じます。
ヲタクとして返り咲いた仲間たちは毎日楽しそうだもん。

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おおー友よー!
フォーゼもゴーカイもずっと特撮を観てきてる人たちにはあんまり評判良くない印象です。
わたしたち妙齢世代は皆電王に一瞬狂わされて(わたしはキャラと曲知ってる程度ですが)、その後しばらくは観てるんだけどオーズダブルくらいで離脱してみたいな人が多くて、そんな中突然TLを独占したのがルパパトでした。
ルパンのレッドは加藤諒じゃない方ですよね?
マベちゃんみがあるんですね…誰も教えてくれなかった。。
もう終わってしまった。。
戦隊って終わった後DVDで観るのってカロリーいりますよね、、時間が出来たら観てみたいです!

 

f:id:a2oo879k:20190915210231p:plain
ありがとうございます!
世間のニーズに応えられない記事が続くかもしれませんが
生ぬるい目で見ていてください。

f:id:a2oo879k:20190915210237p:plain
同意しかないですね。
なんか、妬みの相手って推しの相手の女じゃなくて最早推しそのものな気がしてきちゃうんですよね。
わたしがこんなに全てをかけてお前を応援してきたのにお前はのうのうと結婚しやがってって言う。
本当にただのヲタクの被害妄想なんですけど。
若い子の方が「結婚」に対するリスクヘッジは高まると思うので、わたしの同世代の仲間たちはどんどん推しが若年齢化してきます。
同世代を追ってたらほぼ確実に近々それはやってきますからね。
どんなに昇華しようとしても結構しんどいです。

f:id:a2oo879k:20190915210924p:plain
何度かくださってありがとうございます。
新しい趣味がどの方向か気になるんですが沢山出ると言う事はソシャゲの類ですかね…?
自然に新しい趣味が見つかるのはすごいいい事だと思いますが無理やり毒抜きしようとすると体調崩すので十分気を付けてください。
トリミングした後半の部分も含め、一番好きな事がどの方向に向かったとしてもストレスを感じない生活を送れる事を祈っています。無理しないでね。

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それめっちゃ皆に言われる~~~!!
めちゃくちゃ読みたいんですけど1,500円くらいかな?って思ったら想像以上に高くて絶望して一旦距離を置きました…。たけえ…。
でも歴代キャストのコメントに涙したいので絶対絶対そのうち読みます!!

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ありがとうございますー。
全然体重減らないし相変わらずほぼ毎日終電近くまで仕事が終わらないしお金は貯まらないし不安しかないのですが準備頑張ります!

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すみません…大阪公演がある事が頭になくて盛大にネタバレをしてしまいました…。
何目的で行くかによりますが、根本宗子の脚本目当てでなければエンターテイメントとしては楽しめるかなと思います。
ただ、もし大阪公演ご覧になるようであれば違う根本さんの作品も観て欲しいです!
カレッジ生時代もひときわ華がある子だったので卒業前から色んな事務所からオファー受けてたっぽいんですが寝坊して最終選考行けなかったとかあっけらかんとよく言ってたので若手俳優になったら炎上するタイプだなと思っていました。
まぁ多分駆け出しの舞台俳優を経験する前に人気者になったので大丈夫だと思いますが。笑
漢字間違えご指摘ありがとうございます!失礼しました修正しました!!



ネタの枯渇!!!

PARCO STAGE プレイハウス

■今までの根本宗子作品感想

月刊「根本宗子」9.5号/私の嫌いな女の名前、全部貴方に教えてあげる。 - ポンコツ女の大行進

月刊「根本宗子」第10号/もっと超越した所へ。 - ポンコツ女の大行進

月刊「根本宗子」第12号/忍者、女子高生(仮) - ポンコツ女の大行進

月刊「根本宗子」第13号/夢と希望の先 - ポンコツ女の大行進


根本宗子。
作風には賛否両論あるけどわたしは大好きな劇作家の一人だ。
同世代の女性としてあれだけのパワーを秘めた圧のある作品を10年ずっと送り続けていると言う事が本当にすごいと思っている。
(自分が好きすぎる所とかアイドルかなんかと勘違いしてるなって時期もあったけど一周周って今はそれも含めてザ人間って感じで好きです)

ここ最近、月刊根本宗子以外のプロデュース公演が増えてきて、主演がKAT-TUNの上田だったり中村倫也だったりまぁ見事にチケットが取れねぇ。
わたしはねもしゅーの作品が観たいだけなのにジャニーズのFCで先行なんてやられちゃもう歯が立たねえ。辛い。
今回は異様に余らせてる磯村のヲタクたちが沢山いたのですんなり譲ってもらえました。

たまたま行ける日が今日だったんだけど今日東京楽だったらしい。
以下ネタバレです。

※あんまり前向きなものではなくかつギャンパレのヲタクには向かない感想ですが闇雲に叩く意図はありません※

わたしが今まで観てきた(↑ブログに感想書いてる以外のものも含め10作くらいは観てます)ねもしゅー作品の中で一番面白くなかったです。
しばらく観れてなかったんだけど、こんなものだったっけ?感がすごい。
無理しなくてもいいのにな、って言う気持ちになった。
今回は初めてのねもしゅーだって人にこれがいつもの根本宗子だと思われるのもすごい悲しいし、多分磯村が連れてきた普段テレビしか観てないようなミーハーキッズたちに、舞台演劇ってこんなものかって思われるのも悲しい。
今回の作品は磯村を主演にする必要もギャンパレを出す必要性も全く感じないし、中身がないから磯村とギャンパレ出さずに無名のメンバーでやったらマジでどん滑りする中身のないお話だった。
今話題性のある磯村とパンチのある楽曲保有してるギャンパレだからこそ間が持ったようなもので、ホストと風俗嬢って言うねもしゅーがよく題材に使う設定ではあるものの、ストーリー運びはマジでいつもの二転三転するハラハラドキドキ感は全くなかった。

勿論普通のキラキラ舞台と比べたら根本さんの作品は独特だし、普通の人だと題材に選ばないようなアングラな世界を中心に展開しがちだし、セリフもかなりパンチのきいたものが多い。
今回もテレビのキラキライケメンさわやか磯村勇斗しか知らない人からしてみたら、あの磯村くんが!!!ホストの役で!!!!セックスが下手だと連呼している!!!!って興奮するかもしれない。(いや、わたしもした)。
でも今回はただセックスが下手なのがコンプレックスで客と寝ない、好きな人ともそういう雰囲気を作らないホストって言ういたってかわいらしい役で、人間としてのクズみとかは1mmもなかった。
根本さんの作り出す男キャラってそうじゃなくて、DVとかクスリとかそういうあからさまなやばい男じゃなくて、束縛やばすぎて家に彼女軟禁したり、夢追い求めて30越えてもニートしてたり、10年付き合ってる彼女いるのに他の女孕ませたり、彼女の留守中に乱交したり、妊婦の頭から水ぶっかけたり、そういうマジでドン引きするような男のオンパレードなところが魅力的(と言うのもどうかと思うけど)だと思ってる。
磯村がホスト役で出るって聞いて、どんなぞわぞわした男を演じてくれるんだろうってワクワクしてたのにただのビビりのホストかよ可愛いなこの野郎で終わった。拍子抜け。

キャラにパンチ全然ない。鳥越も結構性格いっちゃってるホストの役やってたけど普段はあんなものじゃないし、あーいう見るからにクズな男じゃなくて、冷静に思い返してみるとやばいんじゃない?みたいな隠れサイコパスみたいな登場人物に期待してたのに。

ストーリーも、ギャンパレ全員出しておいて一人一人の生い立ちって言うかどういう生き方をしてきてなんでプレイハウスで働き始めたかがわからないし、結局男に依存気味な女が何人かいたなってくらいの印象しか残らないし、あれだけ個性強いのにキャラ立ちさせてないから全然印象に残らなかった。
鳥越もただやべえやつだし栗原類も自主性のないただのふらふらした男だし、人間みある役が全然いなくて、いつもの最後は救いようがあってこれから頑張って生きていけよって背中を押したくなってしまうような役が全然なかった。
唯一ミキちゃんの心の声をやってた猫背椿さんだけはねもしゅー作品ぽい立ち位置だったなって思う。笑い取ってたのも9割あの人だし。

ミキは小さな頃から隠し事が癖。
幼稚園の頃から思っていることを周りの子みたいに正直に口に出来なかった。
そんな彼女が20歳を過ぎ、東京に出てきて出会った街は新宿、歌舞伎町。
時が経ち、引っ込み思案だった彼女がついた職業は歌舞伎町の風俗嬢だった。
幼少期からとにかくモテて、人からちやほやされることしか経験せず育った聖也。
ビジュアル系バンドの追っかけをしていた母の影響で、小学生の頃からホストのような出で立ちだった彼は、時を経て歌舞伎町一のホスト、一ノ瀬聖夜となっていた。
全く真逆だった二人の人生が運命に導かれ歌舞伎町で交差する時、ミキは人生最大の嘘をつくことになる。
ホスト、ドラック漬けのジャンキー、ホテルの掃除婦、サラリーマン、そして風俗嬢。彼らがここでしか生きられない理由とは。

え、作品の中で触れられてないエピソードいっぱいあるんですけど?
聖夜がホストになったきっかけとかナンバーワンになった経緯とか全然何も触れられてなかったんですけど。
そしてミキの人生最大の嘘って何を指してる?
事前に書かれたあらすじと本番の中身が違う舞台って本当に嫌だ。
途中でいろんな事情があって変わってしまったんだなって思うとすごい冷める。

 

なんか、業界の偉い人が期待している「旬の俳優にちょっとパンチのきいた台詞を言わせる」と言うミッションを守りつつストーリーは万人受けするように置きに来てる感がわたしはすごいがっかりだったし寂しくなった。
エッジのきいた内容でごく限られた一部にしか響かない作風よりも集客出来る方にこうやって段々作風変えていってしまうんだなって。
大きくなる為には、これで食っていく為には仕方ないんだろうけど。
ねもしゅーを責めるのもやっぱり何か違うけど。それでも、「いつものお前はこうじゃねえだろう!!!!」って叫びたくなってしまうような物足りなさを感じた。

そしてギャンパレの皆様。
ヲタクの人たちには悪いんだけどわたしはBiSとかでんぱ組とか、王道のアイドルと違った事をしてポジションを確立している人たちを「アイドル」として見れないと言うか、ハロプロみたいな、偉い人に敷かれた線路の上をしっかり歩いている、顔が可愛い人たちが好きなので、あんまり好きにはなれなかった。
個人的にはあまり顔が好みではないのと、ミスiDみたいな寒い名前もわたしは結構無理なのと、歌を歌ってる時のパワーとか圧はすごいなと思うけどダンスも歌も舞台を観る限りでは特別ずば抜けてすごいなって思う事はなかった。
アイドルが舞台に出る場合、お芝居が出来ないのは本職じゃないから仕方ないと思ってるけどせめて歌唱シーンでは感動させてほしいなと個人的には思っていて、でもギャンパレの歌唱シーンは想像の範疇を越えてはくれなかったなと言う印象。
MV観ても曲によって顔違うし、舞台と宣材も顔違うし、誰が誰だかあんまりわかってないんだけどナルハワールドとか言う合法ロリみたいな子は可愛かった。
あと在りし日の辻加護みたいな子たちも可愛かった。ばばぁはロリが好き。
声量はすごいなと思ったけど、あの人たちって歌上手いんですかね?
声がでかいだけだな、、と思ったら圧倒的な歌唱力と言う事に世の中の評価はなっているらしいのでわたしが変だという事で大丈夫です。

磯村が演じたキャラの中では最近は

御曹司ボーイズの陸様最高に大好きなので今回のキャラはちょっとだけそれに近いものがあってときめきました。
が、先ほど言った通り、折角今のりにのっている磯村勇斗様を使うんだからもっとはちゃめちゃにクソクソ男をやらせてほしかった。
今回の役はただ勇斗ガールズが磯村に惚れ直して終わるじゃん?それでいいのか?
役がひどすぎてこれから先も彼のヲタクを続けていいものか悩んでしまうようなクソ男を演じてくれる事を期待してたのでがっかりよ。
だがしかし彼自身は最高だね。存在全てが可愛い。

彼は2012年、当時ワタナベの養成所の学生で、推しが出ていた舞台でお手伝い兼アンサンブルをしていたのです。
今や当時の推しの100万倍有名になってしまいましたが、通っていたわたしは馴れ馴れしくスタッフの学生たちに声かけていたので本当によく覚えてます。
気付いたらすごい俳優になっていてびっくりした。当時の写真は大切に取っておきます。
DVD出てるので(アンサンブルだけど役もあるので)もし興味がある方がいたらお声がけください。

 

ちらっと書くつもりが結局長くなってしまった。
根本さんの気軽に観れる作品としては別冊根本宗子の「バー公演じゃないです」と言う75分で終わる女子4人だけの作品がとっても好き。
ディズニーランド好きな人に是非観て欲しい。
ねもしゅーはDVDに全然ならないのが本当に残念。情報量が多いので一回観ただけじゃ全てを咀嚼しきれないんだよなぁ。

 

今回栗原類くんが出ているので長井短ちゃんに会いたくなったよ。
やっぱり彼女は最高だね。